
ども、しゃしゃ。
久しぶりに痛快かつ恐ろしい本に出合った。
ジェイソン・モーガン麗澤大学教授が書いた本、
アメリカン・バカデミズム 「反日」の本丸アメリカを撃て!に、
「さすがにこれはないだろ……ってかまじかよ」
大変な衝撃を受けたよ。
日本の何百倍もひどいアメリカの潔癖思想
著者のジェイソン・モーガン教授は麗澤大学で歴史を教えている。
ジェイソン教授は冒頭からぶっ飛んでいる。
アメリカはピューリタンという超潔癖思想を強く持ちすぎる人がいる。
アメリカ人とアメリカの知的エリートにおいて大きな違いは、
知的エリートが「超潔癖」な思想を持ちすぎるあまり……
現実には正義、悪と言った灰色の部分を一切認めず、
簡単に「はいこれ正義、はいこれ悪」と決めつける。
自分の考えを決して改めないどころか別な考えも持たず、
ただ自分の考えこそ清純であり、武力を持ってでも回りに押し付ける。
ジェイソン教授いわく、リベラルと呼ばれる人たちの大半が、
超潔癖清潔な思想を持っており、例外を許さないうえに、
彼らはすべて「頭の中」で世界を作って強引に押し付ける。
うちがフォローしているツイッターでも一部の人は、
ジェイソン博士の本にも似た記述があり納得した。
昔ある大学入試の現代文で「清潔願望」というキーワードで、
現代を切り込む問題が出てきたのだが……
清潔願望という「何でもかんでもきれいにしなければならない」
思想を持ちすぎるあまり、異物とみなすモノすべてを排除する。
結果、人の始末に行きつくのではないか。
だから汚い部分も残す必要があると筆者は述べていた。
バカデミズムを読んで、ふと清潔願望を思い出したよ。
モーガン教授の紹介から
ニコニコ大百科にモーガン教授の名前があった。
モーガン教授は1977年に南部で生まれた。
アメリカの大学にて歴史を教える教授の大半が反日主義者だった。
はじめはモーガン教授もリベラル思想だったが、
モニカルインスキーとビルクリントンの不倫によって、
リベラル思考に疑いを抱き、日本へ留学した。
留学先の日本で日本の歴史や日本人らとの出会いにより、
様々な資料や体験を批判していくうち、アメリカの教え方に違和感を抱いた。
帰国後歴史学者になった際、アメリカ歴史学会が異常と分かった。
モーガン教授の本にもきちんと書いてある内容として、
米国歴史学会は反日だけでなく反米でもあった。
米国にとって好ましくない弱体化政策には大喜びである一方、
日本の原爆にはもろ手を上げて喜ぶばかりか、
チャイナの独裁者である毛沢東に強いあこがれを抱いている。
米学会で異論を唱えたら学会はもちろん大学での仕事も無理な状態であり、
反論させないしできないという、村八分な状態だった。
日本と似ているね、こういう部分。
アメリカのニューディール政策にあるワナ

ニコニコ辞典後半に乗っていた記述として、
モーガン教授の祖父はルーズベルトを売国奴と怒っていた。
世界恐慌withお10年以上も続けた狙いとして、
ルーズベルトはアメリカをコミンテルン(ソ連共産主義化計画を狙う連中)
が願う社会に変えようとしていた。
ルーズベルトが民主党の大統領でありコミンテルン(ソ連)が背後にいて、
大東亜戦争後はアメリカでアカ狩りが始まった。
江崎道朗さんの本にもルーズベルトの正体について書いてある。
ニューディール政策はケインズの経済回復理論に基づき、
国家自らが仕事を作りまくって社会主義的な事業に乗り出した。
なお米景気が本格的に回復した時期が第二次大戦への参戦表明だという。
また共和党の反対を押し切ってソ連を国家へ認定した。
結果、コミンテルンが容易にアメリカへ入り工作活動を行えた。
アメリカではルーズベルト大統領は高い評価を得ているが、
ルーズベルトは日本を毛嫌いしており、私も大嫌いだ。
参照:5分でわかるニューディール政策!内容や結果、日本の関わりなどを簡単に解説
江崎さんの本はこちら。虎ノ門ニュースでも時々出演し、
米国の過去についていろいろ論じていたよ。
アマゾン:日本は誰と戦ったのか – コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ
楽天:日本は誰と戦ったのか[新書版] コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ (ワニブックスPLUS新書) [ 江崎道朗 ]
ゲイは話しが通じてもレズビアンは通じない
さてジェイソン教授はバカデミズムの中で、
ゲイは話が通じても、レズはすぐ感情かつ強圧で弾圧し、
議論すらさせず一方的な意見のみをぶつけると述べていた。
ゲイ(男)は話が通じてもレズ(女)は通じないというところが面白かった。
背後にある考えは「女だから」という考えで、
一歩的に「自分は弱い」と自分を否定しまくった結果だろうか?
反対に男だと話が通じる理由はジェイソン教授も男だからだろうか?
もし教授が女だったらどう変わっていたのだろう?
ほかにもフェミニズム団体やアンティファにも切り込んでいた。
どちらも「話が通じねえ(滝汗)」と述べていたよ。
今の時代に抵抗しているリベラル勢力
一応、私はジェイソン教授の定義する「リベラル勢力」と書いた。
私は自分が保守なのかリベラルなのか、右か左かといわれても全く分からぬ。
自分の思想は右だなと思いつつも時に左へと変わる。
思想なんて時代の状況によって臨機応変に変わっていくものだ。
時代の流れに沿って考え方を変える。
右も左も行き過ぎると流れに沿って変えるという切り替えが難しくなり、
「こうでなければならない」思考にはまり、自分を苦しめる。
誰が自分を苦しめるか? 世の中だ。
世の中に対して強引に自分の考えを押し付けるなら、
血を流すほどの戦いをもって変えていくしかない。
ただ時代は必ず一つの方向へ流れぬ。
どれだけ自分色に染めたところで例外及び穴は生まれる。
流れに沿って自分を変えていく方がはるかに簡単だし、
社会や環境を無理やり変えるよりも楽しい。
自分を変える行為は「今までの自分を否定する」行為にもなり、
過ちを認める=敗北を認める=自分はダメな人間と烙印を押すと、
脳は負の形へ次々と言葉を勝手に変換していく。
「敗北から生じる劣等感」という思い込みを受け入れたくないから、
暴力や弾圧を通してでも自説を強く述べるわけだ。
エリート層や学者にとって別の説は真実に負ける瞬間であり、
自分の権威が落ちるばかりか、最も受け入れがたい現実である。
受け入れがたい現実を受け入れないで自説をより強く述べるからこそ、
私が何も言わなくても現実が勝手に強く跳ね返り、彼にとって不都合な事実のみが残る。
私たちに問われる「別な考え」を受け入れる覚悟

バカデミズムを読んでいくと、
アメリカも日本も「自分の考えに基づいた善悪」のみに染まった世界に浸るのが最高であり、
別な考えを受け入れたくないし排除したいと考えている。
私たちはツイッターやフェイスブック、ノートにブログなど、
一人一人が個人メディアを通し発信できる。
媒体の中には学者の論文よりも信ぴょう性があり、
「学者連中よりもよっぽど物事を深くとらえているなあ」
私が舌を巻く情報を見つけるよ。
新しい考えを入れると利権にも大きな影響を与えるので、
人によっては大変避けたい事実だろう。
避けまくった結果が今の国作りにも大きく影響を与え、
点が線となり、世の中の構造にもつながっているね。
バカデミアに書いてある項目を読むと、
はじめは「信じられない、あのアメリカが……」思ってしまうが、
あっちにもいろんな奴がいて、日本としては危機感を抱くよ。
「アメリカにおけるゆがんだ思想を知り、
アメリカを多面的な視点で日本の在り方を考えたい」
思うならぜひ読んでみよう。
アメリカ市民を一つで見てはいけない!
多様な考えを持っている事実を改めて知ったよ。
