おはよう、しゃしゃ。
虎ノ門ニュースファミリー(コメンテーター)の、
ケント・ギルバードさんが書いた「日本人」シリーズがベストセラーらしい。
日本人シリーズは他にもある。
新書では重版がかかるほどの出来らしい。
内容を読むと、目新しいところはあまりない。
虎ノ門ニュースを見ているせいだろう。
考えを変えてみよう。
今の時代、日本は「どんな思想」を求められているのだろうか?
世界の当たり前と日本の常識
ケントさんは「アメリカ人の視点」から日本を見ている。
アメリカ人から見る日本の良いところ、直すべきところ……。
「日本は悪いことを今もしている。
だから相手には向かうなどせず、謝罪しながら話し合いをすべき」
戦後、悲観+自虐史観+劣勢状態で話し合いの論調が多かった。
今までは通じていたのだけど……民主党政権のおかげで、
「卑屈姿勢はおかしい、今も大損ばかりじゃないか」
日本の在り方に疑問と怒りを抱く人が増えた。
https://twitter.com/siraipp/status/900193060784553984 https://twitter.com/6EGDxF2uacTZNPa/status/899775054505889793
疑問と怒りを抱く人は何を求めるか。
「日本の罪だけでなく善は何か。世界はどう日本に圧力をかけたのか。
他に日本は何をしてきたのか、善悪その他含め、色々と知りたい」
日本のいろんな姿を求めるようになったんだ。
ケントさんは「いろんな姿」の一つである、
「アメリカ人の視点から見た、日本の別の姿」を描いている。
外国人でも「自虐史観・悲観に基づいた日本人」の視点から書くと、
「別な視点」でなく「日本人の視点」で見られてしまう。
今の私たちが求める視点は「ただ良い・悪い」ではない。
「こんなことをしたし、あんなこともあった。
周りから、必ずしも低い評価を受けているわけではない。
もっといろんな視点から日本を見ていこうよ、何かが見えるから」
日本の「ありとあらゆる姿」を求めているんだね。
脱線:ナチスと高須クリニック?
あのー、高須克弥先生、それはナチのプロパガンダ映画です。ナチは正しいと信じ込ませるための宣伝映画なんですよ。北朝鮮でもソ連でも、そういう映画あるんですよ……って今さら、なんで70歳の人に説明しなきゃならんのか。https://t.co/g5ifzKpnNv pic.twitter.com/iKgdU0WR8m
— 町山智浩 (@TomoMachi) August 22, 2017
先日から高須クリニックの高須委員長が、
ナチス関係で大きな話題を呼んでいるよ。
きっかけはしばき隊として活動する木野寿紀さんが、
8月17日のツイートで高須クリニックを、
「ナチスクリニック」書いて、高須さんの目に留まった。
今は民進党の有田議員が祭りに加わって面白い状態となっている。
きっかけ:【netgeek】しばき隊・木野寿紀の「ナチス!高須クリニック」発言
高須さんのブログ記事:ハイル ヒトラー
アドルフ・ヒトラーについて私は過去に記事を書いている。
ドイツではわずかだけど、ナチスに関する扱いを変えているそうだ。
(昔はナチスの話すら許されなかった。もちろん賞賛は犯罪行為)
「ナチスは悪」という認識だけで今までは良かった。
でも一つの視点だけでナチスを評価してよいのだろうか?
「ナチスが善とでもいうのか?」
そうじゃないからね。ナチスにもいろんな顔があったのではないか。
ナチスに限らず、日本の敗戦を含め、
「いろんな顔」に向き合う時代が日本で求められている。
戦争だって同じ。賛成/反対という二元論でなく、
「戦争にあるいろんな顔・立場」に向き合う時代だ。
日本では「漫画・小説」表現を通し、いろんな価値観がわかる。
(アニメはエンタメ要素が強く、善悪論に陥りやすい)
自信を取り戻す日本人
このくらいの知識ならアニメで普通に入って来る(´-ω-`) https://t.co/JWwlU4dJdy
— ヒゲノマダオ㌠ (@HigenoMadao) August 23, 2017
今までは「良い/悪い、賛成/反対」二元論で十分だったが、
「違った視点:多元論」を通し、日本を新たに見つめ直す。
反対に今でも「二元論」でしか計れないところは、
「求めていないから」時代から淘汰されつつあるよ。
特に「一元論(現実がどうであれ、これ以外は絶対に認めない)」は、
ますます不要の考えへと変わっていく。
誹謗中傷は無視するのが大人の対応で一番格好いいんだといつの間にか刷り込まれていたけど、誹謗中傷は絶対に許さん!全員相手してやるから逃げずにかかって来い!という高須院長のツイートは個人的に見ててめちゃくちゃ気持ちがいいです。
— たけし (@wywkh456) August 22, 2017
多元で見ていくと何が残るのか?
「自分はどんなところに価値があり、
新たな価値を創るには何を求められているのか?」
経済の基本「価値」に行き当たる。
自分をどう伸ばし、どう直し、どう生きるか。
自分を伸ばす行為が家族をはじめ、地域から国へと広がる。
すると自分の生き方に自分で自信を持つわけだ。
NHKのインパール作戦特集を観ましたが、さすが自虐史観でした。この作戦で一番大きな要因でもあるインド国民軍の存在は、一切触れていませんでした。 https://t.co/MbVovwf5ER
— sakuracherryblossom (@sakurablossom39) August 22, 2017
今までは自分の生き方ひとつですら、
自分に自信を持つ心構えすら許されなかった。
自虐史観や悲観に基づいた教育や周りの環境に負け、
「自分を見下す、価値を拒むのが当たり前」と思っていた。
でも世の中を生きると、自分はいろんな側面があるとわかる。
善いところばかりじゃない、悪いところだってあるし、
えげつない部分もあるし、卑怯な部分もあれば……
人を家族を物を愛し、嘆き、時には支えあい、
時には孤独となって、何かを学んでいく。
「自分からいろんな価値観を持ち、
改めて日本をはじめとする世の中を見直し、
今後は何を求めているか、みんなで一緒に考えていこう」
手段としてケントさんの考えがヒントにあると思うんだ。
(ケントさん以外もあるからね)
「絶対にこうでなければならない、これ以外の考えは認めない」
でもいいのだけど、別な考えを抱くと、発想も柔らかくなるよ。
おまけ:趣味にもいろんな視点を
インスタグラムでイラストを上げています。
人さまのイラストを描くと、自分以外の技術に気を遣います。
自分が描いているものと「違う何か」に気づく。
そのうえで新たに自分の技術を見直す。
イラストはうまい・下手だけで見ると、自分の絵は下手です。
「うまい/へた」だけで見ると、それ以外の考えが浮かばない。
別にイラストで食うわけでもないし、趣味程度ならいいかもしれない。
けれど本気を求めているなら、うまい/へたという評価は当てになりません。
言葉を増やすと「かわいい/みにくい/きれい/きたない……」色々あります。
さらに言葉を増やすと「下を見ている猫娘がかわいい」描写が細かくなります。
学ぶって「細かく観る」行為だと思う。しゃしゃは趣味を持っているだろうか。
おそらく趣味はうまい/下手だけで測る人は
「しゃしゃがやっている趣味に関心を抱いていない」思うのです。
どうでしょうか。
おまけ2:仮想通貨日記
今日、コインチェックからMonero仮想通貨を現金へ替えました。
(要はコインを売った)
リップル、5割も上がっている(午後1時)
Moneroをこれまで持っていたのですが、売った後、Zcashを買いました。
買うとき、利率が下がっていたのです。
みんなが購入してコイン価値が高いときほど、私は興味を抱きません。
下がって調子の悪いコインほど、応援したくなります。
儲けるだけで見たら、リップルを買っているのでしょうね。
仮想通貨の換金は「お遊び」程度で止めておきましょう。
おまけ3:憂鬱な朝が見せるもの
メルマガ記事、午後7時配信予定。
「憂鬱な朝」を迎えたら、どうすればいいのでしょう。
憂鬱な気持ちを抱いたとき、気持ちをそのままにしてはいけません。私は……お楽しみに。https://t.co/pSe6v6lG5u— 千賢光太郎 (@megabi0) August 23, 2017
メルマガ記事を更新しました。
憂鬱な朝を迎えた。例えば仕事で追い詰められている。
例えば「今後、どう暮らしていけばいいのだろう」と、悲観している。
私は自分に問いかけます。詳しい内容はメルマガにて。