フランスでテロ事件という名の戦争が発生しました。
日本ではテロリストを擁護してフランス政権のみならず、
安倍総理を批判する人が一定数います。

なぜテロリストを擁護するのでしょう?

 

遠い場所で起きる出来事

フランスで起きたテロ

考えられる理由として、自分の身近な場所で起きていないから。
テロを擁護するということを別の形で言い換えると、
地震が決して起きない国で「地震なんかたいしたことない」
と述べていることに等しい。

私たちは災害国日本に住んでいるから、地震の怖さは痛いほどわかります。
でも一度も地震の体験をしたことがない国からすると、
いくら写真で地震の恐怖を見せつけられても、
直接地震の怖さを体験したわけじゃないので、わからない。

だから考え方が変わるためには自分らが直接味わうしかない。
直接地震の怖さを実感する。地震の後に訪れる津波を目の前で味わう。

テレビで見るのと目の前で体験することは違います。
テレビは目と脳など五感に働きを促します。
しかし実体験は五感に加えて体も味わいます。

体が味わったことは脳に入り、感情を大きく刺激する。
結果、「地震なんか大したことない」と言えなくなるのです。

テロを擁護する仕組みもこれと同じで、
実際に自分がテロの被害者として味わっていない。
自分の知り合いがテロリストに始末されていない。
だから「他人」の目線で呑気なことが言える。

 

共感しちゃう優しさ

hasumi

※ はすみとしこさんがIS風刺の絵を描いたそうだ。
後ろの男がもたらす笑みは怖い。

日本人として持つ感性の一つに「共感」があります。
日本は漫画やアニメが多く出る文化です。

漫画の中にはテロリストを扱った内容もあります。
テロリストは非道な行為を行うのだけど、
たいていの漫画はテロリストにならざるを得なかった理由を描いている。

理由を読むと、いくら現実でむごいことをしたからといって、
彼らもそうならざるを得ない事情があるのだ。

同情しちゃうのですね。結果として

「確かに彼らのやったことは悪いけれど、
生き方やならざるを得なかった理由を考えると、彼らのやることは悪い事じゃない。
むしろフランスやイギリス、日本があくどいから、テロリストが絶えず発生するのだ」

と、考えてしまう。テロリストになる理由だって色々あります。
ならざるを得ない事情のほかに、金になるからなる人。
女など支配できるからなる人など、
予想できない考えでテロリストを仕事にする人が存在する。

ただ気づいていないだけなのです。

参照:
サンデーモーニングの報道がひどいw

欧州諸国を批判し、「イスラム国」の正当性をアピール

フランスのテロにかこつけて安倍首相を叩く人たち

 

冷酷になってもよい

日本人の良いところは同情することです。しかしそこに付け込む国が存在する。

それで日本は無駄なお金を流してきた。
毅然とした対応を取れば、お金の流れを止められる。

だから日本としてはもう少し冷酷な立場になってもよいと、
私は考えているのです。
なぜなら冷酷な立場は「素晴らしい言葉の裏に隠れた非道」
を防ぐことができるから。

情報社会になって最も危機感を抱く言葉は、
「聞いていて心地よいと感じる」ものです。

平和、受け入れ、支援……
しかし、これらは必ず奉仕する人が存在します。また、理不尽を味わう人もいる。

影の努力に支えられて、平和や受け入れ、みんな友達……
といった、素晴らしい言葉が存在するのです。

また、平和な言葉をつぶやくと反対する人があまりいない。
「何が平和だ、世の中は戦争だし今も日本は戦争中」
なんてことを言うと「馬鹿か、日本を戦地にしたいのか」

猛烈な反発を受け、炎上騒ぎになってしまう。
心地よい言葉って反論しにくいのです。
反対に見ると思考停止状態に陥りやすい。

世の中は状況によって、言動もすぐさまひっくり返る。
冷酷になると、状況がよく理解できるようになります。

 

フランスとシリアの歴史

シリアの場所

最後に長い結びとなりますが、フランスとシリアの確執を見ていきます。

情報を知る一つとして、まずは地理と歴史的背景をつかむこと。
歴史背景をつかみましょう。

まずヨーロッパ列強の侵略が行われるまで、
イラクから北アフリカまでの広大な地域は、オスマン帝国の支配下にあった。

イギリスが第一次世界大戦の中でとった三枚舌外交により、
アラブ人との約束をしながら、
一方で中東をフランス・ロシアと3分割する秘密協定を結んだ。

1920年、シリア・アラブ王国として独立に至る寸前で、
植民地派閥を繰り広げたフランスと争うことになった。
フランス軍はシリアを占領し(フランス委任統治領シリア)、

1970年代にアサド一家(現在は子)が独裁政権を取り、
アラブ民族主義の立場に立ちながら、
巧みな外交で中東の力のバランスをとっていたものの……

2011年に民主化を求めるアラブの春運動がシリアにも飛び火し、
民主派(反アサド)と独裁政権(アサド側)の対立が深まった。

そこに反アサド側を取るアメリカ・フランス・イギリス側と
アサド側に立つロシア・中国による代理戦争が絡む。
さらにISILが登場して混乱を極めている。

参照:
よくわかる中東問題

世界史の窓:シリアがよくわかる

フランスは、シリア化学兵器犯行説に固執

 

日本は巻き込まれている

日本はテロの脅威から逃れるために、今すぐ鎖国して世界と縁を切るべきだ。
という意見を述べる人がいます。

確かに江戸時代など交通や国際間で物事を決める時代でなかったら、
この考えもありなのですが……現実に無理。

日本はこれから巻き込まれるどころか、
オウム事件や5.15事件を通してすでに巻き込まれています。
ここを基本にしないと、不安ばかり増大するでしょう。

覚悟を持っておく。今後の生き方に関わってくる信念だと思っています。

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著者紹介

千賢 光太郎
千賢 光太郎

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、
「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。
月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。
加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。

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