自分の原稿を改めて見つめ直し、わかることはたくさんあります。
そのひとつが自分の知っている分野ってどこまで知っているのか。
実は意外と自分にとって得意な部分、
好きな部分ほど無知であるということです。
無知は罪とよくいいます。
それは知っていれば避けることができた。
あるいは忘れていなければ避けることができた。
知らない、忘れたからこそ合わなくてもいい被害にあってしまった。
という形で私は解釈をしております。
で、得意、好きな分野って何が基準でしょう。
それは思い込みです。少なくともこっちよりはあっちがいい。
ただ、それだけなのですが、それが一番強いです。
でも、思い込みで好きか嫌いかを決めているだけなので、
実はその分野についてどれだけ知っているか。
どれだけ好きなのか、詳しいのかと自問自答すると
ほとんど知らないことが明らかになります。

だから好きな分野はとりあえず専門の本を買って
改めて勉強してみると、色々と気づくでしょう。
私の場合も最初は勉強で物理や数学だったのですが
知らないことの方が多かったです。
得意、好きだといっている割に全く理解できていない。
結局好き嫌いは先入観なんだなあということに気付くことができました。
ちなみに作品でもこの展開は出していこうと思っています。
好きなこと、得意だと感じていることほど無知だったという事実。
でもそれが分かるのって下手をうつしかないんだろうなあ。
自分で気づくってのはよほど普段、自分を客観視していない限り
まず気づくことはありませんから。
でも普段から勉強していると、やり方にもよりますが、
無知に気付けたときほど感謝したほうがいいです。
無知ってのは知ること理解すること、
そして体で覚えることで克服できます。
無知にとらわれると、周りの意見に軽く流され、
己自身の横槍にもそそのかされて
本当に今すべきこと、したいことがおろそかになります。
ぜひそそのかされぬよう、無知を知り克服していきましょう。
あなた自身が抱く未来を確実にするために。

コメントを残す