おはよう。
去年の米大統領選挙で郵便投票大逆転により新しい大統領となったバイデン。
現在も「不正」として裁判が続いている。
不正だろうが大統領になってしまえばしょせん勝ち。
当初「日本は終わった」本気で思った。アメリカも終わると考えていた。
ところがあの時の自分が思っていた予想に対し、世の中はその通りにいかないようだ。
むしろ一部は正反対の動きをとっており、
「意外とやるじゃん、バイデン」
思う一方、
「やっぱりあの時の予感は当たってたか」
思った箇所があり、自分の予測精度を上げるために記事を書く。
高評価1-台湾とウイグル
“民主主義サミット”で台湾のタン氏の演説で画像が消される一幕
(理由)
消された画は台湾は「開放的」な国々の緑
中国は「閉鎖的」な国々の赤で示された世界地図
別々の国に見えることに米政府が神経質になった
米国務省は“単なる手違い”と言い訳なんだかなぁ…バイデン政権https://t.co/wExIF8Mxeh
— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) December 13, 2021
まずバイデン政権において評価できる部分はウイグルそして台湾への扱いだ。
台湾を米国の同盟に似た関係にしようと動いている。
ウイグルに対しても人権を大切にし、党派を超えて協力している。
だから日本の岸田総理の態度に対し、批判する人も多い。
そしてトランプ前大統領ほどでないが、
チャイナとは距離を置く姿勢をとっている。
来年の北京五輪に対し、バイデン政権は外交的ボイコットを宣言した。
ただし選手は普通通り派遣する。
うちの母は述べていた。
仮に選手が何らかの症状を患っても、
米国側としては一切関係ありませんって筋を通せるもの。
高評価2-NYダウ上昇

続いてNYダウ。バイデン政権になってから、さらに株価が上がっている。
最初は下がるだろうと思っていた。
バイデン政権がとにかくお金を配っているところから、
金の流通速度と金の量(マネーサプライ)が増えているとみている。
株価の高さは評価しているが、
株価の高さだけで経済の良しあしを判断できるほど、市場は甘くない。
二つの評価は自分の予想に反して上がっている。
低評価1-高いインフレと物流低下
https://twitter.com/GOXGOXGOX2/status/1470238565103996928
ここからは自分の予想通り、むしろ「そこまでひどいの」驚く箇所だ。
まずは先日発表になったインフレ率の高さ。
たった1年で6%という状態になった。
インフレとは物価が上がり、お金の価値が下がる現象だ。
例えばガソリン価格の大幅値上げ、あらゆる食料品の値上げだ。
https://twitter.com/goto_nikkei/status/1469429854244597762
賃金上昇といういい意味の値上げもあったけど、
比例して家賃や物価も上がってしまい、総合で見るとかえって損失になった。
ただのインフレばかりか、在庫処理もさばききれず、
現在24時間で積み荷を降ろして処理している状態だ。
さすがに物価高になるの、予想できなかったよ。
インフレの高さという点において、バイデン政権は歴史の教科書に載るだろう。
あるいは政治経済の教科書に載ると思う。
低評価2-脱炭素重視で原油高

原油グラフ:新電力ネットより
先ほどのインフレと大きくつながる部分として、
バイデン政権になった瞬間、色々大統領令を出した。
一つが環境を重視するパリ協定の復帰、
そして脱炭素のために石油パイプライン建設を一気に止めた。
「脱炭素に行くなら少しずつ行けばいいのに、なぜ一気にやるのか?」
一気にやって原油が少しずつ高くなっていった。
バイデン政権は自国の原油やエネルギーを生み出す政策を止めつつ、
一方でOPECに増産するという、他国の環境などどうでもいい政策をとり、
OPEC側はバイデン政権の足元を見る対策をとった。
そこでバイデン政権は日本他に備蓄の開放を依頼。
確かに備蓄して原油は下がったものの、数日したら上がった。
くわえてちょうどオミクロン株に関するニュースが出て、原油も一気に下がってしまった。
現在は冬による需要から上がりつつあるよ。
低評価3-教育と教師の暴走
アメリカ各地の教育委員会公聴会で過激なLGBT教育や批判的人種理論などといった左翼アジェンダで子供たちを洗脳している学校に苦情を述べる親たちが増えているが、司法省はこうした親たちをFBIの捜査対象にすると発表。親たちを黙らせる魂胆である。 https://t.co/8HrmvGzgO4
— 苺畑カカシ (@ichigobatakekak) October 6, 2021
民主党政権にとって票田となり優秀な献金者として、教育業界がある。
一応米国は州によってルールも違うのでバイデン政権ばかりのせいではないが、
バイデン政権になってトランスジェンダー女(体は男)は「女子」として、
正式に協議へ参加していいという大統領令を出した。
米国(日本でも)では一部トランスジェンダー女(体は男)の動き、
美人や人種に対するあり方が大きく問われ、教育にも反映されている。
陰謀論に陥らないようにメジャーどころの情報で事実をおさえておきましょう。
「Wi spa 事件」についてはニューヨークポストhttps://t.co/DXBxPG8NVG
ロサンゼルスタイムスhttps://t.co/X2TZdnNPX1
「性愛の対象が女性のトランス女性」については
BBCをどうぞ。https://t.co/PLThb653aF https://t.co/wQNGSAP25W— てててああ (@teteteaa) December 7, 2021
例えばトランス女(体が男)なら、いや、自分は女だといえば、
平気で女子トイレやサウナに入って、女性と同じ部屋で女として過ごせる。
また一部の州では女子トイレに女装した男(トランス女)が入り、
二人の女子を強姦した後、強姦された娘の父親が訴えて逮捕されるという、
とんでもない展開が起きている。
「『黒人や先住民をどう支援すべきか』と賛同者の白人に聞かれるが答えに困る。
とりあえず、白人は子供を産むのをやめてくれ。それが簡単な方法だ」
米国に浸透する自虐史観・白人蔑視CRT(批判的人種理論)教育の賜物。
CRT論者は「白人は存在自体が悪」と言って憚らない。https://t.co/tANiBKuTGG
— 🇺🇸 🇯🇵Blah (@yousayblah) December 9, 2021
くわえて米国の教育には批判的人種理論(CRT)という、
差別を主体にした教育を進めており、親側が戦っているわけだ。
CRTがバージニア知事選に影響を与えた。
民主党が強かった地域で共和党が勝ってしまった。
低評価4-ワクチン義務化
米上院、民間企業のコロナワクチン接種義務化阻止する法案可決 https://t.co/I9x67QUYek
— ロイター (@ReutersJapan) December 9, 2021
バイデン政権になって「やっぱり」思った部分がワクチン義務化だ。
ワクチンよりも義務化が重要。
義務化に対して米国では大きく荒れている。
米国民の自由を奪う政策第一歩だから。
自由を束縛する対策にいくつかの州が反発し、裁判所に訴えている。
連ポイ裁判所は「ワクチン義務化など無視でよい」判決を出した。
バイデン政権は裁判の判決を無視し「義務化しろ」と述べている。
司法(裁判)立法(議会)行政(大統領)に挑もうとしている。
まさかバイデン政権になって「対立」するとは思わなかった。
へーこら従うと思っていたからね。
他:学生ローン繰り延べ延期せず
バイデンの公約の一つだった学生ローン救済措置。学生ローンを繰延べしていたがもう延期しないと発表。2月1日から学生ローンの支払いが再開される。これは学生や多くの家族にとってかなりの痛手。バイデンに投票した人達はどう思ってるのだろうか。 https://t.co/PihBi4wFyH
— G🇯🇵🇺🇸 (@realoclife) December 13, 2021
一つ予想通りとなった記事が学生ローンだ。
学歴社会の米国ではローンがないと通えない人も多い。
学生ローンについては夏ごろ、下記のような記事を見た。
アメリカ政府、約3000億円分の学生ローンを肩代わり。サンダースがずっと言ってきた政策をバイデンが実現。危機時に公共にとって最も大事な「国民」に投資し底上げしようとするのは当たり前のことに。この期に及んでまず自助だとか、身を切る云々とか、新自由主義的言説は完全な時代錯誤。 https://t.co/WjpPJypnnu
— k. cain yokoyama (@GesualdoKC) July 4, 2021
「すごいなあ、だが大丈夫か……」思ったが、やはり無理だったか。
インフレでお金が余ってるから、やるのかなと思ったけど、台所事情はひっ迫しているね。
アメリカの借金
米国債)27兆ドル
住宅ローン)10兆ドル
学生ローン)1.5兆ドル
自動車ローン)1.5兆ドル
消費者ローン)1兆ドル
米国ハイイールド債)4300億ドル
ーー
米国ハイイールド債とは?
ナスダック企業などベンチャー企業専用のローン
最近はシェールガスがベンチャー企業化 pic.twitter.com/K3w0eOd3WY— iGamerai (@iGamerai) December 14, 2021
一つ上記のツイートを見つけた。
住宅ローンに比べると学生ローンは少ないように見えるけど、
別のツイートでは70台を超えてもまだ返済できていないという記事があった。
米国でインフレ率が6.8%となり、実質借入率が大幅マイナスになった
借りた方が得してしまう
こうなるとまたインフレを助長してしまうので金利を上げないと庶民が死んでしまう
金利を上げてしまうと債券、株、不動産、アルトが暴落してしまう
アメリカも詰んだね
— 👑音速のGOX(2冠)⚡️ (@GOXGOXGOX2) December 13, 2021
他のツイートも見ていくと、大変だなあと思ったよ。
あの頃の予測を振り返って

当時の自分は終わったと思った。
時間がたつうちに「大丈夫かな」と思うようになった。
最悪だけは避けられた、と思ったがそうでもないみたいだ。
自分にとってバイデンはもちろん、岸田さんも「ないわ」という人物。
だからこそ自分の感想を上回る「いい対策・行動」をとるなら、
「やるじゃないか。思うところはあれど、水に流してやらあ(上から目線)」
期待もあったけど、現状を見る限り自分の心にある不安は的中し、
「やっぱこんなもんか。自分の第六感は思っている以上に正しいんだな」
自分の感性に確信を抱くようになったよ。
