おはよう、しゃしゃ。
昨日のフィギュアグランプリファイナルで16歳の紀平梨花さんが優勝した。
うちが取っている新聞では「紀平開花」と書いており、
新聞記者のうれしさも伝わってくるよ。
さて紀平さんについてうちの母がこう述べていた。
「紀平梨花ちゃんは自分というものをもっている」
さっそく私は尋ねてみた。
母分析:紀平梨花選手の強さの秘訣
紀平梨花ちゃんは昨日、いくつか失敗した。失敗した時、人間は気持ちがまずやられる。気持ちがやられて焦りを生み、次々と失敗を繰り返してしまう。しかし紀平梨花は違う。失敗したらすぐさま別の計画(行動)に切り替える。自分というモノ(軸)を持っているからこそできる技。16歳で切り替えができるんだよ。あんたも見習いなさい
人間、何かをやって失敗した時はトラウマとなりやすい。
だから新しいことを始めようとしても、
失敗した時のトラウマが再生し、新しい仕事の邪魔をする。
結果、新しい挑戦を辞めてしまい不満だけが残る。
紀平梨花選手も昨日の滑りで一部、失敗をした。
失敗した時、表情に「やっちまった」と出やすいものだが、
紀平選手は顔に出さず「何事もなく」滑った。
失敗したけれど「失敗」と捉えないで何事もなく滑り出せる人を見ると、
自分という軸を持っているとみなされる。
私は以下のように考えた。
紀平選手は失敗も想定したうえで、プログラムを組んでいるのかな?
失敗したらいけないのでなくしたとしても「やっちまった」と思わず、
「うまくいった」と感じて淡々と滑る。
何かを実行して「やっちまった」思っている間は、
まだまだ自分という軸を持っていないのかもしれぬ。
紀平選手のインタビューによると、
「最初で失敗したけれど、ほかの部分も合わせて評価を受けた」
一つの失敗に固執していないのがポイントだ。
全体像を見たうえで、一つにこだわらない。
普通にすごいし恐ろしいと思ったよ。
全体像を見て一つに固執しない能力
【 #GPファイナル 女子表彰式】#紀平梨花 #ザギトワ #トゥクタミシェワ#フィギュアスケート #figureskate
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(写真:YUTAKA/アフロスポーツ) pic.twitter.com/bnUBvDNWK2— スポーツナビ フィギュアスケート編集部 (@sn_figure) December 9, 2018
失敗すると焦り、次々としくじる傾向が強い場合、
一つに固執して全体像を見渡せない傾向にある。
全体像を見渡すと、たとえそこで失敗をしても、
「総合」でうまくいけばいいので、力の加減がわかる。
入試問題を解くのと同じだ。
100点満点のテストで、最初が難しくて後半が簡単な問題が出たとする。
たいていは最初に時間をとられ、後半に行こうと思っても……
「やめろ、最初の問題をクリアしないと先へ進ませない」
脳が固執して、ほかの問題に目を向けなくなる。
全体像を抑えられる人は最初にすべての問題を見る。
問題を見たうえで「すぐできそうな部分」と、
「時間を費やす部分」や「難しくて部分点を狙う部分」と、
限られた時間内で戦略を考え、簡単なものから手を付ける。
結果、難しい部分で点数を落としても、
ほかの簡単な部分で確実に点数を取るので、
赤点や志望校へ受かる確率が上がる。
こんにちは。新聞休刊日ですが、サンケイスポーツは駅売店、コンビニで特別版を販売。
また電子版は休刊日に関係なく配信。画像はサンスポ電子版(東)、1面から3面まで紀平梨花、最終面と7面に浦和レッズ。
電子版の詳細は https://t.co/6JzDOb0OC7 で。 pic.twitter.com/5JYxbF0ppD
— サンケイスポーツ公式アカウント (@sankeisports) December 10, 2018
紀平選手は「自分が滑る項目」の全体像を抑えていた。
全体像を抑えるにはルールを知らねばならぬ。
- 一つの失敗をすれば大きな減点をされるのか?
- 一つしくじってもほかでうまくいけば、大きく減点されないのか?
- 前半と後半ではどちらのほうが「より」点数を手に入れられるのか?
フィギュアに対するルールを把握していなければ、
戦略はもちろん失敗した時の切り替えもままならぬ。
試験や仕事だって同じだ。
ルールを含む全体像を見渡して、何が優先すべき部分かを見定める。
見定めたのち、今すべき部分とそうでない部分に分ける。
今すべき部分でも簡単な問題と難しいものにわける。
いろいろ自分が有利な展開へ分けていき、
ほぼ確実にできる部分から始めていく。
全体像を見渡すには普段の練習が必要であり、
本番を想定した訓練こそ、全体像の把握につながる。
紀平梨花選手はなぜ16で落ち着いていられる?
優勝おめでとう😭😭✨
すごいよ〜姉は嬉しすぎてテンション上がりまくってます😂本当にお疲れ様😇✨#紀平梨花 #rikakihira#GPfinal #firstplace🏅 pic.twitter.com/hTmFmYBryM
— 紀平 萌絵 (@moekihira_812) December 8, 2018
紀平選手のあこがれが浅田真央ちゃんだという。
浅田真央選手は紀平選手よりも一つ若くして、
GPデビューシーズンのファイナル初制覇を得た。
sportivaによると、紀平選手は落ち着きをまとい、
浅田選手(当時)は勢いがすごかったそうだ。
彼女はどうして16歳で落ち着いていられるのだろう?
そこで紀平梨花選手の生い立ちなどをまとめたブログを参照する。
紀平選手は3歳のとき、母親とお姉さんと一緒に
アイスアリーナへ向かい、興味を持った。
5歳でスケート教室に通い、
バレエや体操といった軟体競技に取り組んでいた。
ほかにもピアノをやって音楽に合わせて踊る感性を身に着けた。
お姉さんの顔を見る限り、梨花選手と大差はない。
誰かが調べた情報によると、お姉さんは20歳であり、
avex所属のモデルで名前は「萌絵(もえ)」さんという。
姉妹そろって「踊る」道に進んでいるのね。
フィギュアスケーターとしてのデビューが、
全日本ノービス選手権と今から3年前に飾った。
3年という「仕事人としては一人前」の実力を持っているわけだ。
だから落ち着いているのだろうか?
ほかに血液型を調べると、O型だった。
O型の傾向として、ハマる分野にはとことんのめりこむ。
好きな分野にはとことんのめりこむ性質がある。
趣味は音楽鑑賞だという。
鑑賞者がどんな音楽を聴いていると、ノリが良くなるか?
音楽にのせてどんな踊りをすると、
自身はもちろん鑑賞者も気分が上がるか?
趣味は何かしらの形で実技(仕事)にいかせると仮定した場合、
えらい特技を身に着けているな。
参照:紀平梨花の生い立ちは?中学や実力、本田真凛や浅田真央との比較も
参照:紀平萌絵(紀平梨花の姉)の経歴学歴や顔画像は?
浅田真央元選手の生い立ちを調べて
フィギアスケートGPファイナルでSP1位の紀平梨花が、フリー1位の150・61点をマーク。トータルでは今季ベストの233・12点でザギトワを圧倒し初優勝を果たしました。GPシリーズ参戦初年度でファイナルを制したのは、日本では浅田真央以来の快挙。来ましたねぇ~新しいヒロイン(*´∀`*) pic.twitter.com/cAfqmMmnRv
— エボ™ (@3h_plus_agency) December 9, 2018
紀平梨花選手と比べるために浅田真央ちゃんの生い立ちを調べた。
浅田真央さんは姉の舞さんと一緒に、
5歳のころからアイスアリーナで滑った。
スケートを滑る前からバレエを習っていたそうだ。
もとはバレエの足首を鍛えるためにスケートをやったのだけど、
気が付いたらスケートに力を入れるようになった。
フィギュアスケーターとしてのデビューが小学校6年生。
浅田真央ちゃんの母親は独学でプロのテクニックを研究したそうだ。
紀平選手との共通点として、バレエをやっているところだ。
趣味はジグソーパズルやレゴブロック、ぬいぐるみ創りだそうだ。
パズル系やぬいぐるみ創りの特徴として、
点を集めて線から面へと変えていく。
結果、プログラムの組み立てや計算力が上がる。
なお真央さんの血液型はBであり、
自己主張があってこだわりが強い……
大きく見ればO型と大差ないような気がする。
一度"死ぬ"と気づく自分軸
はやドキ!より。今日のスポーツ紙がズラリとカラーの紀平梨花ちゃん pic.twitter.com/y2pLPOIImO
— ぽるこ (@yuzuporuko) December 9, 2018
私は先日、交通事故を起こした。
そこで生きるか死ぬかの体験を味わった。
おかげで「自分の中にいる、何事にも動じない存在」に気づいた。
動じない存在と直接出会ったおかげで、
いくら言葉で「俺はダメだ~うんたらかんたら~」言っても、
「丹田(うちにいる自分)がどっしり構えているから大丈夫だな」
考えられるようになった。事故の詳細はこちら。
自分の軸を持つには経験が必要といわれる。
「精神的な意味で、自分が死んだ」といわれる体験、
「もう終わった、やっちまった(滝汗)」体験こそ、
精神的な意味で一度死んだのであり、同時に生まれ変わる。
メディアには出ていないだろうけれど、
浅田真央選手も紀平梨花選手ほかも、
「生きるか死ぬかに直結した」体験をしたのだろう。
すでに彼女らはグランプリをとる前から、
プロとして全世界のスケーターを相手に戦っている。
彼女たちの強さ、自分軸をぜひ取り入れたいものだ。
なお紀平選手についてはこちらでも書いている。
日記:肯定しなさいという意味
インスタグラムにてイラストを上げています。
このイラストはインスタグラムにあげておりません。
私は発達障害の弟がいます。彼に絵を絵が描かせました。
線は自分で色塗りはすべて弟に決めさせているのです。
発達障害についてはこちら。
弟は色を塗るとき、時々手が止まります。
色の塗り方がわからないのでなく、自信がない。
少し自分が「どこまで色を塗った?」尋ねると、
弟はすべてを消してしまおうと、戻るボタンを押すのです。
※うちはイラストソフトにクリップスタジオを使っており、
クリスタには矢印アイコンで「戻る」表示があり、
ボタンを押しますと、一つ前の作業へ戻せるのです。
だから私は言いました。
お前が塗った色を否定しないで肯定しなさい。間違えていいのだから。間違って恥を書いたら、すべて俺のせいにしていいから
肯定を促す発言をすると、彼はのびのび塗ったのでした。
否定されるかもしれない、叱られるかもしれない。
小言を言われて、自尊心が傷つくかもしれない……
思うと、なかなかできないものです。
今日は別のイラストを出し、絵を塗らせていますが……
弟にとっての理想を導き出すため、試行錯誤をこなしながら塗っています。
こうなると「イラスト脳」が彼の脳内にできあがり、
絵を塗るのが楽しくなるのです♪
ぜひこちらもどうぞ。