※ 初登場から既に苦労人の男 | ヒーローマニア [pixiv]
おはよう、しゃしゃ。
今日、友人の付き添いである英語セミナーに参加した。
フィリピンで10年間以上、現地の人に日本語を教えていた先生が、
面白い英語学習について述べていたよ。
先生は川村さんという、おじいちゃんだ。
彼が述べた内容について、メモした部分を記述していくね。
日本人と外人の違い
![タリーズコーヒー](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/765u765.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
※ 講習後、友人とタリーズコーヒーでアイスを注文
椅子に座るとする。日本人は姿勢正しく座る。
外人はくつろぎ過ぎて、椅子で眠ってしまう。
日本の良さは規律が良いと述べていた。
しかし英語で現地の人とお話をする際、規律の正しさが邪魔をする。
英語は「文法」や「単語」は正確に扱えないと、相手に通じないと思うでしょ?
実際に会話すると、文法が違い、単語を忘れていても、
「相手と話をしてみたい」という気持ちがあれば、
コミュニケーションは簡単にできる。
そりゃ文法や単語は覚えておいたほうがいいさ。
でも覚えていなくても話はできる。
日本人は形式にこだわりすぎて、
「文法や単語をきちんと覚えていないと扱えない」
思いがちなんだけど、もっとラフでいい。怠けた状態でいい。
相手と話をするときは「気持ち」こそ大切だ。
英語と日本語の順番
![万年筆のまんちゃん](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/yh56.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
※ 講習中のメモ一部
a beautiful dress 美しいドレス
I eat a bread 私はパンを食べる
英語が大嫌いになる理由の一つに「順番の違い」がある。
英語は基本「主語 述語 目的語……」と続く。
日本語は「主語 目的語…… 述語」となる。
一言でいうと、動詞の順番がひっくり返る。
日本語と順番が違うため、まともに聞き取れず、嫌いとなってしまう。
しかも日本語は「変幻自在」に対し、英語は「即決断」だ。
私はパンを……の後に、どんな言葉が入るだろう。
「食べる」「ちぎる」「投げる」ね、行動が違うでしょ。
述語がなければ、様々な状況が浮かんでくる。それが変幻自在だ。
しかし英語は先に即決する。
私は「食べる」「投げ捨てる」行動が先に来る。
日本語と英語はそもそも言語でなく、手段が違うのだ。
主食が言語の違いをもたらした
![桜餅](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/gtterbtre.jpg?resize=300%2C187&ssl=1)
※ 桜餅を初めて食べる、桜の葉っぱがしょっぱいのな
川村さんによると、西洋はいかにして食料を手に入れるか。
西洋における主食は「肉」だ。肉は狩猟でないと手に入らない。
そこで獲物をとるため、即決するために言葉が発達した。
日本語のように「あいつが槍を持って逃げたぞ」では遅い。
「あいつが逃げたぞ」目的を早く言わないと、
「あいつ」が何をしでかすかわからないのだ。
おかげで英語を話す人は即決力が付く。
また自己主張が先に来るため、とにかく譲る精神を持っていない。
一方日本語の主食は米だ。お米は肉と違って逃げない。
しかし天候に左右される。だから天候で凶作となる前に、農民が集まり、話し合う。
話し合ってから「収穫すべきか」を決める。
天気をよく観察せねばならないから、日本は観察力が優れている。
神様と主語
講演内容にはなかったが、後で質問を通して聞いた。
英語は「唯一神(キリスト教)」による絶対化が背後にある。
だから主語が必ず存在する(指示語、無生物主語など)
一方日本は八百万の神であり、すべてが神様だ。
すなわち「相対化」が基本であり、主語がなくても通じる。
スパイダーマンと1995年(冗談話)
![95](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/hrhr4324.jpg?resize=300%2C213&ssl=1)
川村さんが1996年にフィリピンに向かったところ、
当時スパイダーマンが人気だったそうだ。
なぜかを考えたところ、1995年はウインドウズ95が出た。
パソコンが初登場し、「ウェブ(web:蜘蛛の巣の意味)」が広まった。
ウェブはインターネット用語でも扱うよね。
スパイダーマン→蜘蛛の糸→Webより連想した結果、彼は有名になった。
![笑いの神様](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/6y54y544.jpg?resize=300%2C182&ssl=1)
ちなみにスパイダーマンの実写映画は暗いんだよなあ。
アニメのスパイダーマンは明るいヒーローなんだよね。
特にディスクウォーズアベンジャーズに出演していたスパイダーマン。
ロキ様(笑いの神)には負けるけれど、皮肉屋で面白かったなあ。
なお、スパイダーマンがフィリピンで流行った理由は、
川村さんによる「冗談話」だ、本気で受け取らないでね。
この話を通し、「ユーモア」と「好奇心」が新しい考えを生み出す。
述べていたから、スパイダーマンの話を書いた。
英会話はもっと気楽に
私も仕事で外国人と話をするときがある。
文法や単語を間違えても、話は弾んでいくよ。
というのも「人間同士」の会話だし、相手だって英語レベルは大差ない。
いくら英語をうまく扱える人でも、相手に合わせて話をしてくれる。
相手に委ねる気持ちで話をすると、英会話は面白いよ。
(ただし、相手が何を言おうとしているのか、こちらも全力で知らねばならぬ)
もちろん、ペラペラ話しができるに越したことはない。
ただ、日本語と英語は脳の使い方からして違いがある。
日本語→大切な行動は最後に伝える
英語→行動こそ最初に伝える
英会話で相手と話をするとき、日本語変換はしないほうがいい。
日本語がむしろ邪魔になるから、英語は英語で考えること。
triangle→三角形→△でなく、triangle→△と日本語を介さない。
弾む会話を分解
私が川村さんの話を聞いているとき、
「会話」ってどうやって弾んでいくのだろうと考えた。
私「今日、フィリピンで日本語教師をしていた川村さんから、英語上達に関する話を聞いたよ」
妻「仕事の役に立った?」
私「うん。英語と日本語の違いは文化から生じるんだって」
私と妻の会話において、妻は私の話を聞いて、
「英語上達が仕事とどう結びつくのか」を訪ねたね。
人と話をする際、「ツッコミどころ」を一つ用意して尋ねる。
そこから会話が弾んでいくよ。もう一つ例を出そう。
私「今日、フィリピンで日本語教師をしていた川村さんから、英語上達に関する話を聞いたよ」
妻「英語上達ってどうすればいいの?」
私「日本語は形式にこだわるから、自由な感じで英語を聞く。しゃべるときはまず気持ちから入る……」
妻は私の言葉の中から「英語上達」というキーワードをもとに、
彼女なりに想像を膨らませて尋ねたよ。
一つのキーワードから「何かを考察」して尋ねる。
会話ってこうやって弾んでいけばいいんだね。
会話は気楽でいい
![気楽な教材](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/hrhr4542t3.jpg?resize=300%2C190&ssl=1)
英会話は基本、交渉やビジネスの場でない限りは気楽でいい。
交渉やビジネスは相手の狙いを考えながら話をしないと、
相手の思うがままにされてしまうよ。
英会話というより、交渉(勝負事)の世界だ。そうじゃない限り、会話は気楽でいい。
上記サイトは「単語は中学生レベルで構わない。
むしろ余計な言葉を覚えるから英会話ができなくなる」
発音を正確に覚え(英語は表音文字であり、発音が言葉を決めます。
一方日本語は表意文字で、見た目の文字が言葉を決めます)、
型を覚えながら実践形式を積んで英会話をやっていく方法だ。
気楽に学習して、英語をしゃべって旅行やナンパをしたいなあ……と浮かんだら、
申し込んでみっちり訓練を受けるといいよ。
ということで、今日からラフな気持ちで英語に向き合っていこう。
英語も所詮、話をするための手段なんだからさ。
![お願い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/05/sheare2.jpg)