ども、しゃしゃ。
1週間ほど前、書店で気になった本があり、購入した。
「物語の法則」映画脚本に焦点を当てた本だ。
中身を読むと「どう脚本を編集すればよいかわかった」
書いており、脚本という視点から自分が書いている物語をはじめ、
ブログにも当てはまるのではないか?
そこでちょっと試してみたよ。
書いているうちに見落とす基本
「ネットで調べると、リライトに関する記事はある。
誤字脱字や文章の伝え方に関する情報を見かけるが、
中身に関するリライトのコツがわからない。
そこがわかれば反応があがるのに」
「物語を書いている。もう少し引き締まった内容にしたい。
いや、もっと共感する内容へ変えたい。
でも、ポイントがわからない、どうしたらいいのだろう?」
思っている場合、脚本の法則は役に立つ。
「なんとなくわかっている」部分を、
きちんと紙に書いて「わかったふりを防ぐ」と、
脚本(物語・ブログ記事など)が引き締まる。
なんとなくわかっている部分。
例えば「誰」に読んでもらいたいのか?
マーケティングだと「ターゲットの設定」は大切と言われる。
ターゲットがわからない場合、はじめはなんとなくでもいい。
でもなんとなくやっていると、ある時限界が訪れる。
思った通りの人が来ない、書いていて訳が分からなくなる……
こういう時、脚本の法則を読むと、
「テーマ」や「シノプシス・ログライン」が役に立つ。
私の使い方
本を読むとき、一度読んで終わりにするのでなく、
自分が書いたブログ記事や物語を必ず印刷してから、
脚本の法則を読みながら、自分の書いた文章を読む。
比べて気づいたところをメモしつつ、
「誰に向けて伝えているのか」
「テーマは何か?」
「物語を簡単にまとめると、どうなる?」
もっと読み込んでいくと、
「環境的事実」に一つずつ焦点を合わせ、
しゃしゃが定めた読者にとって、より濃密な物語ができる。
「自分の頭でわかっていること」ほど盲点だ。
頭でわかっていることほど、ノートにきちんと書けば、
「ああ、わかっているつもりだったんだ」気づかされる。
ただ、1日以上時間をかける。
自分に絶えず疑問を浮かべるので、
欠点をどんどん書いていくうち、心が辛くなって辞めてしまう。
辛い部分をきちんと見据えると、
「自分が鍛えるべきポイント」がわかるので、
辛い部分は反対に「ああ、気づいた、ありがとう」感謝しよう。
失敗例を集めよう
今、いろんなアニメやドラマをやっている。
どんなドラマが「ダメ」だったのか?
ダメな部分を集めてやらないように気を付ければ、「酷評」を減らせるよ。
例えばこちらはNHKの朝ドラだ。
朝ドラである条件が重なったので、酷評を得たよ。
こちらはアニメ映画だ。定められた時間のなかで、
いかにして最大限の良い脚本を出していくか。
こちらは悪役の魅力について書いているよ。
脚本と人物つくりとして、ぜひ参考にしてもらいたい。
なんとなくを少しでも減らす
私は頭の体操として、毎朝数学や物理の問題を解いている。
問題を解くと、解けなかった部分は心が辛くなる。
辛いから放置したら成績など伸びないし、
「なぜわからなかったのか?」を追求しないと、
わかる分野が増えていかない。
勉強のみならず、仕事にも言える。
「なんとなく」解いているところほど、いざ出されると、答えられない。
脳は「なんとなく→すべてわかっている」勘違いをおこす。
脳を過信させないために、自分が書いた物語を読んで、
「なんとなくわかっているところ」をきちんとノートに取る。
わかったふりを防ぎ、確実にわかるよう変えていこう。
わかったふりを防ぐ手段としてリライト、
物語の法則を読みながら、疑問をどんどん出し、答えていこう。
必ず何かが変わるよ。
少しでも自分の文章を変えたい、文体を、中身を引き締めたいと思ったら、
今すぐ買って読みながら、直していこう。