
ども、しゃしゃ。
本屋でたまたま手に取り、速攻で購入した本がある。
渡邉哲也のポジショントーク未来予測法だ。
ポジショントークとは「自分に有利な発言」であり、
私のブログ記事含め、すべてはポジショントークにあふれている。
しゃしゃが「未来とつかんで、変なものに引っかかりたくない」
考えているなら、ぜひ読んでみよう。
日本死ねというポジショントーク
「日本死ね」を擁護する一部の人々は、「過激な言葉でも社会をよくすればそれで良い」との論調を展開している。しかしそれでは、「社会を良くするため」との大義名分さえあれば、いかなる暴力的言葉も許されることとなる。その次に出てくるのは、「社会を良くするためなら暴力的行為でも良い」である。
— 石平太郎 (@liyonyon) 2016年12月6日
ポジショントークは基本、
発言者にとって「有利」となるため、大衆に向かって話をする。
発言者の言動を拾っていくと、
「この人はどういう形でお客様の需要を満たすのか?」
考えるきっかけとなり、世の中を深く観察できるよ。
例えば流行語大賞で物議をかもした言葉、
「日本死ね」を選んで、誰が得をするのだろう?
いや、誰がこれからどんな得をするのだろう?
私は「日本死ね」を残してただ、
あちらさんの「心」を満たすために残したのか。
そもそも待機児童問題で「保育園落ちた、日本死ね」
という言葉が出たので、保育園関係に緩いな言葉か?
思ったのだけど、保育園関係の大きなニュースは入っていない。
発言者、日本死ねに賛同した人たちはどうだろう。
少なくとも「私はこういう立場でいますよ」姿勢を明らかにしたね。
その姿勢が彼らにとって、大きな利益をもたらすのか。
結果として「個人の利益」へとつながっていくわけだ。
なお、否定的なポジショントークは離れたほうが良い。
発言者を含めて幸福にしないと、彼は述べている。
未来予測以外の使い方

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ポジショントークは「危機管理」としても役に立つ。
例えばネガティブな発言および、
何でもかんでも頭ごなしに否定する発言者は、
その人自身も「同じ状況」となっている。
その人が普段から置かれている状況も、
「普段から否定的で、誰かを貶さないとやってられない」
推測できる。そういう人はなるべく離れる。
「未来の自分」を守るためだ。
反対に自分自身が否定的な観方しかできていないなら、
未来においてそういう視点だけでなく、
「肯定的、好意的」な視点も養っておく。
斎藤一人さんも「悪いことを言う奴は離れたほうがいいよ」
おっしゃっている。悪いことを言いたくなる気持ちもわかる。
自分の人生と輝かしい相手を比べてしまい、
自分がいかにみじめか、気づかされるからだ。
でも言葉に出すと、自分はその場で喜ぶけれど、
客観視すると「こいつと話をすると、
いっつも嫌な話ばかり聞かされて、こっちが嫌になる」
話をするメリットがないから、少しずつ離れていく。
だから、未来の自分が変な方へ行かないためにも、
「防御」手段として役に立つよ。
他人や自分に振り回されたくない
明確に電波と発言しており、電波メディア批判をインターネット批判にすりかえている記事◾︎ローマ法王がメディアに強い警告、「偽りの情報拡散は罪」 https://t.co/wwtHOB1b9Q @Reuters_co_jpさんから
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2016年12月8日
これから先、他人の言動をはじめとして、
自分が何かをやりたい時でも、
「それをやってはだめだ」否定する自分に邪魔をされ、
(むしろ自分の内側から生じる邪魔が強い)
「本当は楽しいことをやりたいのに、
自分や周りに負けてしまい、できない。
どうしたら負けないで、楽しい道を走れるのか」
思い詰めているなら、彼の本を読んで、
「心の内側から生じる言葉」をポジショントークと捉える。
「内側から生じる心は、どういう方へ向かってほしいのか。
そこは将来の自分にとって楽しい道か?」
問いかけ「楽しくない」ならその意見を無視して行動しよう。
邪魔な声より行動が強い。そこに勝ては良い気分を味わえるだろう。
それこそ「願いがかなったときの気持ち」だよ。
その気持ちを手に入れる手段として、
彼が述べるポジショントークを知り、身に着けていこう。
本:渡邉哲也のポジショントーク未来予測法 「経済の先行き」「世の中の動向」がなぜこれほど明確にわかるのか(Knocktheknowing) (Knock‐the‐knowing)
2013年に書かれていたのだね。
2016年に読むと「あの時ああだったのか」がわかる。
