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基本文法から学ぶ英語リーディング教本に感じる鬼教官のしごき!


おはよう。

前に英文読解精読講義を書いた。
最後に作者こと薬袋先生が英文法版リーディング教本を出し、興味を抱いた。

※以下、英文法リーディング教本と記す。

数日後、書店に置いてあった。
早速読んでみると、他の英文法所と違う

特に私が感じた気持ちは一つ。

これほど鬼教官のしごきを感じる本はない。

 

一つの英文から多数の問題

英語リーディング教本を学んでいる人にとってはおなじみの、
短文にいくつもの問題を出している。

全て即答できるレベルまで復習する。
短文一つに対する問題として、

例: I gave him a present yesterday.

Q1:和訳せよ(私は昨日、彼にプレゼントを渡した)
Q2:gaveは何の過去形か(give)
Q3:giveの活用を答えよ(give-gave-given-giving)
Q4:文型を答えよ(第四文型)
Q5:上記文型を別な形(第三文型)に直せ(I gave a present to him)
Q6:yesterdayの品詞を答えよ(副詞,名詞)
Q7:副詞の意味と働き及び活用は?(主語にならない品詞、名詞以外の動詞、副詞、形容詞、文全体を修飾)
Q8:目的語と補語の違いを述べよ(目的語は動作の対象や目的に、補語は主語や目的語の補足情報に使う)
Q9:himは目的語と補語のどちらか?(目的語)
Q10:a presentは目的語と補語のどちらか?(目的語)
Q11:aとanの違いは何か?(anはaiueoの母音について、aは子音につく)
Q12:過去形と現在完了の違いを述べよ(過去形はある一点で起きた出来事、完了は現在にも響く)

こんな感じで一つの例文からダーッと問題を出してくる
普通の英語授業や英文法教室で、まず上記の出題など出ない

とにかく細かいし「どーでもええやろ、こんなん!」思ってしまう。

苦行だ。鬼教官によるしごきだ。

英語をあまり使う機会がない、あるいは深入りする気がないなら、
英文法リーディング教本を手にしなくてもいいと思う。

英語を読むだけでなく書くようになり、聞くようになり、

今までの勉強では何か物足りない。重要な個所を見落としている気がする

英語勉強に対する違和感=本質を追い求める気持ちが生じてから、
英文法リーディング教本(+英語リーディング教本)を読むようになると、

うわあ、こんなに奥深いものだったのか

とても感動できる。苦行はきついけど気にならなくなる。
むしろ苦行があるからこそ英語に対して神経質かつ敏感になれる。

 

英作文ができると作曲もできる!

敏感とはアンテナが尖って、
目の前に堂々と転がる重要情報の大切さをつかみ取れる状態を示す。

先生は英字新聞を間違いなく読むため、契約書で早とちりしないため、
英語に対して敏感になるべきと述べている。

私はクリエイターで英語について深く求める職業ではない。

今は翻訳ツールがあり、そこまで学ぶ必要もない。
あまり外国に行かないから、やる必要性もない。

私自身、リーディング教本シリーズをやる必要性はないんだ……

脳はすべてつながっている。

脳は数式も英文も楽譜もイラストも全てつながっている。

実例をあげたい。私は作曲及び編曲の素人だ。
詞は中学校で一度作ったのみ、曲など一度も書いた経験などない。

ゲームを作る際、どうしても曲を自分の手で作りたくなった。

そこで楽譜用語を抑えつつ、音楽制作ソフト(Musescore)をダウンロード、
試行錯誤をしながら楽譜を打ち込み、曲を作っていった。

私にとって作曲及び編曲に役立った「モノ」は何か。

まずは基準(下地)となる曲で、ドラクエ5の戦闘曲を下地に置いた。
次に鼻歌を録音しながら、一つずつ楽譜に音を打ち込んでいった。
音楽言語=音符の意味や役割はもちろん必須だ。

そして「英作文」だ。
英作文の経験が作曲に役立った、のでなく役立たせた

脳はすべてつながっている。

日本語(母語)→英語への変換は、鼻歌→楽譜への変換と同じだ。

どちらも「別の言語・表現」に変換しているだけ。

目で見ると英作文と作曲は全く別物だけど、
脳内ではどちらも「別の表現に変えている」だけ。

ある本に書いてあった。
脳内どころか無意識の領域には肯定も否定もないという。

同じように脳内も無意識になると英文も楽譜もない

どちらも同じ変換作業をしているだけであり、
作曲素人かつ過去に手を付けた経験のない私にとって、

作曲も英作文のような、単純な翻訳作業だ

軽い気持ちで捉え、すでに何度も曲を作っているかの錯覚をおこし、
時間はかかった(20日くらい)が、完成した。

脳内では「AもBもない。AもBもCも同じ」状態であり、

「あ、これは今の私にとって値千金の情報だ!」

仕事や趣味に全く関係ない分野から、
今の自分にとって(未来の自分のために)、宝となる情報をつかみ取る。

英文法リーディング教本はあなたの仕事が何であれ、
確実に値千金の情報をつかみ取る訓練をさせてくれる。

私にとって英語の必要性はなくても、値千金の情報をつかむ必要性は生じる

リーディング教本を通して、自分だけの値千金情報(=真理)をつかみ、
自分にとっての良き未来へ進んでいく。

自分という枠を外したら、社員のため、お客様のため、
家族のため、子供のため、みんなのため、地球のため……

とりあえず「みんなのため」に値千金の情報をつかむため、
値千金の情報をつかみ取る力=アンテナの感度を高くする本が、
リーディング教本シリーズだ。

ひすい青

英文読解講義にて薬袋先生は述べている。

「地中海の青とヒスイの青の違い」

青は後でも信号と海では色が異なる。

微妙な異なり=英語で言うと文脈に沿って単語も変わる状態をつかめば、
確実にアンテナはほかの分野=仕事や趣味に応用がきく。

 

コラムこそが本番

脳はすべてつながっている――
薬袋先生の参考本はほとんど(いや、すべて)コラムがある。

コラムは英語を題材にしたりしなかったり……
コラムこそが読み応えあるばかりか、ためになる情報ばかりであり、
コラムにこそ真実が色々詰まっている

真実といっても陰謀論の類にある「政府は嘘をついている」とかではないよ。

あ、英語の勉強がこういう形で役に立つのか。
いや、自分の役に立っている、立たせるのか

コラムには先生の考え方や物事の見方など、
時に読者として批判したくなる場所もあるけど面白い。

コラムを読んで納得できる、共感できるなら、
リーディング教本を手にすべき、絶対読むべき

反対に何も納得+共感できないなら、手にしなくていい。
ある学習レベルに達すると、必ず共感できる日が来るから。

なお私のおすすめは英語の勉強に関する9番目のコラムだ。

 

土台を抑えるか?練習問題で量をこなすか?

先生のやり方を数学に例えると「定義」の厳重確認から始まる。

受験勉強だと定義はあまり重要視されない。
定義(土台)よりも練習問題(量)を重要視している。

練習問題をひたすら解き、傾向と対策を練る側にとって、
「薬袋先生のやり方は時代遅れ、ちんたらやってる暇ねえよ」思うのも当たり前だ。

定義はそばに教科書がなく、問題文を分析する際、大きな味方となってくれる。
入試になると躓く理由の一つは定義の再確認にある。

言葉の定義をきちんと押さえていないから迷いが生じる。

例:実数xがある……はて、実数ってなんだ?
(虚数ではありませんよ。2乗は0以上ですよ)

薬袋先生は英文法リーディング教本のコラムにて、
「役に立たないような勉強が役に立つ」と述べている。

一見役に立たない勉強法とは「定義をしっかり押さえた」状態で、
一つずつ文章を読み、文脈をつかみ、検討していくやり方だ。

最初は「こんなことをやってもなあ……」思うだろうが、
根本をしっかり押さえた状態でやるからこそ、
英字新聞や問題を解くとき、根本から物事を考えるようになる。

単語・熟語→構文・文法ルール→文脈で読み、

  • この読み方は何かおかしい。違うと分かる
  • なぜこの離れた名詞にsがついて、こっちはついてないのか
  • こう読めるかもしれない……とは思えない
  • この単語(例:book)、なんか日本語にするとおかしい。bookは予約のほうかもしれない

最低でも違和感に気づき、自信をもって英文を読める。

入試において難関大学ほど構文ミスを誘いやすい表現が出るという。

あるいは文脈を抑えていないと和訳できない問題を作ってくる。

例:仮定法の文章だと思って全体を読んだら反語だった。

上っ面かつ素早くとらえるのでなく、
ゆっくりでいいから根本を捉え、間違いなくメッセージを受け取る

先生のやり方はゆっくりで時間を要し、
一つずつ確認しながら読み進めていくけど、

きちんと実力が見につくから英文を読むとき、
「なんかこれおかしいな」気づけるわけだ。

※上記動画の英文は習う単語ばかりだけど構文が難しい。
どういう構文になっているかわかるだろうか。

答えを知ったとき、この英文を書いた人は
文章の書き方を学びなおしてこい! と思ったよ。

 

作文への応用:自分の文章を分解してみよう

薬袋先生のやり方を実行していけば、
英文に対して構造をきちんと見抜きながら、
前後の文脈に照らし合わせて、正しく書き手の想いを読み取れる。

私はクリエイターであり、今ブログで記事を書いている。
あなたに伝えたい想いがあるから書いている。

あなたに想いを伝える手段として、現在母語(日本語)を使っている。
文章の伝え方がおかしいと、あなたに伝わらない。

文章を書いていると、読み手の気持ちを考えずして書いてしまい、
数日たって読み返すと「何を言いたいんだ?」つっこむときがある。

そこでリーディング教本の勉強を応用し、
自分の書いた文章を品詞分解するかのように読んでみよう。

  • 前後の段落
  • 文章を書き記す順番
  • 助詞、助動詞、副詞、主語と述語、毛用紙などの品詞

社会に出て一番苦労する箇所は母語の遣い方だと考える。

正しい形で誤解なく相手に伝える実用文。
私は一時、体を壊すほど鍛えられたよ。

作文だけでなく現代文(母語で書かれた文章)にも当てはめてみよう。
文脈に沿って文章を読み、筆者の主張や感情の流れをつかめるはずだ。

 

相手の気持ちに沿って文章を読む

どうして書き手は「その表現」を使ったのか?

他人の文章を読むor自分で文章を書くとき、
「どうしてこの人はこういう表現を使ったのか?」
考えると、言語力が色々上がる。

言葉・想いに対するあなたの姿勢が表れており、
読み手はうまく言葉で表現できなくても、第六感で察する。

上記文章に対して、以下の問いかけをしてみよう。

Q1:第六感と書いたのはなぜか?
Q2:なぜ読者でなく読み手と書いたの?
Q3:言葉・想いを先に強調した狙いは?

正直「知らんがな」だ。

「知らんがな」だと適当になってしまい、
あなたの心の奥に潜む熱い魂を相手に伝えられない

「知らんがな」で済ませたところが今までの勉強であり、
知らんがな=適当に言葉を書いてたらダメだ。敏感にならないと」
という気持ちを持つと、根本を探る学習法に切り替わる。

目の前に作者はいないし、
作者である自分自身も意図せず言葉を使っている。

だからこそ作者が目の前にいる状態でインタビューし、
こういう狙いがあって、この言葉を選んだのね探っていく。

もちろんインタビューは自分自身にも当てはまる。
いい加減を減らして、意識して言葉を選び、気持ちを伝える。

このページを読む人は「いい加減を卒業」したくて来てる。
ぜひリーディング教本を読みながら、いい加減を少しずつ排除してほしい。

 

原点から英語と母語を変えたいなら今すぐ読むべき

英文法リーディング教本は英語の基本–品詞の意味や活用–から、
一つずつ丁寧に英文を追いかけていく教材だ。。

最初から教本に手を出すと、高確率で挫折するだろう。

英語をある程度勉強したら、必ずスランプが訪れる。
わかるようでわからない、間違えてしまう。

なぜわかりそうなのに間違え続けるのか?
答えが原理・根本からの理解にある。

英語に行き詰まりを感じたら、
たとえあなたがペラペラ英語を扱えようと手にすべき。

アマゾン:基本文法から学ぶ 英語リーディング教本

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真理は簡単なところに眠っているし、
薬袋先生の熱い想い・魂を本からふつふつと感じる。

ぜひ熱い魂を感じて、言葉の奥深さをつかんでくれ。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。