
ども、しゃしゃ。
先日、某財務戦略セミナーを見た。
きっかけは購読中のメルマガで紹介していたからだ。
戦略セミナーを見た後、
「勘定科目と仕訳がしっかりわかる本」を購入した。
なぜ財務戦略セミナーを見た後、勘定科目本を買ったのか?
貸借対照表を”分解”する

きっかけは財務戦略セミナー動画だった。
私が取っている某経営者のメールマガジンにて、
財務戦略セミナーの案内があった。
貸借対照表が出てきた。
貸借対照表は財務状態がわかる表だ。
私にとって「大した重要」でなかった。
貸借対照表より損益計算書のほうが重要だと思っていた。
ところが財務戦略セミナーで貸借対照表の重要性がわかった。
というより貸借対照表に対する見方が大きく変わった。
セミナーの中身に大きく振れるので、大まかな内容しかかかない。
貸借対照表の項目を分解し、ぐるぐる回し、お金の戦略を立てる。
借金のせいで会社はつぶれない。
赤字が会社をつぶす展開はあっても、借金ではつぶれない。
むしろお金が増えていく。
「貸借対照表を分解する」一言に衝撃を受けた。
目の前にあるものに対し「別な視点」があるとわかる。
別な視点に気づいてしまうと、世界の在り方も変わる。
今の自分は財務に関する基本情報を持っていない。
持っていてもあやふやな知識であり、わかってるようでわからない。
何より負債=忌避すべきものという固定観念を壊し、
負債に対して「新しい定義」を行うチャンスだ!
すると自分は確定申告の基本情報、
勘定科目(仕訳、現金、借入金など)がわかってないと悟った。
借金は「悪い」のか?

事業を行う上で、赤字と借金は怖い。
借金は必ず返さなくてはならず、返せなかったら……
赤字も黒字にならず、どんどんかさんでいくと……
赤字及び借金=怖い、悪い 図式が自分の中にあった。
何より信用に大きくかかわってくるからね。
信用ではねられると、お金を貸してくれなくなるしね。
動画セミナーを見ていると、借金は悪くない。
赤字は出さないに越したことないが、借金は怖くない。
借金とは投資の一種だ。投資して利益を出し、回収して現金を増やす。
増やした現金をさらに借金して貸借対照表の「金額面積」を増やす。
セミナーによると最初は利益(純資産)を伸ばす。
次に負債を上げて流動資産を伸ばし、固定資産も上げる。
※固定資産を上げる=備品などを購入=投資
投資したお金で利益をさらに上げて、さらに借り入れを行う。
利益だけでは備品や土地などが買えない。
だから借金して備品を購入し、事業の拡大を狙う。
くわえて借金とは手元に現金を残す行為だ。
何かを支払いたいとき、いざ手元に現金があるとすぐ購入できる。
借金をするメリットは
手元にたくさんの現金を持ち、いざという時にすぐ購入できる
→銀行融資を待つよりも投資速度が早くなる
だから借金で事業はこけないという。
ただし利益には徹底的にこだわれ。
借金を通して会社の生産力を上げ、売り上げを伸ばせ。
赤字を出し続けたら経営は終わりだ。
勉強をする意義

おぼろげに分かっている内容を、なぜきっちり学ぶのか?
人間、物事をしっかりと組み立てて遊べる状態を作るには、
それぞれの役割と意味をつかんでおかねばならぬ。
例えば消耗品がある。
消耗品は使用の過程で状態が変化し、本来の役割を果たせなくなる物品を示す。
10万円未満もしくは耐用年数が1年未満のもの
利用頻度が高く、消費サイクルが早いものが消耗品に該当するでしょう。
例えば、文房具や車の燃料、事務用品などです
取得価額が10万円以上の物品でも、明らかに耐用年数が短いものは消耗品になる
パソコンや車両でも、取得価額が10万円未満であれば消耗品として計上できる
参照+引用:消耗品と備品との違いとは?
消耗品の意味を知らなくても、漢字が持つ雰囲気から予想はできる。
パソコンや車両でも取得原価が10万円未満なら消耗品になる。
私は会計ソフトにマネ―フォワードを使っているが、
マネ―フォワード1か月分の使用料金を消耗品で処理できるわけだ。
消耗品が持つ意味、役割をきちんと知ると、
消耗品が何を示し、どう活用できるかがわかる。
ネットと書籍の違い
勘定科目はネットで調べると、すべて乗っている。
書籍を買う理由は簡単で、ネットで調べない情報が載っているためだ。
例えば現時点における私の経理に「手形」は必要ない。
だからネットだけだと手形はまず出会わない。
書籍だと手形の項目があり、私にとっては余計な七期であっても、
「手形決済か、いつか使うかもしれないし、他者の財務分析に役立ちそう」
色々考える材料となる。
大まかな全体像を知るなら書籍を。
細かい知識を知るならネット検索を使えばいい。
脳内に入れた知識は単体だけだと意味がなくても、
「物語性」を持たせると、とたんに効果を出す。
物語とは例えば財務をテーマにした作品や記事を書く。
例えば自分の事業を個人から法人に乗り換える(人生物語)。
仕訳の間違いに気づく

私はマネ―フォワードを使って仕訳している。
勘定科目と仕訳を読んで、早速一つの仕訳を訂正した。
10万円未満のソフトウェアがある。
マネ―フォワード自体の仕訳をしていた時、
私は「消耗品費」として計上していた。
本を通して「クラウド型」なので、消耗品→通信費に書き換えた。
消耗品と通信費の違いが分かった。
仕訳の間違いを訂正できるだけでも、購入して良かった。
用語を知って戦略へ活かす

私が勘定科目と仕訳を購入した理由は「物語」を作るためだ。
物語といっても空想(小説など)があれば、
実際に経営へ活かす「現実の物語」もある。
勘定科目を改めて理解し、貸借対照表及び損益計算書を見る。
ただ見るだけでなく、勘定科目を分解しつつ金の比率を見ていき、
お金に対する新しい見方、価値観をつけていく。
設備や広告投資のため、場合によってお金を借りる。
借金が怖い理由は利益が0円で赤字続きだから……
未来に対する恐怖思考に見舞われているためだ。
全ての行動は「失敗」であれ「小さな成功」だ。
小さな成功要因を必死に探し、次に生かす。
勘定科目はすべてを知らなくても確定申告できるけど、
知っておくと自分の財務戦略につながり、事業拡大にもつながる。
アマゾン:図解即戦力 勘定科目と仕訳がこれ1冊でしっかりわかる本
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勘定科目一覧を体に叩き込み、
自分の経営あるいは人生を少しでも有利に進めたいなら、
今すぐ購入し、一つずつノートに書いていこう。
言葉はすべて戦略(行動・思考)につながるよ。
