
ども、しゃしゃ。ザ・ボイスで佐藤優氏が出演していた。
彼の語り方はささやかでしたたかだ。
安保法案関係の話に入ったとき、 彼が解説する「ある表現」から、
「確信がないのかな」「空想世界で起きた事実を述べているのかな」
私は感じてしまったんだ。
違和感を分析するうち、過去にあった私の失敗談を思い出した。
「~な感じなのですよ」
佐藤優さんとお送りした3/29「ザ・ボイス」 YouTube #voice1242 #radiko https://t.co/HQC2517YS6
— 「ザ・ボイスそこまで言うか!」 (@iida_voice) 2016年3月29日
佐藤さんは安保関連の話になると、論調が弱くなる。
「弱まった感じがするのですよ」「~だと思うのですね」
「感じ」「~と思う」と、断定を使わない表現をしている。
私も「~な感じがする」「~と思うんだ」は時折使う。
理由は「自信がない」「間違えているかもしれない」
「人にあーだこーだ突っ込まれると面倒」だからだ。
佐藤さんは北朝鮮・ロシア問題、危機管理に関するニュースだと、
「推量・婉曲(和らげる)」表現を使わない。
そのため、彼のやんわり表現を聞くうちに、
「自信がないのかな」「空想をしゃべっているのかな」考えた。
下記サイトは佐藤さんの語りや論理に対し、深い切り込みを入れているよ。
声のトーンが原因?
ザ・ボイス 3/29 佐藤優さん 「トランプ氏の在日米軍撤退発言を受け アメリカ国務省が反論」
「今の世は変数が多すぎ。半年後の世界情勢をズバリ語っている者がいたら、嘘つきか、何も知らないかのどっちか」専門家であればあるほど、断定はできなくなるのは確か!#voice1242
— 鮎川ロイコ (@Ayukawa_Royko) 2016年3月29日
彼の語り方は「ささやき」だ。
人(顧客)が困っているとき、悩むときにさっと後ろで囁く。
すると心がジワリと動かされるのだ。
また彼は重要なメッセージに対し、深い感情をこめない。
淡々と流れる川のようにささやく。
だから佐藤さんラジオで意見を述べても、大勢の前で心は動かされない。
影からささやかれると、心を動かされやすくなる。
佐藤優さんというお名前をどこかで聴いたな?と思ったら、こういう人なんですね…#voice1242
【アーカイブ】沖縄の声-沖縄と本土の分断に必死!カメレオン的論説を繰り返す佐藤優[桜H27/1/14] https://t.co/blPrFkWyqA— night (@dod5dbb5) 2016年3月29日
比較する人として青山繁晴さんがいる。
彼は意見を言うとき、D・トランプ氏のように怒りを込める。
怒りは感情を動かされやすい。
だから「そうだ、彼の言うとおりだ」扇動される。
佐藤優さんって宮台真司さんに似ている気がする。
穏やかで知的な語り口、そこから発せられるぼんやりしていまいちピンとこないコメントが。 #voice1242— 昼でもヨルダン (@noon_jordan) 2016年3月29日
もう一人、二人比べてみよう。
上念司さん、井上和彦(声優でなく軍事評論家)さん。
彼らは「はきはき」しゃべるため、聞き手の心も盛り上げる。
休憩:万年筆のまんちゃんが私を心配する
アメブロを更新しました。 『常に新しい分野に挑戦する、主人はいつも大けがをおっています』
⇒ https://t.co/gKW4QkQWOj— 千賢光太郎 (@megabi0) 2016年3月28日
断定のなさは自信のなさ
@funkykazoo #voice1242 結論、佐藤優さんは危機管理の専門家なので政治経済も切り口がそちらになってしまう。だから現実と乖離してしまう。好きな人にはたまらないでしょうがね。
— 食べる清吉 (@kyorotann3737) 2016年3月29日
私は記事を書いている。しゃしゃはどうだろう?
単なる読み手だろうか、あるいは誰かに向けて記事を書いている?
また仕事で「お前はなんで自信がないのか」叱られた経験はない?
佐藤優:シールズの動きを見て「よく分からないけど悪いと思う」人が多い。保育所問題は前から深刻だがメディアで「死ね」が回るのは世界広しといえど日本だけ。国会で出たのは初めてでは。それ位不思議な事が起きてる。安倍さんがきちんと見てないから激しい言葉を使いたくなる #voice1242
— sao954 (@sao954) 2016年3月29日
私が昔、ある薬局でアルバイトをしていたとき、
あるお客様に「化粧の効果はどうなの」と聞かれ、
「大丈夫だと思いますよ」言ったら叱られた。
「あんた、思いますよってどういうこと?
私は真剣に聞いているのよ、自信がない商品を人に薦めているの?」
私はびっくりした。初めて知ったんだよ。
当時、アルバイトだけど「断定(決めつけ)」していいんだと。
お客様がお帰りになった後、別のお客様から同じ質問を受けた。
「この化粧品は私が使っても大丈夫かしら」
私は自信をもって答えた。
「大丈夫です。お客様の将来に役立ちます」
正直、怖かった。もしお客様に効果がなかったらどうしよう……。
しかし、お客様はお礼を言って、喜んで購入した。
このとき悟ったよ。根拠や自信がなくても「断定」していいと。
佐藤優さん=国会や同等の場で、「死ね」と言う言葉が飛び交うのは日本だけ。←事前にこの言葉は控える様合意されたのに、無視して使ったのは民進党。そしてこのおばさん(山尾志桜里)は政調会長に抜擢。つまり、民進党は世界の常識から劣る集団ということ。。 #voice1242
— 1Q3 (@1Qshan) 2016年3月29日
断定できない理由は「自分に自信がない」からだ。
事実は断定形を使える。しかし推測は断定形を使えない。
もし使って周りから「こいつ無知やなあ・嘘つきや」思われたら、
恥を感じ、どこかに隠れてしまうだろう。
でもお客様の立場になって考えてみた。
アルバイトも店長も店員も、彼らからしたらみな同じ「店員」だ。
店員を通し、「自分の選択に間違いがない、あっても彼の責任に擦り付けられる」
心理があって、お客様は商品を使うべきか、自分の悩みを解決してくれるか?
尋ねていると私は考えているよ。
断定を促す取材

私が購入している「伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!"シリーズ)」によると、
断定力を上げる方法は「取材」や「体験」だ。
佐藤さんの意見に対し、同じ意見を述べている人はいないか?
調べる場合、まず検索で色々探してみる。
そこで私と同じ意見を述べていれば、引用として乗せる。
引用しながら自分の意見を重ねて言う。論説文では普通に使うよ。
上記URLは伝える力の基本、5W1Hについて触れているよ。
「もの・こと」で何でも片づけてしまうと、、
はっきり何を伝えたいのか、相手にわかってもらえない恐れがある。
佐藤優さんの本お勧め

佐藤さんの語り口は自信がないように私は感じた。
しかし本は違う。特に佐藤さんの実体験を詰めた本はとても強い。
佐藤優さんの本を読んでみたいなあ~でもどれから読めばいいかわからない……
思ったら、まずは「読書の技法」を読んでみよう。
TOP画像もここから:憂国のラスプーチン 1 (ビッグコミックス)
「実践」受験勉強:読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
もう一つ、漫画「憂国のラスプーチン」もとっつきやすい。
まさか富江の伊藤潤二さんが漫画を描いているとはw
だから読んでいるとき、政治の裏だけでなくホラー要素もあったのか。
