※ 東方秋失傳2話 文々。新聞より | もにゅ [pixiv]
おはよう、しゃしゃ。 これから就職活動をするのかい?
あるいは転職して新しい企業に勤めるのかい?
それとも……就職や転職とは無縁かい?
しゃしゃが就活生と仮定して話をするよ。就職時に教授から言われない?
「新聞はよく読め、特に朝日や毎日の社説、日本経済新聞」
ネットを見ると、いろんな偏向報道や世論誘導を仕掛けているから、
「はあ? なんで洗脳新聞を読まなあかんのよ」思わない?
新聞を読む必要はない
※ パトレイバー劇場版2の架空新聞 | FOOX [pixiv]
考える就活生が4割もいるんだって。
就活生が要らない要因として「読まなくても採用されたから」
「大切なのは自分が何をどう考えているか」
特に慶応大学生でマスコミ志望の青年が述べた言葉
「日経が就活に必要と思っている人は日経のキャンペーンに毒されている」
毎日新聞はよくこの意見を載せたなあw
同じ新聞だから「毎日新聞が就活に必要と(以下略)」も意味するよね。
一方で読んだ人は「経済に対する深い観方ができた」
「日経を読んで安心できた」「目を通しておくべき」
確かに私も日経新聞が置いてある図書館で読むことはあるけれど……
目を通しておくというのは読んでいるようで、読んでいないと思うんだ。
毎日新聞も最後に面白いことを述べているよ。
「面接官の注目点は日経を読んでいるかどうかではなく、
世の中の動きをちゃんと追っているかが試される。
記事を読んで世間に触れ、知識と社会観を磨いてください」
新聞を読む理由はこの一言にあると考えているよ。
偏向や誘導を利用する
※ よくやり玉に挙げられた人
新聞はどこも偏向報道・世論誘導を行っている。
社説は編集者の意見を出す場だから、ある種の誘導を行っているよ。
また、記事も「事実」と「願望」を書いている。
願望を事実と捉えると、誤った考えを持ってしまうんだ。
新聞をただ読むだけだと、相手の知識をただ受け入れている。
受け身の読み方になってしまい、命令されるだけのロボットになりやすい。
新聞を読む際は「変更や誘導は当たり前」と思い、「事実と誘導」を見分けることが大切だ。
新聞を深読みすることによって、メディアが仕掛ける罠を見抜けるよ。
面接官からすると、「罠」を見抜ける人は貴重な人材だ。
企業はいろんな会社と取引を行う。
取引相手の中には、「騙す・裏切る奴」もいる。
何も考えないまま交渉すると、相手のいいようにされて損害を被るよ。
原因はどこにある? 「罠を見抜けなかった」会社にある。
情報による罠を見抜く訓練として、新聞は良い訓練となるよ。
キーワードを調べよう
新聞からどうすれば「事実」と「誘導」を区別できるのか?
まずは新聞記事の内容を調べることだ。
過去に私が書いた記事を載せるから、後で読んでほしい。
過去記事:共同通信による世論誘導術
新聞は中立であるべきだと思いたいけれど、現実は無理だ。
なぜなら「変更や誘導」が好ましいと無意識に思う人が新聞を購読しているから。
例:日本は革命が起きる⇒実際は起きていないけれど、
起きてほしい、起きたほうがいいと考える人にとっては「いい気分」に浸れる。
情報だけを抜き取るならネットニュースで構わないが、
必ず記事を分解して、メモしながら読んでおこう。
人さまの考え(2ちゃんねるの意見も含む)を参考として取り入れよう。
意見はあくまでも幅広く物事を認識するための手がかりであり、
「真実」ではないからね。真実は自分で色々情報を集め、推測する。
結果、裏のからくりが見えてくるんだ。
私が書いている記事もしゃしゃが真実にたどり着く手がかりでしかない。
読む際は受験で培った現代文の読み方が参考になるよ。
新聞の良さって?

私があまり関心ない情報も載っていることだね。
人間って関心がある情報しか読まないでしょ。
でも関心がない情報は「別な観方」をするヒントが隠されている。
また、関心がない情報を分解すると……
実は「現代社会」のからくりや動きを知る機会になるんだ。
関心を持たない情報のトップとして、国際情勢があげられる。
国際情勢は日本に関係ない情報ばかりだから役に立たない……
という考えは大いに間違っているよ。
国際情勢は日本にどのような影響を与えるか?
知るためには外務省HPを訪れるといいよ。
日本は外交を通して外国とつながりを持っている。「防衛」や「経済」に関する内容だ。
身近なものに例えると、「泥棒対策」としてセキュリティ会社と契約した。
今持っている鍵だと、泥棒に入られるから警報機を付けてもらった。
セキュリティ会社と契約⇒外国に投資・商売を行う
日本と海外は必ずつながっており、見えないのは海外を勉強していないから。
受験と授業
だからもう一度受験勉強をしておくといいよ。
目標は自分が学んだ分野でどれだけ「授業」ができるか?
例えば正月にウクライナがデフォルトした。
ウクライナは黒海に面しており、デフォルトとは債務不履行、
すなわち他国が貸し付けたお金を回収できなくなった。
結果、ロシアが持つ銀行が倒産する可能性をもち……
「脳内にいる生徒」に向けて「授業」を行っていこう。
自分が突っかかる場所は理解できていない分野だ。
今すぐネットや本で調べ、知識を補強していくといいよ。
就職場所の情報だけは知っておくべき
みんなやっているようであまりやらないこと。
しゃしゃがどこに就職するかわからないけれど、
採用試験を受ける場所に関し、ニュースは集めておこう。
例えば働き口を探すサイトで自分の適性を知った後、
「ここで働いてみたいなあ」思った場所がセキュリティ会社だった場合、
セキュリティに関するニュースを集めておこう。
セキュリティ漏れに関するニュース。採用試験を受ける会社の情報。
ウイルスや個人情報漏れ事故など、時間を確保して調べておこう。
集めた後は情報を整理する。結果として自分の考えを持つようになるよ。
働く前に働く場所に関する情報や関連情報は調べておこうね。
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結びに:だから新聞は必要なの?
私は一紙だけ取れば十分だと思う。
日経なら新聞を読まなくてもHPで読めば十分だしね。
ただ読むときは「事実」「嘘・願望」を見分ける力が必要だ。
朝日新聞や共同通信は「願望を事実」であるかのように書く癖が多い。
新聞を通して「メディアの狙い」を把握し、引っかからないような人間になろう。
会社としても「狙い」に気づく人間は使える人材になるし、今後の生き方に活用できるよ。
