表ではニコニコ、裏では殴り合い。
外交の基本として世界が行っていること。
G20安倍総理が朴槿恵大統領らに皮肉を述べ、
実に面白かったので、中身を見ていきましょう。
ほめながら嫌味を述べる
![日中韓首脳会談](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2015/11/jtjy5.jpg?resize=200%2C120&ssl=1)
安倍総理がトルコのアンタルヤで開かれているG20において、
朴槿恵大統領(パクネ将軍)に対し、謝意を述べました。
「韓国を訪問したときのおもてなしに心から感謝したい。
食事もすばらしいものだった。
日韓首脳会談が行われ、日本国内の雰囲気はだいぶ良くなっている」
朴氏は「あたたかい言葉をもらい、大変うれしく思う」
一方習近平国家主席には「ハロー」と英語であいさつしたとのこと。
一見、日中韓の協議で将軍に感謝を述べているように見えます。
しかし、食事に関する経緯をみていくと……
実は将軍、昼食の代わりに慰安婦問題の解決を迫っていたのです。
日本側は断ったため、昼食会はなくなりました。
安倍総理は将軍に述べたそうです。
「これから焼き肉を食べに行きます」
事の経過を見れば、安倍総理がG20の場で述べたことは感謝に見えて、
実は「嫌味」なのですね。
※ なぜか出した今日の日経平均株価
ついでにもう一つ。
「日本国内の雰囲気はだいぶ良くなっている」
これも日本の反応を見ると嫌味に入ります。
何しろ日本は韓国のずるい対応に業を煮やしています。
慰安婦しかり、世界遺産の裏切りしかり……
約束をして数秒ですぐさま裏切り、
隙あらば日本を陥れ、自国がやばくなったら上から目線でたかりに転じる。
政府らの態度に「日本国民をなめているんだろ」怒り心頭な人がネットでは多く、
今回の日韓首脳会談の対応に対しても、
外務省や首相官邸らに抗議のメールを送った人が多いと考えています。
雰囲気はだいぶ良くなっていると一見見えて、
安倍総理が堂々と食事に関する嫌味を述べる時点で、
実態は「ますます冷え込んでいるよね」ほのめかしています。
習近平に「ハロー」と述べた意味
![笑顔のない習近平](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2015/10/657j57k6.jpg?resize=300%2C150&ssl=1)
習近平国家主席がいる中国は英語でなく広東語を中心とした、
中国語があります。元の言語に対して安倍総理のあいさつは「ハロー」
英語です。なぜわざわざ「ニーハオ」にしなかったのか?
私は中国について、背後に敵対意識を持っているな。
確信を持ったのですね。
日本人として相手の国に配慮したマナーを行うと、
ある種の経緯を持っているか、相手の国を知らないか?
でも、総理は中国とも会談を行っているから、
「ニーハオ」も「ハロー」も意味が分かっています。
明らかに狙ってやっているとしか思えません。
言葉では挨拶を送りながら、裏ではきっちり敵対関係を意識している。
「ハローは英語、英語といえばイギリスだから仲良くやってくださいな」
他に日本は中国と縁を切ろうとした。と、推測する方がいます。
参照:
安倍総理の嫌味対する反応
韓国人が”昼食会騒動”に呆然
安倍首相の”想定外の動き”に『朴槿恵が吃驚仰天する』珍事が発生
皮肉が通じない?
![安倍総理を皮肉](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2015/11/jytyjr.jpg?resize=300%2C207&ssl=1)
皮肉がわかるには機微を察知できるようにならねばいけません。
日本人は和歌などを通し、相手の感情をなんとなく推察する力があった。
一方、韓国はどうでしょう?
韓国は皮肉が通じないといわれています。
相手を直接罵倒する言葉が多い理由も、間接的な嫌味がわからない。
嫌味や皮肉は頭の回転が速く、
相手が述べた言葉の背後を調べない限り、気づきません。
将軍は気づいているのでしょうか?
それとも「そうよ、安倍総理に豪勢なご馳走をふるまってあげた。
ここは大統領として日本に器を示してあげないと」
実際にやっていないのに、彼の言葉を既成事実化させ、
「ない」ものを「あった」ものとして脳内の記憶を書き換えているのか?
私は通じていないと勝手に思っているんですけどねえ……
反応が「あたたかい言葉をもらい、大変うれしく思う」
後は慰安婦問題について、証拠でなく証言を重要視する国です。
仮に通じてもすぐさま、合理化するんじゃないかと思っています。
マスコミはどうみている?
![偏向2](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2015/09/y5yju75.jpg?resize=300%2C230&ssl=1)
日本のマスコミは基本、総理大臣にとって「致命傷」と認識すると、
すぐに報道します。反対にそうでないとあまり報道されない。
また、主に中国や韓国にとって「喜ばしい」内容だと、
トップ扱いで報道されますが、
彼らにとって「不都合」な事実だとあまり報道しない。
今回将軍と習近平の対応を報じた新聞は産経だけであり、
他は報じていないようです。
安倍総理が発した言葉の狙いを彼らは気づいているのでしょう。
もし将軍がきちんと昼食をふるまったうえで、
安倍総理がお礼を述べたら、ほかのメディアも嬉々として報じていた。
しかし、この記事を報じると総理が述べた言葉は感謝に見せかけた、
単なる「皮肉」とわかってしまう。
日本にとって、韓国をほめているから一見、メディアには好都合に見えた。
しかし彼らは不都合と理解しているから報じていない。
産経は全ソウル支局長の加藤さんが有罪判決を出され、
韓国に良い考えをあまり持っていないのか、報じていましたね。
なお安倍総理は今後、日中韓の会談について、
「今回の一連の会議で行う必要はないのではないか」
はっきり述べています。この発言を見ても皮肉だとわかりますね。
皮肉はいつ使うべきか?
![日本の黄色いバラと竹の間](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2015/10/h46h4h4.jpg?resize=300%2C176&ssl=1)
皮肉を述べるとき、基本相手に対して怒りや呆れの感情を持っている。
しかし直接述べると「発言者、怖い」認識されてしまい、
結果として自分の知名度や信頼が下がってしまう。
そこで知名度や信頼を極力下げず、
相手をたしなめるときに皮肉を使います。
※ 「会社に行かなくなった」この言葉で涙が出てきそうなのです。
お子さん、いじめられなければよいのですが……
たとえばはすみとしこさんはイラストを通し、
相手をけなしているわけじゃないんだけど、
行間を読むと「ああ、思いっきり皮肉を述べているなあ」
皮肉はきちんとした歴史の流れがあること。
相手を表だってバカにしないこと。
むしろ「相手がこうすべきだったのに」という場所をほめる。
本当は相手がしていない子供っぽい部分をほめる。
周りから見ると「いい大人なのに、いつまでも子供っぽいことを」
きっちり褒めてあげる。大げさにすると頭のいい人なら恥を知る。
しかし、うわべだけを拾うと「褒められている」
褒められの中に含まれる皮肉は怖いね。
結びに:直接バカにしない
相手を直接バカにすると、いくら理由が理解できても……
「こいつの考えはちょっと危ないなあ」と思われます。
もちろん、それを持ち前にするなら覚悟をもって行うべきです。
ただ、激しい言動は正当性があろうとも、同じような激しい感情を招きます。
結果として、無駄な敵を作ってしまいがち。
だからこそ皮肉を通し、
相手を褒めて立てながら、裏では一部の人に真意が伝わる表現を行う。
イギリスが習近平に行った皮肉もぜひご覧ください。
彼らの表と裏の違いに「ここまでやるか」思うでしょう。
過去記事;エリザベス女王の手袋は何を意味する?
![お願い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/05/sheare2.jpg)