
ニュースを読んでいたら、
漫画家の木多康昭さんが作画中に足を骨折し、
現在書いている漫画、「喧嘩稼業」休載とのこと。
ニュース元:
漫画家・木多康昭氏 作画中に足骨折…「喧嘩稼業」休載へ
気づいたことを書きます。
幕張と泣くようぐいす

木多康昭さんといえば、幕張です。
初めてジャンプを読んだ時、パロディがありすぎて焦りました。
面白くて腹抱えましたが、「いいのか(汗」
「あ、この人テレビで見たことある」
人を平気で描き、
「ああ、この人なら言っても不思議じゃないわw」
期待通り、それ以上のギャグをかましてくれます。
(田原さんとか面白かったw)
喧嘩稼業は中身が格闘技で真面目な話題を追求しているだけに、
時折入る「風刺」に心が癒されます。
なぜ足の骨折で休載?
ヤフーニュースで流れておりました。
ヤフコメを見ていくと
「実写に近い動きを再現するなら、まずやってみた。
結果骨折したってこと?」
「足を骨折したら、なんで描けなくなるんだ?」
「(ある選手が)足を折られる所をリアル描写しようとして骨折したの?」
色々推測が飛んでいます。木多康昭さんの絵柄は写実です。
しかも実写は現実の動きを参考にしないと取りにくい。
足を折られる描写をするとしたら、実際に折れたらどうなるのか?
本来は折れる寸前で辞めたかったけれど、やっちまった。
足を骨折すると、足に意識が集中します。
すると、漫画を書いているよりも自分の足が気になってしまう。
それで休載したと推測しています。お大事にしてください。
※ 追記
フェイスブックのコメント見ると
「ずる休みしたいだけだろ?
適当な理由で休載を繰り返しているから
本当に骨折したかどうかすら怪しい」
辛辣なコメントが多かったです。
体験と想像力

※ 「氷鬼を追い払う女の子」
何気ないニュースですが、
創作する側からすると考えてしまいます。
木多康昭さんがもし、自分の体験を漫画にするとしたら、
事実、リアリティーを重視してすごいと考えています。
リアリティーがあって初めて、想像力も細かく膨らむからです。
想像力を養う際、本を読み、資料を調べるだけでもいいのです。
これも立派な体験ですから。
でも、それ以上にわからない場合は実際にやってみます。
私も文章を書くとき、なるべく実体験をするようにしています。
(当たり前なんだけど、ついさぼりがちにもなる)
初めは資料を使って調べるのです。
それでも足りなくなると、実際に購入して調べる。
ただ、小説を書く場合は現実を知っていながら、
あえてそこを無視し、ありえないことを書いてもいい。
小説を書く際、嘘を書いてもいいと思っています。
ただ、小説の中身によりけりです。
中身が「ドキュメンタリー」ものなら、嘘は書かないほうが良いです。
中身が「完全なる空想物」なら、嘘は平気で書いてもよいです。
ただ、その嘘も単なる嘘でなく「説得力ある」嘘を持たせる。
私はどちらも難しいと考えています。
嘘をつくる場合もある程度「説得力」を考えないといけないからです。
読み手が「ああ、これは明らかな嘘だ。でも信じてしまうかも」
そう思ってもらうといいと考えております。
※ 命に関わる嘘は必ずギャグ調にすること。
例えば火の中に飛び込む場合、飛び込んだ描写を完全なギャグにして、
「明らかな嘘、ギャグ」と認識させる。
終わりに
木多康昭さんが描く「喧嘩稼業」は実写を追求し、
史上最強の「格闘技」を追い求めている漫画です。
人によってはグロテスクなシーンもありますが、
それも全て実写を意識しているためです。
ご活躍をお祈りします。
※ 追記:喧嘩よりも泣くようぐいす

喧嘩稼業は目潰しなど、あまり見たくないシーンが多い。
泣くようぐいすはきちんと野球やり、
他校との喧嘩ありでごっちゃになってて面白かった。
個人的に蘇我との決着をつけて欲しかったけどなあ。
作者はパロディにも全力を入れるから面白い。
真面目とパロディ、銀魂のような感じです。

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