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アオアシとキャプテン翼:なぜどちらもスペインを選ぶのか?

おはよう。

今日のアオアシ最新号(299話)で、
栗林と花がスペイン語でやり取りしていた。

スペインはエスペリオン監督福田さんが所属していた場であり、
ガルージャ監督がいた場所でもある(違ったか?)。

スペインといえばもう一つ、キャプテン翼だ。
大空翼が現在所属しているチームはスペインのFCバルセロナだ。

他のサッカー漫画はどこを海外拠点に定めているか知らぬ。

なぜどちらの作品も海外サッカー=スペインなのか?
ブラジルやイギリスではだめだったのか。

翼はすでにブラジルにて修行を積んだ。
現在はバルセロナで活躍している。

サッカーにおいてスペインにしかない魅力は何なのか?

 

アオアシ最新話で語る目標レベルの高さ

アオアシにおいてスペインは福田監督がかつて活躍していた場所であり、
花と栗林が活躍する場(予定)でもある。

福田監督が選手だったころ、スペインにわたって活躍したももの、
足を痛めて引退を余儀なくされ、今は監督を務めている。

参照サイトによると福田監督のモデルは福田健二選手らしい。

福田健二選手はフォワードで、厳しい生い立ちを経て選手へと成長。
日本で活躍した後、メキシコやパラグアイ、スペインにギリシャへ移籍。
愛媛や香港を経て引退し、現在は横浜FCのスタッフとして選手を支えている。

最新話で花は兄が活躍していた場所を、
栗林選手は父親の仕事で1年間スペインにおり、
スペインでの試合を見て「ここでやる」決意した。

アシトは自分が遠い先の未来を見たうえで行動してないと気づき、
ノールックパス(相手を見ないでパスを送る)の秘密にも気づいた。

参照:アオアシ福田達也監督のモデルは?現役時代のポジションや怪我・野望についても

参照:アオアシの298話のネタバレ最新話!栗林、アシト、花は何を語る?

 

二人ともスペイン語が流ちょうなわけ

もう一つ、二人ともスペイン語を難なく話せる

スペイン語ができる理由の一つとして、実際にスペイン人が回りにいて、
彼らと普通にスペイン語で語り合っていたと。

エスペリオンも外人スタッフがいて、
日本語でも英語でもなくスペイン語(向こうの母語)でやり取りしている。

身近に話せる人の存在だけでなく、
自分がどこでどう活躍するかを見越したうえで、
先回りしていろいろ学んでおく(独学)

一番重要な部分が「自分がどう活躍したいか」であり、
活躍さえ決まれば語学を学ぶ方法は自然に入ってくる。

なおアオアシを通して「スペイン語に興味を抱いた」なら、
どこから始めたらいいのか

YOUTUBEでスペイン語を調べるなど色々あるが、
本格的にやるなら、基本ルールが詰まった文法を強くお勧めしたい。

文法ルールがわかれば、後は単語を覚えながら、
実際に現地の人とスペイン語でやり取りを行えばいい。

スペイン語は文章の並び方に大きな制約がない一方、
動詞は主語によって語尾が変わる(主語を省略できる)。

他にも疑問符?が逆さになるなど、スペイン語特有のルールがある。

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参照:スペイン語文法 10の基本知識

 

キャプテン翼とスペイン

一方でキャプテン翼も大空翼に焦点を絞った場合、舞台はスペインだ。

なぜ翼はFCバルセロナに決めたのか?
作者のインタビューがあった。そのまま引用する。

1998年のフランスW杯を現地で観戦したとき、パリの宿が満杯でスペインのバルセロナを拠点にしたんです。街の雰囲気もよかったし、(バルセロナの本拠地)カンプ・ノウに入ったら「このスタジアムで翼をプレーさせたい。欧州に移籍するならスペインが合う」と思ったんですよ。

引用:キャプテン翼:主人公・翼がバルサに入団した理由は? 作者に直撃

もし高橋先生がパリに泊まっていたら、FCバルセロナの道はなかったといえる。

偶然のピンチが招いた結果といえよう。

翼がカンプ・ノウに入ったときも感動していたが、
最初はいろいろ課題を与えられ、すぐに入れなかった。

「あの翼ですらすんなり入れないなんて……」

当時びっくりした。

 

スペインにあってイギリスにないもの

英国スペイン

欧州サッカーにおいて、イギリスやフランス、スペインにドイツ他、
ありとあらゆる箇所でチームが戦いを繰り広げている

アオアシもキャプテン翼もスペインに焦点を当てている。
スペインには何があるのか?

調べたら、知恵袋に文化の違いが載っていた。
スペインと英国、両方でプレーした選手のインタビューによると、

イギリスでは、相手の攻撃を受け流し、スタンドにいれたら拍手する。

一方スペインでは受け流しただけだと拍手など起きない。
奪ったうえでうまく反撃しないと評価されないと。

別の意見に興味深い内容があった。

スペインはきれいなパスサッカーを求めている。
一方英国は雨の日が多いのか、パワープレイに近いサッカーを行う
(=観客がパワープレイを求めている)」

英国とスペインの地理的条件も背景にあるとは思わなかった。

参照:イングランドとスペインのサッカー文化の違い。

参照:I’m a romantic, says Xavi, heartbeat of Barcelona and Spain

 

地理の基本:スペインとイギリス

英国とスペイン1

学校で学ぶ地理の勉強に入ろう。スペインとイギリスの違いだ。
イギリスとスペインは東経場ではほぼ同じでありながら、緯度が10度も違う

スペインの経度は日本とほぼ同じだが、イギリスはさらに北極圏へ近くなっている。

緯度が高くてもイギリスには暖流の北大西洋海流によって、
日本とほぼ同じ気候となっている。

英国はスペインに比べて降水量も多い。
(参照サイトによると東京よりは少ない)

スペイン気候

スペインは上部がイギリスと同じ西岸海洋気候(CFb)で、
真ん中から下が地中海性気候(Cs)だ。

地中海性気候の特徴として、降水量は冬が多く夏が少ない

下記動画では経済と地中海性気候のつながりを述べている。
地学要素もふんだんに含んでおり、大変面白かった。

サッカーは基本外で行うスポーツであり、気温及び天気の影響を受けやすい

参照:イギリスの天気・気温・服装・旅行のベストシーズン!

アマゾン:村瀬のゼロからわかる地理B 地誌編

楽天:目からウロコの なるほど地理講義 地誌編 [ 宮路秀作 ]

 

欧州サッカーの歴史

世界各国のサッカースタイル及び歴史について述べたサイトがあった。

サイトによるとイギリスこそサッカーの起源であり、
19世紀に入るまで最小限のルールの元、殴り合いもOK(死人も出た)なお祭りだった。

ルールとして1個のボールをめぐる争奪戦で、
どちらかといえばラグビーに近い競技だった。

力同士のぶつかり合いとなり、英国サッカーの源流となっているそうだ。

一方スペインは一つの国内に様々な民族および文化がある。
バスクやカタルーニャで独立運動が叫ばれているね。

またスペイン内戦によって、スペイン国内の多民族同士が争いを起こし
チーム意識も他国に比べて低いそうだ。

※時の流れとともにチーム意識も高まっているらしいが…。

参照サイトによるとスペインのサッカーは闘牛を見ている感覚で、
闘牛が相手チームであり、相手を上手く交わすように上手くパスをつなげ、
芸術を生み出している。

なるほど、国によってチームの土台戦略が変わるわけだ。
同じように見えるけど、美意識や魅力に違いが生じている。

まさか地理及び歴史による国民性の違いから、
サッカープレースタイルにも影響を与えているとは思わなかった。

もう一つ。世界大会で優勝率の多いフランスはどうか?

フランスは社会主義で芸術の知名度も高く、
かつ面白い試合をしないと盛り上がらない。

ただ勝利を収めても意味がない。
エンタメかつ芸術的な物語を持つ展開を持たぬと、観客は興味を抱かぬそうだ。

参照:世界各国のサッカー・スタイルとその歴史

参照:同じ国なのに仲が悪いスペイン

 

スペインと日本の共通点

アオアシでもキャプテン翼でも、
「どうして海外サッカーだと舞台がスペインなのか?」

わかるようで今一つピンとこなかった……気になった。

サッカーにおける国民性は日本とスペインにおいて、あまり差がないのか?
私はサッカー選手でもなければスペイン旅行の経験もないため、よくわからん。

次はスペインと日本の共通点が気になり、調べてみた。
すると成澤由浩シェフのインタビューがあった。

成澤由浩シェフにとって、スペインは日本を思い起こさせるという。

北部と南部と中部、大西洋側と地中海側。
地方・地域によって異なる食文化があり、日本と似ていると。

また別のサイトでは社交辞令を述べたり英語が苦手だったり、
小さいことに気を使ったりというところも、
日本とスペインは似ているそうだ。

一方でスペインには梅雨がなく、朝8時に日の出、21時に日の入りなど違いもある。

サッカーにおいてもプレースタイルにおいて完全に違いがあるのでなく、
日本が求める「未来の一つ」がスペインにあるのではないか。

だからスペインを選んだのかなと、自分は考えた。

参照:スペイン料理と日本料理の類似点

参照:スペインの生活や文化の特徴は?日本との違い10選!

参照:スペインで生活してみて分かった日本人とスペイン人のちょっと意外な共通点を紹介

今回、まさかサッカーには「地理・歴史」背景があるとは思わず、
とてもいい学びとなった

サッカーを見るときはプレースタイルだけでなく、
別の側面も見ると、楽しくなるのだろうね。

 

ボールはトモダチの意味

あおあし

最後に一つ。アシトと翼が出会っていたら、どんなプレーや会話をしていたのか。

翼の華麗なテクニックにアシトが衝撃を受けるシーンばかり出るだろう。

最近の翼、ミカエルを見てボールに乗るという荒業をやっているからねw

アシトなら絶対次の言葉の意味と本質を尋ねるだろう。

「ボールはトモダチ、どういう意味か。どうすればトモダチになれるのか?」

調べたところ、ボールはトモダチという言葉の発祥は翼でなく、
師匠ロベルトが翼に教えた言葉だった

トモダチだからこそ蹴るときは強く蹴る。
トモダチのごとく、ボールや選手、グラウンドその他もろもろ、
愛して楽しんでプレーを行う。

シュートやパスその他、何かしらの精神恐怖を取り除くし、
一日中ボールと接して、肌でボールの感覚を養う

ボールと接する部分はハイキューにもあった。

日向にとって師匠の一人であるコーチのおじいちゃんが、
日向にアドバイスの一つとして「常にボールへ触れていなさい」述べた。

ボールを触る時間は非常に短い。
だからボールに触れて、肌で感覚を養っておきなさい(=慣れろ)と。

ボールに対して擬人扱いするからこそ、ボールに対する思いやりが芽生え、
思いやりは道具・人・環境・ファン……あらゆる部分に意識を向ける

今のアシトはサイドバック(むしろ司令塔)として一流選手へなりつつある。

新しい言葉を翼から教えてもらったとき、
今まで意識していなかった部分・しなくても別によかった部分に対し、
さらに意識するからこそ一つ一つの作業に重み(意味)が生じる

重みといえば、ダイヤのAを思いだす。
辛勝したものの、気が抜けてボスに叱られる青道ナインを。

大きな成長を遂げるのだけは間違いない!
思っているんだ。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。