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2021自民党総裁選:なぜ高市早苗候補は負けたのか?

おはよう、しゃしゃ。
先日自民党総裁選というお祭りがあった。

本題へ入る前にゴルゴ13で有名なさいとう先生が亡くなった
ご冥福をお祈りいたします。

ゴルゴ13と自民党総裁選を絡めた話を作るなら、
どういう展開になるか見てみたいものだ。

本題へ戻そう。四人の候補

  1. 高市早苗
  2. 河野太郎
  3. 岸田文雄
  4. 野田聖子

今回、数回の敗北を経て岸田文雄さんが総理大臣になった
まずはおめでとうございます。

私が自民党員なら高市早苗さんを押していたが負けた
次あたりに期待しておきたい。

今回、なぜ高市さんが負けてしまったのか?
有力視されていた河野さんがなぜ負けてしまったのか?

どうして岸田さんが勝ったのか?
自分なりに、人様の力も借りて分析してみたよ。

※4人の政治家、敬称略とさせていただきます。

 

総裁選前の予想

始めに自民党総裁選が起きたとき、

「高市早苗か河野太郎のどっちかで争う」予想していた。

ふたを開けたら「河野太郎か岸田文雄」のどちらかで争った。
高市さんは3位だったが、議員票では2位だった。

ふたを開ける前の意見討論会において、高市さんのみ主義主張がはっきりしていた。

岸田さんは相変わらず「どっちつかず」な意見が多かった。
むしろ野田さんのほうがはっきりしていたくらいだ。

 

河野太郎の敗因

一方で河野さんはぐだぐだでびっくりした。

「ここまで自分の意見・自分の芯がない議員だったとは!
防衛大臣や外務大臣時の威勢の良さはどこへ行った!」

ショックを受けるほど、グダグダになってしまった。

最初の伏線として、肝心なところで裏切る傾向の強い石破茂議員
及び安倍・菅政権にて「余計な仕事」ばかり増やした
小泉環境元大臣が河野さんの味方についた。

次に太郎さんの親父である洋平さんがでしゃばってきた。

さらに青山繁晴おじさん率いる護る会の公開質問状に対し、
他三名は速やかに答えたものの、河野さんだけが遅れた

しかも遅れた理由をスタッフのせいにした。

この時点で河野さんは「ない」と認定した。

一応、河野さんの親族がチャイナと密接な関連にある!
ネット上で指摘があり、河野さんは否定した。

他の候補も関連がないといわれたら「ある」だろう。

河野さんが勝つには「利権がどの議員よりも一番得られる」と、
おいしい見返りを求める議員が多い状態だろう。

実際、議員票でない投票では河野さんがトップだったから。

 

高市早苗議員の敗因

本題、高市早苗さんがなぜ負けたのか?

私がふっと思いつく条件として

あまりマスコミに出ていない=認知不足

現在はネットでの情報獲得が主流といわれようと、
大手テレビや新聞による認知は大きいと思わされた。

岸田さんの場合、総裁選となると必ず出てくる人であり、
河野さんは外務や防衛などの決め事で、時々テレビに出てきた。

二人に比べると、高市さんはあまり出てこなかった。

私はネットを通してすでに知ってるけど、
まだ党員の中には「高市? 誰?」感覚ではなかったのか?

 

総裁選に「公選法」が通用しない!

 

次に私のフォロワーが述べていた。

「高市さんは性善説で総裁選に挑んだから負けた」

性善説とは「人間の根本は善(慈愛など)から成り立っている。
努力して、さらに善なる人間を磨いていこう」

一方性悪説は「人間の根本は悪(我欲など)から成り立っている。
努力して悪に染まらず、善に変えよう」

フォロワーは驚きの発言をしていた。

自民党総裁選は公職選挙法の範囲外だと。

参照:公職選挙法

東洋経済の記事によると公職選挙法の範囲外だからこそ、
普通の選挙ではまず書かない「予測」も平気で書ける。

くわえて議員の印象をごっそり下げる記事も書ける。

「えげつない方法が通用する」のであり、
投票人も「日本の未来」を優先する人もいれば、

「己の利益のみに興味があり、日本が壊滅しようともかまわない」

多くの日本国民が不幸に陥ろうと、
自分の家族が不幸になっても「自分だけがよければいい」と、
文字通りの「悪」を前提に投票してもおかしくない。

むしろ「多くの自民党有権者(議員含む)が日本の未来を第一に捉え、
正しい心をもって投票している」考えがおこちゃまなんだと。

もちろん私は「おこちゃま」である。
だから地方票で河野さんが一位をとったとき、びっくりした。

地方にとって「国の未来より自分たちのいる地域が大切。
地元に最も利益をもたらす候補者は河野さんが一番」

総裁選が終わった今ならわかる。
それでも河野さんが勝てなかった理由は議員票だ。

議員にとって河野さんは「ないな」と判断された。
議員票がなければ、確実に河野さんが総理大臣となっていた。

高市さんは「支持者や議員の善なる心」に訴えかけた。

投票者は善なる心を持つ人ばかりではない。

「地元の未来にも貢献してくれる=お金をもたらす」
議員は誰なのか、そこに向けても訴えなければならなかった。

 

高市早苗が「男」だったら総理になれたか?

日本はまだ、女性にとって厳しい国だ。
女性の総理大臣を認める議員が少ないのだろう

高市さんが負けたとき、うちの母が嘆いていた。

今回、高市さんが負けた後に「ガラスの天井を突き破る」といった記事を見なかった。

ヒラリークリントン(2016年米大統領選挙)の場合、
ガラスの天井を突き破る表現があったのにね。

高市さんが男の議員だったら、総理になれていたのかも……

「女だから」と書くと差別と罵るだろう。
口では出さないが、投票議員一人一人、心の中ではどう思っているのか?

私は今回、高市さんが女性だろうと関係なく取ると思っていた。

ほかの候補に比べて最も日本の将来を見据えており、
政策を一番はっきり述べているからだ。

はっきり述べる部分に男女など関係ない。

口には出さないけど、心の中で「女だからなあ……」
ある種の不安を抱き、投票しない議員もいるのかもしれない。

 

岸田文雄が敗北し続けた理由

ふたを開けて河野太郎さんが総理大臣にならなかった。
岸田文雄さんが総理となった。

ツイッターでは「最悪だけにはならなくてよかった」
ほっとしている人が私を含めて多い。

でも「最善ではなかった」とがっかりしてる人も多い。

岸田さんは「最悪ではないけど最善でもない」扱いだ。

岸田さんは何度も総裁選に出ては負けている。
なぜ彼は負け続けたのか?

正直、今回も負けると予測していた。

一つ目が「あやふやな態度」だ。

岸田さんはどっちに転がってもいいように、
肝心の質問にズバリと答えず、はぐらかしている

例:靖国参拝する? しない?
高市さんは「する」はっきり述べた。

あやふやさがあると、彼らの裏事情を知らない有権者にとって不安を抱く

例えるなら

「120%効く薬ですよ」と「120%効くかもしれない薬ですよ」
「かも」があるかないかだけで、不安を抱くものだ。

「効かない可能性もあるんでしょ」と。

岸田さんはまさに肝心の部分であやふやさがあった。

総理になって重要な取り決め事・経済対策をするとき、
あやふやな態度をとられてしまうと、有権者の判断も鈍り、大変困る。

二つ目が「いい人すぎる」ところにある。
私から見て岸田さんは「いい人」だ。

いい人だからこそ、あれこれ意見を聞くのはいいのだが……
どんな人にもいい人ぶりすぎて、かえって身内を苦しめてしまう。

いい人すぎて芯がない。
嫌われる覚悟を持っていないように感じる。

高市さんは好き/嫌いはっきり分かれる政権となるだろう。

いい人すぎるを言い換えると「他人に見栄を張る」だ。

本当はやりたくないし無茶な要求に対しても、
「いい人」ぶって、つい引き受けてしまう。

結果、身内(自分を含む)の仕事が増えて、体を壊してしまう。

私が岸田総理になって不安視してる部分の一つは、
外交をはじめ「いい人ぶりすぎる」姿にあるとみているよ。

 

宏池会の怖さ

うちのフォロワーが岸田さんについて、次のように述べた。

「宏池会は昔からお公家集団といわれている。
実験握ったら、結構えぐい人事をやるよ」

幹事長に甘利さんを持ってきて、二階さん一派を外した。
また高市さんを自民党政調会長において、高市さんの力を封じた。
さらに河野さんは広報本部長に置いた。

解説者によって「バランスのいい人事だ」述べる人もいるが、
私は「うーん、ドンピシャではないなあ。ずれてるなあ」思った。

岸田さんは総務会長に福田達夫さんを入れた。
元総理大臣福田康夫さんの息子だ。

福田康夫さんといえば、チャイナに甘すぎる政策や発言をとる議員であり、
達夫さんはどうか現時点でわからないけど、

河野さんの事例を見るにあたり、
戦後すぐの日本に戻るという、嫌な予感だけはしてる。

チャイナからすると、河野さんか岸田さんのどっちかなら万歳、
高市さんが来ると非常にやばいと考えているのかもしれない。

 

岸田新総裁になって株価が落ちる

岸田さんになって、株価が上がるかな?
思ったところ、二日連続で落ちた。

株価下落は海外要因もあるけど、
総理が決まってから翌日になると、ご祝議(しゅうぎ)相場でよくなるかな?

考えていたら、一つのニュースが入った。

金融所得課税の見直しを図ると。

投資家にとって、余計に税金を払わなければならなくなり、
海外に出ていく人たちも多くなるかもしれない。

岸田さんは銀行マン出身の政治家だ。
銀行マン時代に破産や倒産した人たちを目の前で見たそうだ。

私は銀行という単語を聞いて、
すぐ浮かんだ言葉が「貸し渋り」と「貸さずに利ザヤで儲ける」だ。

過去の放送で銀行は企業にお金を貸さず(貸し渋り)、
金利差額だけで銀行が儲かっていた。

今までいろんな会社にお金を貸して、
企業がお金を借りる際、生じる手数料で儲けていたが、

株式のようにチャートの上げ下げのみで十分稼いでおり、
別に企業へ貸さなくてもいいんじゃね?

銀行は企業へ貸さなくても儲かるが、
現金がない企業にとって地獄であり、現金がないから投資もできない。

つぶれるか、事業を縮小するか、冒険すらできない。

上記状況を主軸にした経済を私は「貸し渋り経済」と定義した。
貸し渋り経済政策にならなければいいのだが……

なお、岸田政権は財務省に鈴木俊一議員を当てた。
経歴を見るとTPP反対はもちろん、経済のけの字もなくて驚いている。

また経済産業相には山際大志郎経済産業相副大臣をあてる。
山際大志郎さんは経済産業省から出ているので、まだいい。

高橋是清みたいな最低でも数字と金融関係に詳しい人でないと、
「何がどうなってるかわからない」混乱し、経済にも影響が出るのでは?

いっそのこと、岸田さんが財務省担当になったほうが、
まだ金融関係の知識がある分、良かったのでは?

(だからこそ増税をとる確率も高まるのだが……)

 

今回問われるもの

私は岸田総理、2年持てば十分だと思う。
1年ちょいでおわるか、1年すらかからないか……

長く総裁選で負け続けて、やっと総理大臣になれた。

私が見る大敗因

いい人すぎて芯がない(簡単にぶれる)

私の見方が「通じる」のか「例外が生じる」のか。
何度総裁選に出ても、簡単にぶれる傾向は直っていない。

どう日本に影響を与えるのか?

メディアは取り上げないだろうから、きっちり見ておかねばならん!

 

おまけ:総裁選中に注目していた「バイデン」

https://twitter.com/yousayblah/status/1443758886134165510

自民党総裁選において、私のツイートは多くが自民党政権戦争だった。
特に河野さんの印象を下げるツイートが目立った。

一方であまり流れなかったツイートが世界の動向だ。
だからこそ私は世ツイッターにある単語を入れて、米国の流れを見ていた。

「バイデン(2021年時点での大統領)」

大統領の単語を検索欄に入れて、最新情報を探っていくと、
複雑に物事を見れるんじゃないかと思ったよ。

色々調べていくと、まだ大統領選挙は終わっていない。
まだ戦いは続いている。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。