#虎8 チャイナがブータンの「ここ、俺の場所だからな」っていってるの、ここか。
地政学的に海につながるルートでも作るのだろうか。右隣のアルナーチャル・プラデーシはインドが実効支配してる場所なんだってな。
下にジャムナ川あるから、海路できそうやね。気のせいか? pic.twitter.com/U3JgvwesH3— せんけん (@megabi0) July 27, 2020
おはよう、しゃしゃ。
今日の虎ノ門ニュースでチャイナがブータンのある場所について、
領土を主張したそうだ。私は全く驚かぬ。
今のチャイナはあちこち喧嘩をうり、
くわえて長江や黄河付近の洪水による被害で、
アップアップなんだろうとみている。
さてブータンにおいてどんな経緯で生まれ、
何があったのかいろいろ調べてみたよ。
ブータンの世界史
サイテーだね。
中国、ブータン東部の領有主張 新たな争点化、インドけん制(時事通信) https://t.co/AZIevWj1MM
— 竹田恒泰 (@takenoma) July 26, 2020
参照サイトによるとブータンは4000年前から民族がいた。
7世紀には仏教のお寺が建てられた。
その後王朝が変わると仏教が衰退したり復古したりと繰り返した。
1900年ごろイギリスが入り込み、契約を交わした。
契約の一部にブータンが清国から独立した国家で、
またブータンに対する清国の勢力をイギリスは容認しないと北京に通知した。
2008年立憲君主制へ移行し、国連理事国とは外交関係を持たぬ一方、
EUや近隣諸国との関係強化を図っている。
インドとは1949年のインド・ブータン条約から特殊な関係があり、
現在も形を変えてつながりあっている。
小規模かつ志願制の陸軍を持っている。日本とは51年から付き合い始めているよ。
参照:ブータンの歴史
参照:ブータン(外務省)
チャイナとブータン
また中国共産党が領土を拡げようとしています。
日本はこんな国に、これ以上媚びる必要があるのでしょうか。中国、ブータン東部の領有主張 新たな争点化、インドけん制:時事ドットコム https://t.co/N5Ut5RPPwG
— 小林ゆみ 杉並区議会議員 (@yumi_suginami) July 26, 2020
チャイナとは国交を結んでいないが、領事館がマカオにある。
1990年代から北側で紛争が起きている。
2000年代ではチャイナがブータン領域内で勝手に道路を作り、
何度かブータン側が抗議を行っているよ。
チャイナが南下政策をとっている理由として、
ブータンにある冬虫夏草やヤク(牛)をとるため。
先日チャイナが領土主張している場所は、
黄色く囲んだ部分と反対側のサクテン野生生物保護区。
時事通信によると、
中国がブータン東部「サクテン野生生物保護区」の領有権に言及したのは、6月初旬にオンラインで行われた国際機関「地球環境ファシリティー(GEF)」の会議。議事録によると、中国側代表は「ブータンとの係争地に位置し、両国の国境画定協議の議題になっている」と表明。ブータン側代表は「係争地として協議したことはない。中国の主張を完全に拒否する」と反発した。
引用:www.jiji.com/jc/article?k=2020072500291&g=int
中国、ブータン東部の領有主張 新たな争点化、インドけん制
チャイナと接してもいないこの場所をなぜ?
なぜサクテン野生生物保護区なの?

地図を見ると、ブータンの両隣りと南部はインドであり、
北部がチャイナと接している状態だ。
サクテン野生生物保護区を通るなら必ずインドを通らねばならぬ。
インドを通らない道なら北部にあるフムテリンク保護区から入ればいい。
インドを刺激させるのは当たり前として、なぜサクテンなの?
大きな川があればまだわかるよ。水路を通じて物資を運ぶ手段になるし。
あるいは東トルキスタン、ウイグル自治区のように水資源があれば、
柵点を抑える理由があると分かる。
物資でなく「生き物」に注目してみよう。
ブータンに道路を作った理由が冬虫夏草やヤクの狩猟だ。
ブータン観光サイトによると、ブータンの魅力は手を付けない自然保護だ。
サクテン保護区は2003年にできた新しい場であり、
遊牧民、ユキヒョウ、ツキノワグマ、ホエジカ、ヒマラヤアカギツネ、
ヒマラヤリスといった動物。
ブルーポピー、シャクナゲ、プリムラ、ゲンチアナをはじめ、
医学的にも効果のある植物も生えている。
資源目的だとしたらサクテンにしかない漢方の原料があって、
領土をとってしまったほうがブータンに支払う費用を減らせる。
海に至る道もないとしたら物資目当てとしか思えないよ。
あるいはインド攻略の中継地としておくのかもしれない。
参照:ブータンが世界に誇るものといえば、何といっても手付かずの自然環境
参照:ウイグル自治区の水資源
チャイナは否定、ブータンは余裕、だけど
#虎8 ちなみにチャイナは「俺、そんなこと考えてねーから、インドメディアが勝手に言ってるだけだから」
ブータン政府観光局 「松茸フェスティバルをやります!」さあ、どうとらえるか。https://t.co/rTDxRygWmf
— せんけん (@megabi0) July 27, 2020
ロケットニュースによるとチャイナ側は否定している。
インドメディアが勝手に言ってるだけdと。
しかし尖閣他においても外交は二枚舌が基本であり、私は信じない。
地政学で見ればブータンの周りはみんなインドだから、
インド攻略の手口になるだろうし、インドにもダメージを与えられる。
インドとブータンは付き合いがあるからね。
エクアドル領ガラパゴス諸島で操業船が
エクアドル領のガラパゴス諸島のEEZ内で中国の漁船が260隻ほど操業していたというニュース。 https://t.co/QdVss0ETLR
— OKUYAMA Masashi ┃奥山真司 (@masatheman) July 27, 2020
他のニュースとして南米エクアドル領内ガラパゴス諸島EEZ内で、
チャイナの漁船がたくさん見つかったというニュースがあった。
エクアドルは2003年にデフォルトを起こし、チャイナが近いた。
結果、チャイナが最大の債権国になった。
エクアドルからチャイナに原油を輸出し、
大半のインフラもチャイナからの援助でできるようになった。
一方で軍事方面もチャイナから借りるようになり、
エクアドルは現在監視国家になっているという。
エクアドルの隣はベネズエラだ。
参照:エクアドル(外務省)
チャイナ、意外なところに足を延ばしているなあと。
