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中村哲医師殺害(アフガニスタン)で一番つらいと思った箇所はこれ

おはよう、しゃしゃ。
さっきツイッターにて衝撃の事件があった。

アフガニスタンの農業冠水や医療などに携わっていた、
NGOペシャワール会代表、中村哲さんが殺害された

ジャララバードを車で移動中、何者かに襲撃を受けた。
胸などを打たれ現地の病院でお亡くなりになった。

ご冥福をお祈りいたします。

中村医師について私はほとんど知らない。

アフガニスタンという危険な場で現地住民のために従事した、
熱い信念を持った素晴らしい医者
という認識しかない。

彼が殺された。いろいろ考えたことを書いていく。

 

中村哲医師について

中村哲医師は1946年に福岡で生まれ、
九州大学医学部を卒業して医者の仕事に携わったのち、
1984年(当時43歳)でパキスタン北西辺境州の州都ペシャワールに赴任した。

主にハンセン病を中心とした医療に携わり、
はじめはパキスタンでお仕事をなさっていたが……

パキスタン政府による圧力から活動をアフガニスタンに移した。

現地人の依頼や生活支援のために農業用水や礼拝堂の建設など、
アフガニスタンにとって良い未来のために動いた。

本日何者かから襲撃を受けお亡くなりになった。

ツイッターを見ていたら共産党議員の方々が中村医師に哀悼の意をささげていた。

調べると赤旗などでインタビューを受けているのね。
下記では赤旗を含む中村医師に関するインタビューなどを載せる。

インタビューを読むと9条の理念を持って、現地の医療や支援に携わっていたんだね。

9条についてはいろんな見解があるから書かないけれど、
中村医師は理念を形にアフガニスタンへの貢献を行った。

ボディーガードを載せたまま現地へ移動する姿から、
いつどこで襲撃を受けて死んでもおかしくない覚悟を抱き、
お仕事に従事した中村医師を深く尊敬する。

参照:集団的自衛権 私が見た紛争地の現実

参照:アフガニスタンという国で、9条をバックボーンに活動を続けてきた

参照:ペシャワール会 中村哲医師に聞く。共に生きるための憲法と人道支援 <前編>

参照:外務省~アフガニスタン・イスラム共和国

参照:ペシャワール会公式サイト

 

アフガニスタン東部の活動とタリバンの声明

NHKニュースによると中村医師が亡くなった場所は、
イスラム過激派が活発な場所であり、治安の悪化が懸念された。

中村医師は現地のボディーガードたちと一緒に、
お仕事をするため現場へ訪れようとしていた。

イスラム原理主義組織であるタリバンは声明を出した。

「私たちは全く関与していない。攻撃の対象にした覚えも一切ない」

犯人は誰なのかわからない。
一つの仮説として犯人は中村医師が載っているとは全く分からなかった

ボディーガードが載っているところから、
「俺らにたてつく、重要な役職についている人物ではないか?」

考え襲撃を起こした。
犯人は今頃驚き悔やんでいるかもしれない。

https://twitter.com/aki21st/status/1202147193227894784

二つ目の考えとして、個人的な恨みから中村医師の殺害をたくらんでいた

いいことをしているのに恨み?

いいことをしているからこそ「一刻も早く消えてほしい」
正反対の考えを抱く人はいる。

例えば治安が良くなると、不安と混乱を収入源にする人にとって、
飯の種が奪われ恨みを抱く

あるいは適当(犯人にとっては人生を左右する出来事)な理由から
「中村医師がいるせいで俺の人生がめちゃくちゃだ」

犯人を捕まえていないので、私の想像である。

今後犯人はどうなるのか。ぜひ捕まえてほしいものだ。
捕まえる前に組織や医師を慕っていた人々に殺される確率は高いけど。

参照:アフガニスタンで銃撃された中村哲医師死亡

 

チャイナ人に間違われた可能性?

中国とアフガニスタン

記事を更新した後、うちのフォロワーから次の可能性について指摘を受けた。

「犯人は日本人としてでなくチャイナ人として始末した可能性がある」

フォロワーいわく、犯人は中村医師を知らぬ。
現地にすれば日本人もチャイナも民族として大きな違いはない

私たちでいうところの米国系黒人とアフリカ系黒人の違いなみに、
どちらが米国系でどちらかアフリカかわかりにくい。

だから犯人は「チャイナがまた横暴を行っている」
誤った認識で中村医師を襲ったのではないか
という考察をいただいた。

中村医師はアフガニスタンで超有名人であり、
全てのアフガニスタン人が知っていると勘違いをしていた。

なおアフガニスタンとチャイナについてはこんな記事がある。

参照ニュースによるとチャイナとアフガンは組んでおり、
米軍との戦いにも深く関与していると。

参照:タリバンが中国人技術者を拉致

参照:米軍撤退後のアフガニスタンの空白を埋める中国の戦略

 

中村医師を憎んでいた犯人とは?

中村医師殺害の犯人についてはいろんな話が出ている。

ある人は安倍総理や自民党こそ真犯人だという。
別のところではアフガニスタン大統領が「テロ」と断定した。

犯人についてはまだ捕まっていないが、
中村医師が載る車を断定し待ち伏せし決行した。

打たれた人たちがまだ反応あると知るや否や、とどめの銃弾をさした。

記事を更新する前は書いていなかった情報として、中村医師はクリスチャンだった。

キリスト教に基づく精神としてアフガニスタンに従事した姿に対し、
救われる人がいる一方、憎しみを抱く人もいた。

一つの事例が水だ。

 

水一つが争いの元になる

日本だと水はほとんど当たり前のように飲める。

世界に出ると水の出る場所は限られたりなかったりであり、
水の権利をめぐって争いも起きている。

ツイッターで上記画像を見ていただく。水がある/ないと世界も大きく変わる

水があるからわざわざ遠くにいって組む必要もない一方で、
水をきっかけにビジネスを考える連中、覇権を狙う連中には面白くない。

何より水を確保し水力で何かしらのエネルギーを作り、
食料(農業)問題をクリアできると、敵対部族が不利になる。

「あいつは資源があるがこっちはない」

敵側部族としては面白くないばかりか、滅ぼされる脅威にもさらされている。

中村医師を殺害すればアフガニスタンにて、
積極的に治水や治安事業を営む人が減り、不安定になっていく。

不安定になれば敵対部族にとっても革命を起こすチャンスにつながる。

だけど意思を殺害したからといって敵対部族の脚本通りに世の中が動くか?

思ったら自分は動かないと考えている。
「こっちのほうがいいじゃん」を多くのアフガニスタン民が知った。

いいものを知ったらわざわざ悪いほうに行く人などいない。
よほど社会に恨みがあるもの以外はね。

 

伊藤和也さん(2008年)の殺害について

今から11年前(2008年)にアフガニスタンで、
静岡県出身の青年でありペシャワール会所属、伊藤和也さんがタリバンに拉致され殺害された。

赤旗によると伊藤さんも現地の人々とすぐ溶け込み、
とても慕われていたと書いてある。

逮捕された容疑者は「お金目当て」の犯行であり、
殺害動機に「現地の警備隊がやってきたため殺した」
と述べた。

参照サイトによると犯人の一人はアフガニスタンの難民で、
パキスタンの難民キャンプで暮らしていたとも書いてある。

タリバンはペシャワール会の活躍と貢献を知っていたが、
同時に「住民に西洋文化を伝えるスパイ」ともみなしていた。

西洋文化を伝える行為はタリバンの連中にとって、
「俺たちの教えとは違う世界がある」事実を知らされ、
組織への崩壊につながりかねない。

10年前のタリバンにとって相手が外国人なら目的が貢献であれ、
「スパイ」とみなして狙う対象だった

今回中村医師の件に関してタリバンは関与してないと述べた。

NHKニュースによると、仮にタリバンが中村医師の殺害を指示したら、
タリバンに対する風当たりが一層強くなり、自ら不利に陥る。

また中村医師らの行為は現地の人に高い評価を与え、
10年前と違って異国人への見方も変わってきた。

もちろんタリバンですら認めるほどの、中村医師らの戦いはあった。

戦いといっても武器によるドンパチでなく、
交渉や想いをぶつけ合う心の葛藤という意味ね。

犯人は10年前のタリバン思想を受け継いだまま、
「あいつは俺たちの生活や文化を崩壊させるスパイに間違いない」

意識を抱いていたのか?
まだ犯人が捕まっていないのでわからない。

参照:伊藤和也氏の死を悼む

参照:~アフガン・伊藤和也さんを悼む~

参照:伊藤さん 遺体で発見(2008年)

 

なんでこんな死に方を……

初めに私はショックを受けた。

中村医師は現地アフガニスタンの未来を考え、熱い情熱を持って仕事に取り組んでいた。

タリバンの声明にすら中村医師に敬意を抱く印象を抱く。

いいことを行ったからといって、死に方も平穏とは限らない。

当たり前かもしれない死生観に一つのショックを受けた。

いいことといっても多くの人にとっては良き行為だが、
ごく一部(特に犯人)にとって害悪でしかない。

悪いことを行い続ければ、高確率でよくない結末が待っている。

漫画だとほぼ高確率で行為→結末は法則だけど、現実は違う。

悪いことを行い続けても平穏に死ぬ人もいれば、
よいことを行っても善き死を迎えるとは限らない。

もちろん善き/悪きはそれぞれの主観だ。

私は前に「神様を含むだれも未来なんてわからない」と書いた。

心に関する本だと未来はパラレルワールドであり、
どの時空間をも自由に行き来できると書いてあるし実感もするが、
未来はやっぱりどう転がるかなど、誰もわからない。

誰という部分は人だけでなく「すべての神様」を示す。

生きるという視点について、中村医師の死を考えさせられた
改めてご冥福をお祈りします。

そして医師を殺害した犯人の逮捕を強く望む

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雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。