ども、しゃしゃ。
現役東大生が教える 東大のへんな問題 解き方のコツがあった。
東大の問題でなく「へんな」問題と書いてあり、
「東大の変な問題ってどんなものだろう?」
興味を抱いたので読んでいたよ。
大半が地理と英語ばかりだったけれど、
「東大の問題作成者って面白いことを考えているなあ」感心したよ。
数学で時折見る「問題作成者」の考え
難関大学でも東京大学出題の問題は注目を受けやすい。
旺文社から出ている全大学の数学回答集において、
東京大学のみ、解説及び回答者の詳しい評価が乗っている。
東京大学の問題は受験者はもちろん、受験に携わる人々やメディアに対しても、
何かしらのメッセージを送っていると、解釈されている。
ほかの大学なら教科書に載っている問題内容であっても、
東京大学が問題を出せば「意味がある」と捉えてしまう。
本当は手抜きかもしれないのに……
仕事を通していろいろな知識をつけた社会人が読んだ場合、
「なるほど、東大の入試って一部は面白いんだな」と、
出題者の考え方が柔くて、私は非常に関心を抱いたよ。
上記本アマゾン:2018年受験用全国大学入試問題正解 5数学(国公立大編)
参考書としては使えないが
現役東大生が教える東大のへんな問題について、
受験勉強の参考書としてはあまり使えない。
出題者の狙いを読み取る訓練及び、
問題を作る人は頭でっかちでなくユーモアもあるという、
頭の柔らかさを身に着けるなら、読んでおくべきだ。
「新たな発想」を得る視点で読んでいくと、
「東京大学といえば難しい問題ばかり」という、
いつの間にか抱く固定観念を崩す、良い本だといえる。
新しい発想を得るには今までの固定観念や思い込みに対し、
「こういう考え方、見方もあるんだよ」と、
別な発想を教えてくれる、気づかせてくれる存在が必要だ。
出版元である日本能率協会マネジメントセンターは、
どういう狙いを持ってこの本を出したのか、私にはわからない。
社会人の受験勉強ブームに合わせて出版したのか?
ほかの要因があるのか?
読むと問題作成者の狙いや頭の柔らかさに気づかされる。
緊張をほぐすなら今すぐ読んでおくべきだよ。
amazon:現役東大生が教える 東大のへんな問題 解き方のコツ
本当、問題作成者って問題一つにもユーモアを出すんだなあ。