クイズ100人に聞きましたの百太郎 | Kou_chanel|8126 [pixiv]
おはよう、しゃしゃ。
お金の話題として面白いニュースがあった。
日刊サイゾーがTBSのオールスター感謝祭において、
内容と経費削減のために、タレントが出演したくないと報じている。
私は「経費削減」に目がいった。ケチについて書きたい。
経費削減を論じる前に
https://twitter.com/anasore_tbs/status/855989944753438722
経費とは何だ?
参照サイトによると、税金支払い量を少しでも減らすため、
会社運営に必要な費用だ。
費にできる項目として「売上のために直接必要なもの」だ。
私の場合、ブログを使って様々な記事、
広告を載せているので、パソコンが経費となる。
またスマホも使うので、
「仕事で使う目的」の利用に限り、経費となる。
経費削減を心がけると、使える金額が浮く。
結果、会社の利益へ貢献するよ。
経費削減から来るケチ思考
私はよく印刷物をホッチキスで閉じる。
ホッチキスを買う代金が100円もあれば、1000円もある。
10枚程度のファイルを挟める場合、100円ホッチキスを使えば、
ホッチキスにかける経費を減らせる。
30枚程度のファイルを使う場合、
100円ホッチキスでは閉じられないので、
1000円ホッチキスを購入したほうが良い。
地元の祭囃子(まつりばやし)、一昔前までは小・中学生が笛やら太鼓を演奏しながら町内を神輿(みこし)を担いで大人数で回ってたけど、今日見たら軽トラのスピーカーで祭囃子を流してるし荷台に神輿が乗ってて経費削減の闇を見た。
— 小動物おじさん (@aoihawaii) April 29, 2017
しかし「ケチ」な性分が出ると、
1000円でなく100円ホッチキスを使い、閉じようとする。
気にならないならいいけれど、
ひとつの作業(ホッチキスで印刷物を挟む)を3度もやり、
労力は100円の方が1000円に比べて高い。
おまけに1度で済むものを3度も行うので、時間をかけてしまう。
「ケチで節約」思考もたたると、
本来必要なホッチキスを「ケチ」のせいで使わず、
「体・心の苦労」と「時間の無駄」を重ねてしまう。
「安いもの」に焦点を合わせると、
「体や心、時間にかかる費用」を見逃しがちだ。
経費削減で失ったもの
第2回TBSオールスター感謝祭を走ったときのレポートが残ってました。結局レベルを上げて物理で殴ればいいを地で行ってましたね… pic.twitter.com/8h7lzITQUr
— [舞々少女]日生真琴 (@hina_mako_) April 20, 2017
サイゾーの記事が事実なら、
TBSは経費削減で「お金」の節約に成功したが、
タレントや事務所の「やる気」を失わせた。
テレビに出ると、やる気がないようなそぶりは見えない。
でも視聴者は「なんとなく」気づいてしまう。
数字(視聴率)ではっきり出るならまだよい方で、
気づく形で出ないから怖い。
反対に思いっきり経費をかけると……
失敗して借金だけが残ったらどうしよう?
お金が入ってこなかったらどうしよう……
未来に対する不安も出てくるよ。
未来はどうなるか全くわからないから、
どうしても「嫌なほう」ばかり目を向ける。
しゃしゃはどうだろう?
もし自分の生活が追い詰められて、
削減を考えているならちょっと待ってほしい。
自分の状況を気にしない
TBSの「オールスター感謝祭」の
賞金金額の推移を見ていると、
いつからテレビにお金がなくなったのかよくわかるね。昔はピリオド勝者に50万、ボーナスクイズで50万だったのに、今や15万とボーナスがなくなるなど。
— wolfy™ (@wolfysway) April 17, 2017
20代のころ、私も資金が枯渇し、
財布に10円しかない日を過ごしていた。
(水だけを飲んで過ごしていた生活、懐かしい)
人は追い詰められるほど「自分」ばかり気にする。
「自分の現状」に精一杯で、他人を観る暇などない。
自分ばかり見た結果、ますます追い詰められた。
心も壊れておかしくなり、今も未来も「絶望」だけだった。
最近、似た状況を味わった。
昔と同じ「絶望」を味わいたくない。
そこで「反対の考え」を抱いたよ。
自分の現状に心の焦点を当てず、
「周りと楽しいこと」はないかを考える。
楽しいことにお金を使う。なければ楽しいことを作る。
https://twitter.com/anna_yoshiwara/status/858872811225464832
自分に目を向けないで、周りに目を向ける。
未来はどうなるか、全くわからない。
自分が予想している未来なんてちっぽけ。
いつどこで臨時収入が出るのか?
そんなもの、わかるわけがない。
(期待する未来はたいてい外れる)
未来の自分に気を配るより、
「みんなが良くなるほう」に気を配ったほうが、
面白いアイディアが出て、予想外の解決を生むよ。
自分の現状が苦しい人ほど、
「自分に目を向けず、みんなと楽しい何かを生み出す」
ほうに意識できるかどうか、試されている。
1000億円の経費削減のために、1兆円損するとか、いまの日本あるあるっぽい話。 / “ビッグサイトの五輪メディアセンター化に「待った」の背景 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト” https://t.co/13TzS8GGRz
— おりた (@toronei) April 28, 2017
しゃしゃが今「お金がなくて苦しいよ~」嘆くなら、
今すぐ自分よりも周りに目を向けるべき。
自分が生み出した価値を自信をもって周りに伝え、
周りが価値を楽しみ、自分も喜ぶ姿を思い浮かべる。
そのとき、見返りは期待しない。
見返りを求めるためにやるのでなく、
価値をみんなで楽しむためにやる。
労働生産性をググったら「労働量に対する生産量」って、良く分からず。新しい物の生産量と仮定すると、日本人はひたすら経費削減と品質向上に費やすので、生産量は低いままなんじゃないかな。つまり、労働生産性低い=ダラダラ仕事してる訳ではないと。もちろんダラダラ仕事してる人もいるだろうけど。
— Hashi (@Hashi6001) April 28, 2017
求められている精神技術は難しい。
この考えへ至るまで、10年かかったから。
全財産10円、危ない人生を送った体験があるから、
反対側へ覚悟をもって振り切れた。
TBSも今、試されているのだろう。
脱線:お金の流れを変える
「考え方を少しでも変えて、
お金に関する恐怖から逃れたいなあ」
考えているならこちらの本に沿って生きてみよう。
ここに書いてある神社ミッションについて、
「お金は空気のようなもの。出せば入る。
入ったら流し、循環させる」意識を付けないと、
受け入れがたいと思うよ。覚悟が求められるし。
その考えを改めると、お金に関して別な意識が働くから、
「少しでも今の生活、お金意識を変えたい」と思うなら、
本の通りに今すぐやってみよう。
経費削減を決める前に
1人が耐え切れずに辞めても、別の誰かが騙されて苦しむ。
また そういう企業ほど、誤った経費削減を行い利益を出す為に 相場を大幅に下げて 業界全体にブラック化を蔓延させる。何より、雇用者、経営者としての責任から逃げているのだ、労働者にだって告訴陳情する自由はあるさ。 https://t.co/PhJW81l0ce
— ジャック (@J_Ripper_J2M) May 2, 2017
あらゆる経費を削減しようと決めたとき、
「お金」だけで見ては絶対にいけない。
オールスター感謝祭に出演依頼を頼んだものの、
スタッフらへの弁当「経費」を削減した結果、
タレントや事務所の「やる気・印象」を落とした。
やる気を落としても、利益に影響しなければ良いのかもしれぬ。
視聴者は「面白くないもの」に見切りをつける。
面白いものに人が集まり、みんなで楽しんでいく。
経費削減でお金を少しでもけちると、何かを失う。
あるいは余計な負担が増えてしまう。
お金の節約は大切かもしれないが、
同じく何かを失うと、ニュースを通して気づかされたよ。