
※ 怪物といえば、浦沢直樹さんの作品「Monster」に出るヨハン・リーベルトでしょ。
おはよう、しゃしゃ。
米国大統領選挙にて、ドナルド・トランプ氏が、
共和党の指名候補確実となった。
トランプさんは今まで、多くの大統領候補が言わない発言を言い、
熱狂的な支持を集めている。
遠目で見ると「怪物」が生まれているなあと考えるが……
しゃしゃはトランプ氏について「怪物だなあ」思う?
もし思うなら「怪物が生まれる条件」について書きたい。
在日米軍経費を全額負担せよ
【保守速報】共和党トランプ氏「日本と韓国とドイツにはアメリカ軍の駐留経費を全額負担させる。拒否するなら撤退」 https://t.co/i334Hj6zPw
名無しさん
日本の軍事開発が進むな こりゃ景気も上向くかも pic.twitter.com/xaM5ICSvAp— perfumekawaee (@perfumekawaee) 2016年5月5日
彼は日本の軍事防衛費について述べている。
「米国の同盟国は米軍の駐留経費をすべて賄うべき。
でなければ撤退をさせる予定(示唆)」
トランプさんの発言について、
日本や米国マスコミが「プロパガンダ」の一種として、
記事をねつ造している確率も高い。
なので、彼の発言を素直に受け取ってはならぬ。
でもここでは素直に受け取ってみたい。
けっこうな準備万端。。→ドナルド・トランプ氏の準備はかなり前から始まっていた。【アメリカ大統領選】 https://t.co/PJs43obKZK @HuffPostJapanさんから
— 長野智子 (@nagano_t) 2016年5月6日
仮に「在日米軍」の経費を日本がすべて払うとしたら、
日本だって「黙って」見ているわけではない。必ず裏取引が行われる。
米国オバマ大統領の忠告を無視し、
ロシア連邦プーチン大統領に向かった安倍総理のように、
日本だって米国の立場を「脅す」方法があるわけだ。
(報復として、為替操作国に認定)
トランプ氏が大統領になったら、在日米軍の費用を全額日本に請求するそうですが、そもそも米国軍が日本にいるのは、中東への中継点なのでしょ?
日本を守るためにいるのではないですよね?
全額払うのであれば明朗会計で、明細も出して欲しいですね。
これを機会に防衛を考えたらいいかと。— あおによし (@tabibitoto) 2016年5月6日
そう考えると、日本が全額負担をするなら、
「在日米軍」は米国が日本に「傭兵」として貸す意味を持つ。
「日本が全額払うって、税金を上げるのか」
意味にも受け取れるけれど、
「日本は在日米軍を好き勝手に利用できるんだね」
解釈もできる。
バーニー・サンダースの勢いが止まらない 若者の熱い支持は世界を変えるか https://t.co/Yp91S8Czj3 ドナルド・トランプが共和党の指名を確実にしている今、サンダースの演説の動画をいくつか見てみました。「若者の熱い支持」が伝わってきます。揺さぶられます。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2016年5月6日
仮に在日米軍がすべて撤退をしたら、
そのときは自主防衛について考え、実行するしかない。
日本としては、大きく選択を迫られる次期になるだろう。
自衛隊の権限と強化は間違いなく行われ、防衛費もより増える。
覚悟はしておくべきだけど、どんな結果に転ぼうが、
日本にとって良い時代になると考えているよ。
参照:国防費の全額負担を日本に要求する
補足:思いやり予算について
反戦平和団体は日米安保条約破棄を視野に入れているトランプ氏を全力支持せよ。
これ以上の絶好機は2度と来ない。 pic.twitter.com/oqBJqbtI06— エターナル総書記 (@kelog21) 2016年5月5日
思いやり予算について、下記の記事で述べている。
ぜひ読んでおいてほしい。
今年の2月に書いた記事だけど、あれから3か月、変わっていないのねw
米国民にある不満とは?
そうなるとヒラリーvsトランプというのは「民主党主流派+共和党主流派」vs「改革を望むサンダース支持者であった若者+トランプを支持する中年の白人達」になる。これを先読みしてるからトランプは若者のトレンドであるLGBTへの批判を徹底的に避けている。爺は意外と狡猾なのである
— 砂鉄 (@satetu4401) 2016年5月5日
トランプさんが熱狂支持を受けている事情は何だろう。
彼の言動が現実となれば「強くて内向きなアメリカ」に戻る。
トランプさんは今までの大統領候補と違い、
資金は自分が稼いだお金でたくさんあるので、
ウォール街(金を握る連中)の意見を聞かなくていい。
つまりトランプは最初からサンダース支持者を取り込むつもりで喋っている。フェミニストを攻撃したり、移民を批判したり、そういうのは全部「上の世代の碌でなし共がやった政策のせいで苦しんでる若者達」に向けて喋っているというわけ、一方ヒラリーは共和党主流派を取り込む準備ができていない
— 砂鉄 (@satetu4401) 2016年5月5日
他に共和党も民主党も「米国が追いやられて怒りにたまる現状」
について、「あたりさわりのない」発言しかしない。
特に民主党のヒラリーさんはブレすぎだ。
しかしトランプ氏は直接言い切り、相手に臆する弱さもない。
(最近は戦略家に「程よい忠告」を受け、意見を変えている。
それでも「初期」に述べた強さに、惹かれているのだ)
オバマ大統領との比較も込めているのだ。
オバマ大統領の功績と現状
「オバマ政権下では同性婚容認などリベラルな社会変化が進んだが、一方で大統領候補指名を争う不動産王ドナルド・トランプ氏の差別容認発言が喝采を受けるなど、保守派の不満が鬱積している実態が浮かぶ」 https://t.co/9LFWU6vAeI
— kazukazu88 (@kazukazu881) 2016年5月5日
オバマ大統領の功績と弊害についてみていくよ。
大きな視点で見ると、
オバマ大統領は「左翼の理想」を実行に移した人物だ。
(平和的解決、少数者の人権を重要視、軍事無き世界)
キューバとの国交回復をはじめ、
軍事費を削減し、話し合いを通して平和を作ろうとした。
しかし、相手が話し合いに応じず、意見が食い違うと……
「理想」のために強引な手法(大統領権限)で解決を図る。
「独裁政権」のようなものだ。
これは本当に不思議な事。大部前にも書いたはずだが、次期米大統領がヒラリーであろうとトランプであろうと、あるいは現在のオバマの役割も、大枠の中では世界秩序が大きく揺らいで新しい秩序に向かうという同じ流れに沿っているという意味では大差はない。アジアでは日本と台湾の役割が焦点になる。
— 西村幸祐 (@kohyu1952) 2016年5月5日
オバマ大統領が任期中に行った対策について、一部だけ触れておきたい。
・オバマ大統領が不法移民層や少数者に対し、
合法的地位を与え、権利の向上を狙う。
共和党が猛反対しても、強引に法案を可決した件数がしばしば。
よって、不法移民や少数者にとって「最高」の大統領。
2008年にオバマ支持でヒラリー嫌いだった人たちが今回サンダース支持に回っているのは不思議ではないが、オバマ大統領を「よくやっている」と評価しているのは、08年の熱狂的な若いオバマファンよりも、ヒラリーを支持した年配の女性たち。長く政治を観察しているとそういうことが見えてくるのだ
— 渡辺由佳里 Yukari Watanab (@YukariWatanabe) 2016年4月29日
・「米国は世界の警察官ではない」を含め、
他国に争いの種を作り、責任を取らずに放置した。
中国他がチャンスとばかりに動く。
・オバマケア(前米国民を医療保険に加入)をした結果、
医療費が高すぎて破産する人が多くなった。日本とは違うんだなあ。
参照:オバマ大統領が目指す移民改革
不満・危機が怪物を作る
トランプ氏、在日米軍費「全額負担を」 撤退も示唆:朝日新聞デジタル https://t.co/2CZqQcsf9Tトランプ氏に言うべきは、ならば横田が保有する日本上空の管制権の返還であり、横田基地の返還だ。日本の基地使用による利益分を相殺すべきだろう。一歩的負担とは誤認だ。
— Apollo11 (@Apollo129653438) 2016年5月6日
日々生きていると「不満・危機」がたまる。
「もっとこうなればいいのに」
「やばい、今すぐ解決しないと……」
不満は現状を変える大きな力だ。
結果、今までとは違う視点に立ち、快感を得る。
@MajiDESCA @picture_book_cw @Masa64bits 米軍撤退云々の話は、昨日の青山繁晴さんのラジオで仰ってたことが大きなキーになるでしょうね。
個人的に気になるのが、アメリカの退役軍人会の人達の動き。正直、トランプ氏の国防感に拒否感があるような…— 音猫光学式 (@otoneko28) 2016年5月6日
私たちは「将来」よりも「目先の不満」を今すぐ解決したいと考える。
「目先より将来」を思う人が多いと、トランプ氏は候補から失せた。
しかし現実は「将来より目先」を考えている。
「今すぐにでも、追い詰められている問題を解決してほしい。
強引なやり方でも構わない、そういう人はいないのか?」
この気持ちを体現した人に感情を揺さぶられる。
言動や態度が恐ろしいほど強い人は「恐ろしい」みなされる。
結果、彼を「怪物」扱いするんだね。
参照:トランプvsクリントン
ヒトラーという怪物
三橋貴明『欧州の周回遅れで「移民政策」を推し進めるのか?』
⇒ https://t.co/WSjnx6r3Lu
ドイツのメルケル首相の「失政」の教訓は国民国家の首相たるもの個人的な価値観がどうあれ、安易に
「我が国は移民を受け入れますよ~」
などとやってはいけないという点です。— 松本 (@Robertzicorossi) 2016年4月26日
現在、海外に訪問中の安倍総理。
彼を「ヒトラーやファシズムの再来」とのたまう人は多い。
(彼らは決してスターリンや毛沢東とは言わない)
ヒトラーは初めから怪物でなかった。
当時のドイツは第一次大戦に敗れ、膨大な賠償金を支払わされる。
しかもユダヤ人が裏で動き、ゲルマン人の誇りを握りつぶされていた。
よって、ゲルマン人が相対的に多いドイツ国民は望む。
「他国から経済圧力をかけられ、パンの耳すらろくに食べられない。
かといって、今の政治家の腑抜けな連中と言ったら……」
「怒り」を持つ大衆の想いを、ヒトラー率いるナチ党は読み取った。
大学の授業で講師から聞いたが、ドイツ人はだいぶ親しくなってからも互いに「du(きみ、お前)」と呼び合うかどうかをわざわざ取り決めするそうだ。(duzenと言うらしい)特にメルケルの出身地でもある旧東側はより厳格だそう。スゴイシツレイ https://t.co/ylxXlkfxR0
— RAVEN_6@GDZ勢 (@Raven_6_trpg) 2016年5月5日
安倍総理率いる自民党だって同じだ。
民主党が与党だったころ、海外(特に中国や韓国)に蹂躙され、
公約にない「消費税増税」を決めた。
(日本の経済を回復させるなら、公約にない増税を掲げてもよかった。
しかし現実は日本の成長を止めてしまった)
日本国民だって怒りと不安が募る。
「今の日本だと、間接的な方法で他国に支配される」
不安や不満が危機意識につながり、
結果として民主党が敗北を迎え、自民党が勝利をおさめた。
即ち、安倍総理が求めた「財政出動」は行わないという考えを(メルケル首相は)示しているのです。
イギリス・キャメロン首相との会談でも同じであり、G7の両首脳から「NO」を突き付けられた格好になってます。
↓
ドイツ・イギリスから肘鉄https://t.co/xoQQpMMYyC— 数学 M (@rappresagliamth) 2016年5月6日
だが自民党も今後、海外に蹂躙されたままだと……
日本の政治は私たち国民の想いを代弁しているので、
私たちがなめられないよう、しっかり現状を認識し、向き合っていきたいものだ。
怪物はリサーチから
トランプに参謀がつき始めています。話がどんどんまともになっています。おそらくオネダリを繰り返す詐欺国家や、難民を流出させる様な混乱した国はしんどい事になるのでしょうが、、しかし、すでにクリントンよりまともですね。
— greatFullDad (@greatFullDad) 2016年5月6日
トランプ陣営はいかにして、国民の「不満・不安・危機」を耳にしたのか。
「そんなもの、調べなくても分かるでしょ」とは思わないでほしい。
というのもしゃしゃの生活を私が知らないように、
しゃしゃだって私がいかなる事態に追い詰められているか?
気にならないからだ。
トランプが支持されている構造は安倍ちゃんがネトウヨとかに支持されている構造と全く一緒だから多分トランプが大統領に就任するじゃないかなぁと思ってる。
低所得者層の不満を外患に押しやって簡単なガス抜きのポーズ取ってるだけで支持ポイント上がるんだから簡単だよね— さわやかな香り (@005B2111) 2016年5月6日
そこで相手の考えを知る手段として「リサーチ」がある。
ヒラリーさんはウォール街を中心にリサーチを行っている。
意見がぶれる事情も「国民にも目を向けている」からだ。
サンダースさんは「費用を払えない若者」に目を向けている。
トランプさんは「弱い米国に不満を抱く人」だ。
米国民の8割は「どの層」が多いのか?
8割を握れば、大統領になれる確率が高くなるね。
有利な状況を作るために「リサーチ」は欠かせない。
理科を例にリサーチ訓練
【ウィーン大学、熊本応援Tシャツ販売】オーストリアのウィーン大学は、熊本地震の被災地を支援しようとオリジナルTシャツを販売。売り上げ金を被災地に送ることにしています。 https://t.co/guiJFHB1ED pic.twitter.com/jjQk1gDn4q
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2016年5月5日
リサーチは簡単なやり方でできる。
例として受験勉強「理科」の地学を上げたい。
教科書と練習問題をひたすら解きながら、地学用語や計算をひたすら行う。
しかしこれだけでは「まだ」地学を上辺でしか捉えられない。
地震における分野を勉強するなら「地震が頻発して起きる場所」
に引っ越して、地震を直接経験する。
「岩石」分野が苦手なら、海辺や山場に向かい、
岩石やがけ他、岩の上に立って観察をする。
「天文」分野が苦手なら、夜空を眺める。
【アストロアーツ 天文ニュース】ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げ26周年 https://t.co/zWaP6AJmU5 8000光年彼方にある直径約10光年の「バブル星雲」。 pic.twitter.com/49dSVaB5GT
— アストロアーツ (@AstroArts) 2016年5月2日
「教科書や練習問題」をやるのはもちろん大切だが、
「実際に観察をしてみる」と、より地学が身近な分野に感じるだろう。
ただし、場合によって「経費」がかかる。
例えば海辺に車で向かうなら、そこにたどり着くまでのガソリン代。
あるいは天文といえば科学館に行くための入場料。
より詳しい専門書(図書新聞代)など。
リサーチは資金が必要だ。しかし資金を投下した結果、
より深い視点から物事を観察できるし、
その体験が今後、ほかの分野に応用できる。
地学対策記事:地学の入試問題集や参考書の少なさに嘆く
商売で応用するリサーチ
ビジネスに限定して、この経営者を考えれば良い評価はできない。凡そ大成功している人でも、多くの失敗を重ねた上ではあるが、異常すぎる。米国はこの人に国を託して大丈夫なの?RTトランプにビジネスセンスはあるのか? 失敗した事業13選 https://t.co/OC7wgG8St4
— 井上新(税理士・中小企業診断士・ITC) (@inouearara) 2016年5月6日
社会人ならどんな職業に立とうとも「商売」意識を持たねばならぬ。
「商売」といっても難しいことじゃない。
「相手の不満・危機」を読み取り、
「不満や危機を解決するサービス」を提示して、
相手のお金などと交換をする作業だ。
ポイントとして「どこに不満や不安がつまっているか?」
(どこかに楽しいものがないかなあ~も不満の一つ)
ここを徹底的に追及すればよいのだが、大変だよ。
日々調査をして、気になったらすぐメモを取っていこう。
トランプは商売人、意外とまとも?
もしトランプが大統領になったら?クリントンとの対日政策比較 https://t.co/4AuNDkKUqS
— ソーゾー (@imazincreate) 2016年5月6日
トランプさんは不動産王であり実業家だ。
だから商売人としてのやり方で国民をリサーチし、
彼らにとって「魅力的な解決策」を提示したに過ぎないんだね。
それが本当に米国の未来にとって良いかどうかなど、
先のことなんて、誰にもわからないけどね。
ヒラリーVSトランプだったら僕はトランプの方が良い、と思う。中国に対してきちんとした姿勢。ヒラリーは曖昧。それにダーティな御金の問題もある。藤井さん @GemkiFujii #voice1242
— きよちゃん (@kyoko_lovelove) 2016年5月10日
5月10日のザ・ボイスにて国際政治学者の藤井元喜氏は述べている。
「トランプは現実を見ながらやっている。まともなことを言っている。
メキシコに壁を作れという発言も、メキシコ側が取り締まりを行わず、
次々と不法移民がやってくる。中国人も中南米からメキシコ、
そして米国に入ってきているが、アメリカは取り締まっていない」
藤井先生にトランプの参謀に加わったと言われるポールマナフォート氏の手腕について伺いたいです。ロシアに近い氏を招き大統領になった際には米露の関係に変化はあるのでしょうか。その中でも北方領土問題は特どうなるのか。 #voice1242 https://t.co/pkUO98lOYZ
— きよちゃん (@kyoko_lovelove) 2016年5月10日
トランプ氏は米国が置かれている現状を認識しながら述べている。
日本の新聞では過激に描かれているけれど、実際はそうではない。
作品情報:まねまねっきなど

小説家になろうにて、まねまねまんねんひつの番外編を上げました。
本編はまひつ君の活躍ですが、巻き込まれる人間もいるのです。
その一人がお父さんのまつ まねひこ。
彼がまひつ君と夜の町を散歩している時、巻き込まれました。
何に巻き込まれ、その後どうなったかをこちらで読めます。
まねまねっき:サンタさんへの願い事
まさかルビを振れるとは思わなかった。
半角かっこ()を使えば、ルビを振れます。
