![イギリス名詩選](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2016/03/u76j6.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
おはよう、しゃしゃ。
昨日、本屋でイギリス名詩選を購入し、音読したよ。
韻を踏んできれいなんだ。日本語訳を読むと……見事に韻がない。
「現代語訳・意訳・和訳」で済ませるならもったいない。
必ず原著は読んでおこう。「愛」を実感するためだ。
原著にあるリズム
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原著はリズムを意識し、音読すると読み応えがあって楽しい。
音読する際は歩きながら読むといいよ。
運動にもなるし、体にもリズムが刻み込まれていくよ。
原著を読むだけだと「何を言っている」のかわからない。
先に意訳を読み、原著に戻ろう。
内容を把握した状態で読むと、原著を通して「エネルギー」を受け取るよ。
原著に込められたエネルギー
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原著にあるエネルギーは「言葉の力」を意味する。
作家は適当な言葉を使い、表現を心がけたのではない。
作家が見た物事、観た心情を適切な言葉に表す。
文章を意識するほど、適切な表現はストレスをためる。
作家が残した価値として、
「一つの文章に対し、どれほど言葉を意識したか」だ。
名文を朗読し、書きとることで気づくだろう。
意訳はあくまでも「おおまかな流れ」を知る道具にすぎぬ。
名文(原著)と向き合い、そこからにじみ出る力を受け取る。
受け取った力を自分の体験や言葉を通して解釈する。
また、当時の状況を踏まえたうえで解釈する。
決して「今」という目線だけで見てはならぬ。
「その当時、どんな時代や文化、生き方をせねばいけなかったのか」
を深く知ることで、言葉の持つ「本質」が大きく変わるよ。
原著とアンソロジー・同人の違い
![](https://i0.wp.com/ecx.images-amazon.com/images/I/51-UYherBzL._SL320_.jpg?w=728)
かつて虎の門ニュース8時入りのコメンテーター、
漫画家の江川達也氏も「原著は読め」述べていた。
意訳は所詮、本人が書いた文章でない。
本人が書いた文章を他人がなぞって書いたようなものだ。
漫画でも「アンソロジー」がある。
原著よりうまい作家はいる。
しかし原著が持つ「得体のしれぬ力」にはかなわない。
違いは一つ。作品を生み出す際に生じる愛だ。
愛の度合いが作者とアンソロジー・同人作家とは違う。
しゃしゃは同人誌を読んだことはない?
青年向け同人誌は作者より上手な人がいる。
けれど原著とは「愛」の方向と度合いが異なる。
言葉にできないけれど、原著が読み応えある。
「形にできぬ違い」こそ「愛」の正体だ。
だからしゃしゃも今すぐ原著を読もう。
何から読むべき?
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最も親しみやすい原著は「百人一首」だろう。
和歌を音読し、紙に書きうつしながら、「どんな状況・背後」があったのか?
下記の百人一首解説本が一番わかりやすいよ。
日々考えることで、言葉に対して敏感になっていくよ。
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