※ こちらの動画より
おはよう、しゃしゃ。
爆笑問題のラジオでフランス在住の辻仁成氏がドラえもんについて、
「フランスではドラえもんが放送禁止されている」と述べた。
風刺画を載せる国なのに、ドラえもんは放送禁止?
理由は「子どもが成長しない」からだ。
※ 後で調べたところ、誤情報だとわかった。
記事の内容は「フランスでドラえもんが放送禁止」という前提で書いています。
フランスでドラえもんは放送
私は平気で十くんに嘘をつきます。嘘つきパパなり。でも、それは騙すための嘘じゃなく息子を傷つけないための、不安にさせないための、いろんなものから守るための嘘です。でも嘘はいけません。たくさん嘘をついてきたパパさんは地獄に落ちますね。だから、十くんには嘘をつくな、と教えています。笑。
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) 2016年1月17日
フランスでドラえもんは話題となっている。
ドラえもんは2003年の短期間と2014年から再び放映している。
漫画は2007年から出版が始まっているよ。
もう一つの参照サイトによれば、「辻のいっていることだからなあ」
「辻は基本的に嘘つきだからなあ、やっぱりそうか」
@basiliccco 簡単に言うと作家は嘘つきですが、一概に嘘つきとは言えないところもありますなり。小説は嘘の空想世界なのですが、それが真実として読者の心に存在したとき、それを偽物世界とは決めつけられなくなります。そいうものが、良い小説と思うのです。
— 辻仁成 (@TsujiHitonari) 2014年1月29日
嘘つきに関するツイートとして、ネットで検索したら以下のものが出てきた。
ガンでお亡くなりになった川村かおりさんが、辻仁成さんに向けた歌がある。
タイトル「うそつきのロッカー(歌詞はこちら)」で、
嘘つきは実際に嘘をつくという意味だけでなく、歌にも取り上げられているんだね。
参照:パリのセレクトショップにドラえもん登場(2016/02)
参照:フランスでドラえもんは放送禁止、実はがせだった
ひみつ道具を出した後
映画ドラえもんがよくわかる「朝日新聞 映画ドラえもん公開記念特別号」3/3本日発売!映画ドラえもんの情報満載の完全保存版!全国の朝日新聞販売所(ASA)などで販売。 https://t.co/GwhulyUGtc pic.twitter.com/7wUL9saKHt
— ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) 2016年3月3日
ドラえもんの動画はYOUTUBEに行けばたくさんあるよ。
たいていひみつ道具が変な方向に悪用され、「お笑い」となって終わってしまう。
時折いい話だなあ、しずかちゃんの裸が見られるなあ。
ひみつ道具を出すことで確かに、楽はできる。
でも楽な考えに向かって最後は叩かれる。
あるいはのび太が目覚めて「やっぱり頑張るよ」
努力する方向にも向かうんだ。
親の反応を考える
辻仁成「フランスでは『ドラえもん』が放送禁止なんです。教育委員会が『あんなヤツがいたら子供が成長しない』って」https://t.co/cMsCzPiEM5 pic.twitter.com/9mR9QTtk0t
— ニライカナイφ★ (@niraikanai07) 2016年3月3日
フランスでドラえもんを見せたくない親の反応として、
「あんなドラえもんみたいなヤツがいたら子どもが成長しない」
「子どもが困ったときに、ドラえもんに助けられ、ひみつ道具を出されると困る」
良い部分として観てみようか。
フランス人は自分の子供を「堕落させずに正面から向き合う」
という考えをもって育てている。
子供が堕落や犯罪に向かう育て方をしないよう、
親は子供を一人前に育てる義務を自覚しているんだなあ。
目先の情報と風刺
政経chさん 「あんなの居たんじゃ子供成長しない!」フランスでドラえもん放送禁止に https://t.co/AO2Pwtee3D pic.twitter.com/TfUiaW7XeU
— Can you see them? (@CanUCem) 2016年3月2日
次に悪い部分を見ていくと、ドラえもんをきちんと見ていない。
ひみつ道具でのび太たちは道具に頼り過ぎた結果、
たいてい良くない方向に向かってしまう。
最後まで子供と一緒に見た後、
「道具に頼りすぎると、しっぺ返しをくらうよ」
言えば、子供だって考えるよ。
親としての「作品を最後まで見渡す力」が抜けている。
私はこれを通して「国語力」「目先の情報しか受け入れない能力」
が問題だなあと感じたよ。
休憩:ドラえもんはどの話が面白い?
ドラえもんはいろんな話がある。
最も心にグッとくる話が「パパもあまえんぼう」
今、私は母親が生きているけれど、そのうち永遠のお別れがやってくる。
(もしかしたら私が先に別れるかもしれない)
その気持ちで見ると、何とも言えない気分となるのだ。
優しい言葉をかけ、来たら拒否
移民キャンプの不法建築物が撤去された仏カレーでは、撤去作業の結果、20件の小屋が放火、撤去に反対した移民と警察の衝突にまで発展したhttps://t.co/Wmha6bzcUR#難民 #移民 #フランス pic.twitter.com/yHfAjZu6gM
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) 2016年3月1日
フランスで先日、移民キャンプが解体された。
キャンプに当局が火を放ち、強引に家をなくす。
人権と言いながら排他だなあと感心したよ。
移民や難民について、白人らは「受け入れしろ」積極的に声を上げた。
しかし大きな問題が一つある。
#虎8 自分の知ってる範囲でのフランスのテロ事件
自身の私怨も大義名分で押し隠してテロにしてるっていう部分もたぶんあるんだろうなー
確かに庶民ばっかり亡くなってて、大金持ちとか全然ダメージ受けてないよね— ひらぎ (@hiragi1123) 2016年3月3日
「本人の家」で受け入れるの?
違うよね、政府が用意する施設に受け入れさせろと述べている。
主張する人の家にて受け入れろじゃないんだよね。
ここが「他人任せ」であり、言動に責任を持たないのだ。
難民によるテロが起きた理由も、
西欧人が持つ「他人任せ思考」と「責任は押し付ける」
という考え方――行きつく先はキリスト教――がもたらした。
参照:フランス人による移民への対策
キリスト教と人任せ
一番の被害地 #虎8 pic.twitter.com/BNd2bTr4pS
— 阿.波。ぬいぐるみ (@awa_Bogwood) 2016年3月3日
キリスト教に関するキーワードとして、
「キリストがすべての罪を背負って死んだ(贖罪)」
知恵袋で同じことを考えている人たちがいた。
答えとしてキリストは「身をもって魂の育て方」を教えた。
しかしキリスト教を教える側が、都合のいいように少し解釈をゆがめた。
#虎8 とばっちりを受けた人に保障がない
それだけフランスは財政的に大変なのかな?
それともそういう下層民への差別によるのか?— ひらぎ (@hiragi1123) 2016年3月3日
キリストのように、誰かが自分の言動(移民を受け入れろなど)
について責任を負ってくれる。だから無責任な発言をして構わない。
他に神様の人類に対する無差別かつ平等な愛(アガペー)や、
「あなた自身を愛するように隣人も愛せよ(隣人愛)」、
これらを都合よく解釈したら、西洋の心理が少しはつかめてくるね。
反対に無責任な言動ができないと悟ったら考え方が大きく変わる、
何としてでも排除して、責任を取らなくちゃいけない。
だから過激な行動をとる。
参照:キリスト教と共産党の共通点
ドラえもんとキリスト教
悪臭漂うスラム街化したところ。フランス人も行きたがらない #虎8 pic.twitter.com/5Tu8yZEfJ0
— 阿.波。ぬいぐるみ (@awa_Bogwood) 2016年3月3日
ドラえもんは基本、のび太君の困る姿を解決しようと、ひみつ道具を出す。
イエス=キリストはみんなの罪を背負って死んだ。
するとドラえもんはある意味キリストに例えられる。
本来のび太が向き合わなければならぬ責任を、
ドラえもんという形で「他人が受け持つ」ことになる。
すなわちのび太こそフランス人(親)であり、ドラえもんはキリスト。
※ フランスはカトリックが6割、プロテスタントが0.2割
テロリストの見る車からの視点 #虎8 pic.twitter.com/oCx3nf7m75
— 阿.波。ぬいぐるみ (@awa_Bogwood) 2016年3月3日
ドラえもんを見せたくない親からすると、
のび太君やドラえもんを通して自分たちが認めたくない部分、
「言動・主張がもたらす責任や未来」を受け入れたくない。
受け入れるのが怖くてたまらないから見たくない、逃げる。
考えすぎだと思うけれど、西欧思考を知るうえで面白いと感じたよ。
日本もこうなったら争いがより増えていくだろうね。
追記:ガセと知った後
冒頭のフランスでドラえもんは放送以外、
フランスではドラえもんが放送禁止という前提で書いていた。
ドラえもんはきちんと放送している。誤解を与えてごめんね。
でもドラえもんを見せたくない親の中には、
上記のようなクレームを持ってもおかしくない。
世の中、いろんな人がいるからさ。
