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ハイキュー367話で烏野が鴎台に負けたのが納得できないのだけど

なんで鴎台ごときに負けるの?

おはよう、しゃしゃ。
いい歳になっても漫画を読んでいる自分。

ジャンプで掲載中の人気バレー漫画ハイキューを読んでいた。
すると主人公が在籍するチーム烏野高校が鴎台に負けた。

もしかすると負けに見えてまだ続くのかもしれないが、
私が見る限り「確実に」負けた

368で確実に負けた!

私は不服である。たかが漫画の世界だけどなぜ不服なのか?
自分の心に尋ねてみると、面白い答えが返ってきた。

 

烏野の敗因

漫画だと公式試合で烏野(以下烏)は一度負けている。
合宿では何度も負けているのだけど公式試合は違う。

一度目は青城(IH予選)で後に春高予選でやり返した。
「現実の時間軸=私たちの時間」で数年かかったけどね。

※最初、青城を白鳥沢、春高予選を全国大会を間違えていた。
正しい指摘に感謝しています。

今回は鴎台(以下鴎)との試合で、
主人公日向と同じくらいの身長で攻撃者の星海たちとの闘いだった。

星海がすごいのは漫画を読めばわかる。
日向もつられるかのごとく強くなり、ヒートアップしたものの……

日向が熱を出して降りた。続いて月島が足をつってしまい降りた

一年生の主力選手二人が体調不良のため試合から外れた
多くの読者は日向が離れた時点で「負ける」とにらんだ

ファン考察ブログによるとコーチも敗北を察知していたそうだ。

自分は「まだ勝つかもしれない」と思っていた。
鴎は体調不良をだれ一人起こさず主力選手で戦った。

結果、烏のスキを見つけて小さな巨人が攻撃。
リベロがレシーブをするものの取れなかった……。

試合であり漫画の展開上仕方ないのだけど、
自分は「はじめの一歩」で一歩が3人目に負け引退したのを思い出した

不満は残った。

 

理由1:梟谷との闘いが見たかった

日向にブロック技術を教えた優しいアタッカー、
木兎と日向のアタック対決が見たかった。

というより梟谷と戦うところまでは見たかった。

鴎台は梟谷と戦うまでの「小休憩」的扱いでしかなく、
「まさかこんな伏兵にやられるとは!」気分だった。

※鴎台ファンの方、ごめんなさい。

木兎は3年であり、烏が敗北したら二度と木兎たちと戦えない
(もしかしたら何かしらの展開で戦うかもしれない)

梟谷との闘いが見たく、梟なら負けても多少は納得できた。

なお梟谷とは次にあたるのでなく決勝で当たる。
梟谷と戦うなら決勝でぶつかるしかない。

だからはじめは「烏も決勝に行くんだ」思っていた。

 

理由2:鴎台にたいした思い入れがない

私から見て鴎台は突然やってきた連中であり、
梟谷や音駒に比べると「ライバル校のストーリー」がない

梟谷や音駒は合宿を通して得た仲間でありライバルでもある。
合宿中もみんなで試行錯誤し、時に教えあうなど、彼らにもサイドストーリーがあった。

梟や音駒に比べると鴎台は深いストーリーがなく、
突如現れた伏兵という感じで私は見ている。

突如やってきたので大した思い入れもない。

仮に合宿で鴎台も参加していたら、

梟との闘いは見たかったが仕方ない。合宿でも小さな巨人は強かったもんなあ。

多少納得できる気持ちはあっただろう。

また日向が高熱を患っておらず、月島も足をつらなければ勝てた相手だろう。

体調が絶好調であっても負けるなら仕方ないんだけどね。

勝負とはいえ梟や音駒に比べると、
烏から見てあまり裏話のない学校に負けるのが一番不服と感じた。

 

理由3:え、2年生から決勝まであと何年かかるの(汗

続いては1度負けると大きな大会まで現実では時間を要する。

現在およそ40巻であり、2年生編が出るとして大きな舞台の場まで……
また30巻以上、現実時間に直して数年もかかるのか。

漫画内では自由に時間調整ができるけれど、
私たちのいる時間はそうもいかない。

最低でも10巻以上=軽く3年以上たたないと、
全国大会での試合を見られないのか。

一部ではこの全国大会でハイキューを終えてしまうのでは?

現実時間を考えたうえで絶望になった。

 

納得できない理由を追いかけた結果

私は物語を書いている。

今回ハイキューで烏が鴎に負けた事実を知ったとき「そりゃないよ~」と思った。

自分の心を振り返ると梟との試合、
特に木兎と日向の戦いを味わえない苦痛が一つ。
「烏との関係」が薄い高校に負けたのが一つ。

鴎は強いよ。小さな巨人の活躍だけでなく守備陣もよかったしね。
今回の敗因も一言でいえば烏選手の体力だった。

記事を書いているうちに烏が負けた事実を受け入れるようになったが、
負けた相手が梟でなく鴎ってのがキツイ。

途中日向が「最強の囮」という自分の新しい役割に気づき、
試合中でまた一段階化けたなあと思った。

最強の囮として梟と戦うのだろうなと思ったら外れた

鴎の小さな巨人星海は2年、日向は1年であり、
ハイキュー2年生編が続くなら必ず戦うだろう。

なお今回の記事を書くにあたり、ハイキューネタバレブログをいくつか読んだ。

参照:ハイキューのネタバレ368話を徹底考察!鴎台に敗北した烏野の涙

参照:ハイキュー 367話 ネタバレ 感想 春高 鴎台戦 決着 日向なしの闘いの結末

参照:今週の「ハイキュー!!」感想、日向なしの烏野対 vs 鴎台の結果は・・・【367話】

ハイキュー考察ブログって結構あるんだね。
バレー漫画でここまでよく考察できるなあと感心しながら読んでいたよ。

 

烏野は負けるべくして負けた

記事を更新した後、記事に関する訂正情報及び、
烏野が負けた理由について深い考察ツイートをいただいた。

初めに烏の目的は優勝もだけど音駒と戦いたい。
烏の目標は達しており「次は?」という部分があるのだけど……ない。

ツイートを読むと「なるほど」考えさせられる。

特に鴎台との試合は日向にとって「次なる成長の分岐点」であり、
新しい道=小さな巨人から最強の囮へ」という日向にとっての進化でもあり、
さらなる成長のために烏は負けるべくして負けた。

敗北にそういう狙いがあったのかと気づかされ、とても腑に落ちた。

とても素晴らしい考察であり、いかにハイキューが愛されているかも感じた。

うまく言えないのだけど、烏にとっての負ける理由と、
作者(or監督や演出家、脚本家など)にとっての負ける理由は違う

とても面白い何かに気づかされた。うれしい。

 

最新話368で確実な負けを見た結果

負けた後の描写が実にそっけなかった。
大げさでなくそっけないからこそ、敗北時の現実が浮かび上がる

ライバルが「よく頑張った」烏の選手をねぎらった部分はよかった。
あの描写があるからこそハイキューは暖かいし面白い。

ただ泣いているわけではない。
鴎に負けた悔しさという印象すら抱かせず、敗北しただけなのだ。

最後のコマで日向はただ見ていた。
彼の脳内は今、いろんな思考で満ちているだろう。

私としてはそっけない描写になんとも言えない気持ちを抱かせ、
日向と同じように「現実とどう向き合うか」を感じさせた。

烏にかける言葉なんてない。今は負けた事実のみをきちんと見すえるだけ。

 

まさかの超展開、高校をすっ飛ばして

ネタバレをしているツイッターやブログによると、
敗北後そのまま学校を卒業した後、ブラジル編が始まるそうだ。

ここまで過程をすっ飛ばしたら嫌でも納得するわ。

作者としても改めて2年生編を書くよりも、
ブラジル編など世界ユースに向けてさらなる強い敵と戦う方が面白いし、
筆のノリ具合も違うと考えたのだろう。

私は大歓迎しているよ。

2年生編が始まって全国大会まであと、どのくらい待たなきゃならんのよ……

思っていたので。

世界編では影山と日向が敵になるかもしれないし、
反対に今まで敵だった人が仲間になったり……

すっごいわくわくするぞ。

ブラジルバレー

ちなみに現在行われているバレーボール大会では、
全戦全勝という素晴らしい成績を収めており
新しい舞台がブラジルというのも納得できる。

 

準優勝梟谷、優勝はまさかのモブ校だと

2020年5月11日のジャンプでとうとう優勝校がわかった。
一林高校……あれ、そんな高校あったっけ?

梟谷は準優勝だった。まさか準優勝をとるとは。

それよりも優勝が名前も有名選手も話題にしていない、
まさにモブがとった
事実にびっくり。

現在やっている社会人バレー編でも出ていない。
なんだろうね、ろくに絡んでこないモブが優勝すると、
「悔しい気持ち」を抱くのは気のせいだろうかw

 

負け方のシナリオを分解

シナリオという視点からハイキュー最新話を見ていた。

ほとんど苦しい試合で何とか勝利を収めてきたからこそ、
今回も苦しい状態だけれど「勝利を収める」図式が自分の中にあった。

ギリギリ勝ってからの敗北。

大半がギリギリの勝負であり、今回も勝つだろうと予測をしていたが……
見事に鴎の試合で期待はぽきっと折れた。

今回も勝つだろうという考えについて、考え方を変えると一種の習慣である。

習慣だからこそ「次もなんとか勝つだろう」思っていた

敗北によって習慣が折れてしまった。

烏が何度も負けて勝っているチームならショックも少なかった。
公式試合の敗北を青城でしか体験していないからこそ、
今回の公式敗北はキツイものがあった。

※合宿では何度も負けている

最初から勝ち負けというよりギリギリ勝って何とか勝って……
ある程度「習慣化」させてからぽきっと敗北を味わう

本当、ショックと怒りがわいてくるね。
読者に対して怒りと口惜しさを抱かせるためにも、ハイキューはいい漫画だ。

まだ読んでいない人はぜひ読んでちょうだい。

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雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。