※ バレンタイン! | 奥玉太郎 [pixiv]戦車道を考えた人は天才だと思う
おはよう、しゃしゃ。
今日のニュースに「制服組自衛官が権限大幅移譲要求」
という内容があった。
「日本は戦前に戻ろうとしている」
「また誤った軍部主義の道に戻ろうとしている」
すぐ考えてしまうんだけど、同じことは本当に繰り返されるだろうか?
背広組と制服組
制服組自衛官が権限大幅移譲要求:@niftyニュース https://t.co/Kpkv0H23aS ほら、段々とおかしくなってきている。日本は再度戦争国家への道を歩み始めた。
— フツコウ (@god778) 2016, 2月 21
「軍人が戦争を起こそうとしている」先入観を持つ前に勉強しよう。
背広組と制服組の区別から入りたい。
教えてGooの悩み相談によると、
制服組:防衛庁職員のなかにいる自衛官
背広組:事務次官、参事官、内局部員、事務官、技官、教官、学生
(防衛庁長官もこちらに含まれる)
制服組は他国の軍事脅威にさらされた場合、けがを負う確率が高くなる。
背広組は室内にこもって作戦指揮を執る立場なので、基本けがを負う確率は低い。
しかし「正確な」現場状況が読み取りにくい。
シビリアンコントロールガー、統帥権ガー(笑) ガラパゴスな文官統制は廃されるが文民統制は当然維持。 紙面の字面に躍らされることのほうがよっぽど戦前回帰。
東京新聞:制服組自衛官が権限大幅移譲要求 防衛省、背広組は拒否: https://t.co/jVfJOXnPfV
— にゅ~ぽり (@factpolitics) 2016, 2月 21
制服組は背広組に現場を通して即判断できるよう、
権限の大幅移譲を頼み込んだ。けれど背広組は拒否や調整をしている。
記事元の共同通信は最後、
「制服組の要求が認められれば、
軍事専門家である制服組主導となる可能性もあり、危惧する声は多い」
危惧:ある物事の結果を心配し、恐れること
普通に考えられる事情として「制服組が軍事政権にするのでは?」
ということかしら?
いかにも「読者のみなさん。日本は軍事国家になって戦前に逆戻りするよ」
不安を煽っているようにしか見えないね。
参照:背広組と制服組
戦前の日本軍国化への道
[田母神さんみたいな方々が決定権を握るということか。] 制服組自衛官が権限大幅移譲要求 防衛省、背広組は拒否 https://t.co/Y7SIqLFXJE
— Tomohiko ASANO (@tasano) 2016, 2月 21
もう一つ見直さねばならぬこととして、戦前はどうして軍が政権を握ったのか?
流れを見ていかねばならぬ。
大正から昭和時代を見ていると、陸軍が政治の中枢にいた。
関東軍など一部の軍人が政治家の外交に反発し、内乱を企てる。
国民を守る警察が仕事を得るために、わざと事件を起こさせるようなもの。
1930年あたりに入ると、一部の軍人が政党内閣から軍部政治に切り替えたい。
他に共産や社会主義者が国家による圧力を恐れ、与党と一体化を掲げた。
制服組自衛官が権限大幅移譲要求 防衛省、背広組は拒否 https://t.co/A4kJgPplvK 見出しと最後の一文がさもシビリアンコントロールの喪失危機みたいな煽りになってる。確かにこの記事だとそう見えるかも。
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016, 2月 21
1936年2月26日になると、軍人の一部(皇道派)がテロリストになり、
多くの政治家を暗殺した。後に皇道派は全員解雇となったよ。
けれどもう一つの軍事派閥、統制派(国防国家を合理的に建設)
が皇道派を一掃したことで、合理的な手法によって権力を拡大。
そこから防衛に力を入れて政治屋経済が自由から統制へと動く。
だから「軍人に政治や経済を握らせるな」今の私たちは反発するんだね。
上記ニュースを見ても「また戦前に戻るのでは?」
考えてもおかしくはない。
追記
226事件において、
北一輝などの社会主義革命家による影響を一部の軍人らが受けたこと。
また、当時の野党である鳩山一郎や犬養毅らが統帥権干犯問題を起こし、
軍人に力を持たせてしまった。歴史は調べるほど、真実がわからなくなっていくよ。
統帥権干犯問題と鳩山一郎
軍部が政権を握る欠点
制服組自衛官が権限大幅移譲要求 https://t.co/vc4h2aLruF @Reuters_co_jpさんから
何の権限だろう
阪神淡路震災で「駆けつけなかった」自衛隊が責められて
【要請が無かった】泣いて訴えた指揮官の事が思い出される
神戸はアカが支配して死者が増えた— 圭二 (@sanokeijikun) 2016, 2月 21
日本史の教科書を読む限り、当時の軍人は政治に圧力をかけた。
結果として私たちの生活がどんどん統制されていった。
確かに国際連盟からの脱退や米国による日本追いつめなど、
「現実」で物事を考えると、統制しなければやっていけない。
他国に乗っ取られて日本が植民地になってしまう。
彼らなりに危機感は抱いていたと強く考えている。
しかし彼らは「軍事」には詳しいけれど、「政治や経済」に関してど素人だった。
高橋是清がせっかく経済を立て直したのに、226事件で有能な人間を殺害してしまった。
軍人の中に軍事以外で政治や経済に詳しい人がいたら、歴史は変わったかなあ?
国民の責任が抜けている
意味が不明。1・いつ、2・どこで、3・何の、権限委譲か書いてない。ROE(交戦規程)なら日本のはメチャクチャとされるので当然でしょ
RT東京新聞:制服組自衛官が権限大幅移譲要求 防衛省、背広組は拒否:社会(TOKYO Web) https://t.co/ZqaB6WKvta
— 石井孝明 (@ishiitakaaki) 2016, 2月 21
軍人による政治への介入は彼等だけの責任ではない。
後押しする国民も責任がある。
ドイツにおいて、ヒトラーは「独裁を行った悪い人」認識されている。
でもヒトラーを選んだのもその当時の国民だ。
歴史の教科書を読む際「リーダーに全責任」を負わせ、
リーダーを図らずとも選んだ「その当時における国民の気持ち」
は蔑ろにされている。国民は責任を取らなくていいのよ。
だから歴史は繰り返すといわれる。
私たち国民が冷静に現状をどう考えているか?
周りの「気」に押されることなく分析しているか。
結果として「私たちの相対的な思考」が問われている。
「あいつのせいだ」といって人に責任を放棄すると、また繰り返すだろう。
私たちの責任とは、少しでも多くを勉強して現状を見る。
そのうえで「選挙権を持つ一人」「意見を言う立場」として判断する。
統幕監部は「制服組(自衛官)」中心の組織です。そのトップが国会や国民の存在を無視し、米軍上層部に対し、単独で、まだ安保法案の中身も定まっていない時期に「2015年夏に安保法案が成立する」との見通しを先行して示していたわけです。
— 吉田悟郎pi (@pinuskoraie1) 2016, 2月 21
ドイツではまた難民と国民との間に暴動が起きた。
少なくともヒトラーによる政権ができた経緯を知っておけば、
メルケルによる難民受け入れなどについて、別の視点から考えられたものを……
休憩:時間の考え方

ちょっと間をはさみたい。まったく関係ない話題になるので、
早く読みたい人はマウス(PC)や指(スマホなど)でページを下げてね。
私たちが普通に思っていること、考えていることって「未来」なんだ。
「今」は私たちが頭の中で思い描いていることに対し、
そうなるべく行動を起こしているに過ぎない。
普段、いろんな妄想するでしょ。それがすでにしゃしゃの未来であり、
未来を達成するために今、行動をしている。
例えば「なんでこうなってしまったんだろう」嘆くことは、
結果として「嘆きたくなる」未来を引き起こすために動く。
だから気を付けてね。なお裏話をnoteにて記述しているよ。
私のnoteに入り、フォローしてくれるとありがたい。
竹島の日と北方領土
2月22日は
「竹島の日」
— ༺ 寧々 ༻ (@Morrisweblog) 2016, 2月 21
今日は竹島の日。韓国に不法占拠されてから、60年近くたとうとしている。
自衛隊になってから、自国の災害に対して行動はとるけれど、
北朝鮮に拉致された「日本国民」はなぜか助けられない。
すなわち日本人が他国から襲撃を受けても、
自衛隊は助けることすらできない。
戦前ならすぐ向かったかもしれない。
日本としても恥であり、何より軍部の弱さが露呈されるからだ。
2月22日は日本固有の領土「竹島の日」
自衛隊がまだない時に韓国が独自で李承晩ラインをひき武力で不法占拠。海保や漁船などが銃撃をうけ、328隻が拿捕され3929人が抑留・拷問の後44人が死傷。北は日本国民を南は日本領土を奪う。 pic.twitter.com/YsbKfz08Ok
— 兵藤ソラ™ (@THE_OSOLA) 2016, 2月 22
現在の国際関係を見ていくと、
北朝鮮がロケットを放ち、中国は日本に関わる海を占拠しようと企み、
韓国やロシアからは竹島・北方領土を奪うこともできずに領土を取られ、
米国からは次の大統領によって、再び圧力をかけられる。
オバマ大統領時代も結構圧力をかけられていた。
(彼は親中派だった。ただ中国が米国の地位を脅かすようになり、
少しだけ重い腰を上げたが、引けている)
つくづくスパイ防止法制定の必要を痛感する。日本版CIAの創設、警察庁→内務省昇格も検討の余地があるも、情報戦を担う官僚や制服組(警官・自衛官)が既に敵国に籠絡されていたら意味ないしねえ…
— 放蕩児 (@hotouji) 2015, 11月 20
現在日本が置かれている立場を書くと、
人によっては「自衛隊に権限があれば、取り戻すこともできるのに」
考えてしまうだろう。
この考えが日本国民の8割ほど持つと、自衛隊に力を持った政治関係が出来上がる。
軍事だけに絞って活動してくれるならいいけれど、
問題は彼らが政治や経済に圧力をかけてきたときだ。
“安倍政権が最初にやったことは… 民主党傀儡の防衛省運用企画局(文官組)廃止して、自衛官だけからなる統合幕僚監部(制服組)に全ての権限を一元化した。 まず、自衛隊が民主党の意のままになる最悪の事態を防いだ。” 明日の https://t.co/HrZaqXb18F
素晴らしい!— mmm (@wold_sparrow) 2015, 12月 17
自衛隊は防衛を第一として考える。政治・経済・文化の動向は二の次だ。
よって予算な権限などを少しでも防衛につぎ込ませるよう、
日本が置かれる政治・外交・経済を深く重視しない。
それを防ぐために文民統制があるんだね。
過去の出来事に学び、同じ道は踏まないようにしている。
現時点で自衛隊がより力をつけたとしても、暴走する恐れはないと考えているよ。
本当に暴走するなら背広組が反対しない(というかできない)しね。
参照:文民統制ができた理由
私たちへの課題
今日2月22日はにゃんにゃんにゃんの猫の日と竹島の日です(^o^)
大韓民国に不法占拠されてる日本国固有の領土竹島を早く取り戻して平和の象徴として猫の聖地に出来たら最高ですね☆ミ#猫の日#竹島の日 pic.twitter.com/P7DhDuviqD
— KOAKKUMA@ (@KOAKKUMA_) 2016, 2月 22
今、制服組が権限移譲を要求した。
背広組は反対や調整(一部は認めるのかな)を行っている。
私たちの「意見」や「先を見据えた考え」が、今後の日本を作る。
日本の治安や生活に深くかかわっていく。
基本、ニュースだけを読んで「これはいけない」「あれはダメだ」
すぐ反応することが一番いけない。
『奪回誓う日』竹島の日です。歴史上も国際法上も我が国固有の領土で、不法に占拠を続ける南朝鮮に抗議し奪還する強い意思を示す日だ。日本国民であるなら自民党、公明党など保守層だけでなく、民主党、社民党、共産党、維新の党、生活の党の支持者も竹島を返せと抗議すべきと思うが何故せぬのか。
— 髙野潔 (@kiyoshi925) 2016, 2月 21
ニュースは事実に紛れて「誘導」するようなテクニックを仕込んでいる。
誘導はたいてい「長い目で見ると日本の国益にならない」方向だ。
だからこそ調べなければならぬ。基礎用語もろくに知らず、
「あれはいい」「これはだめ」を語っても、深く考えられない。
調べることで「それぞれの事情」も理解できる。
そのうえで「どの選択がよいかなあ」考えたうえで、
自分としてできることをやってみるといいよ。
結びに:自衛隊という存在
マスコミ的には今日は「ねこの日」だけで、どこの局も竹島の日について触れないんだろうなあ。竹島の日についてなにか言うのは島根のローカルニュースくらいだろうなあ。 #kokkai
— とまこまゐ (@tomakomai12) 2016, 2月 22
戦後70年もたち、日本の現状を理解する人が多くなったなあ。
私は民主党が与党だったころの功績が大きい。
彼らが身をもって現実を教えてくれたため、
国について知らないと、侵略される事実を知った。
しゃしゃも一緒に調べて考えていこう。
