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岸田総理が実績を上げても支持率が低い理由を考察した結果

おはよう。政治の話だ。
岸田政権になってから2年がたつ(発足は2021年)。

政権当初、自分は2年、3年持つかなと思っていた。
来年以降も持てば、自分の予測は「当たらない」と。

内閣支持率はある時期から下落の一途をたどり、現時点で2割半ばとなっている。

ツイッター(X)は岸田総理熱烈支持アカウントを複数確認でき、
岸田政権の実績などをたたえている(同時に日本保守党を攻撃してる)

種類によって安倍政権以上の実績を出しているのに、なぜ支持率が低いままなのか?
むしろどんどん下がっているのか?

経団連の十倉雅和会長すら疑義を呈していた。

私が疑問を抱いた部分は……

 

現時点で岸田政権の功績

岸田政権の取り組みと成果について、自民党公式HPに乗っている。
PDF資料を提示しておくので、後で読んでおくといい。

あなたはどこに注目してるだろうか。
私が功績として注目してる部分は外交だ。

安倍政権路線の踏襲。若干の不満はあれど、外交政策においては十分やってる

例えばフィリピンの大統領がチャイナの一帯一路離脱に手を貸した。
「いつ根回ししたんだ、岸田チーム」思ったほどだ。

一方経済政策においてはわからない部分が多い。
減税するかと言ったら増税の情報も入ってくる。

経済は本当に分からない。

資料:岸田政権の功績(PDF)

 

岸田総理が実績を上げても支持率が上がらぬ理由

普通、実績を叩きだしたら信用は上がる。
どれだけ疑いがあろうとも、少し信頼感は加わる。

現実は支持率が下がっている。

「もはや国民にどれだけいい対策をとっても、支持率は上がらないだろう」
おっしゃっている人もいる。

ここからが私の疑問と考察だ。私は自分事に当てはめて問いかけた。

 

人は実績で心を動かされないのか?

支持率

ネット使ったビジネスにおいて実績は「自分はこの問題について解決できる」証明だ。

実績があるからこそ「この人なら大丈夫かもしれない」購入者の警戒心が少し薄れる。

もちろん完全になければならないものでないが、
ないよりあったほうが顧客の猜疑心より期待感が膨れる。

岸田総理支持者のアカウントたちも、彼の実績をたたえて広めている。

彼らの影響は大きいように見えて、しょせん井戸の中でしかないのか。
やはりマスコミという大海にはかなわないのか?

安倍政権も同じ状況だったが、安倍政権では47%が最低支持率だった。
岸田政権は今回、24%と2割が離れている。

参照画像:図録 歴代内閣の内閣支持率推移

 

政党支持率はそれほど変化なし

政党支持率

岸田総理でなく自民党本部はどうか?
NHKの選挙ウェブさんを参考にすると、4割を漂っている。

岸田総理の支持率が下がろうとも、自民党支持率も比例して下がるわけではない

私を含む有権者は「岸田総理と自民党は必ずしも同じ道を歩んでいない」見ている。

自民党内部でも岸田政権に同調する議員もいれば、反旗を翻す議員もいるわけだ。

自民党総裁選を見ていると、与党vs野党でなく、与党内での与野党対決がすさまじい。

野党はずっと1ケタ台だ。理由は色々あれど、安倍政権時でのもりかけを通し、
野党の力がすっかり落ち込んだ。

後で述べるLGBT案件でも自民党と手を組んだ姿勢にくわえて、
一般女性よりトランスジェンダーの人権を優先するがあまり、
与党も野党もへったくれもない状況が起きている。

参考画像2:NHK選挙Web(政党支持率もチェック)

 

保守派が離れたLGBT案件

岸田総理の「功績」であり、私から見れば「余計な政策」がLGBT理解増進法だ。

理解増進法自体はいいんだ。問題は理解増進法をめぐる自民党内部の動きだ。

自民部会の多数決にて「理解増進法反対」が多かったにもかかわらず、
自民部会長らが強引に議論を打ち切り、法案取り扱いが部会長の一存で決まった。

私が岸田政権に失望した部分がここだ。

外交方面での実績は「やるじゃん」ではあるが、完全に信頼できない。
岸田政権下の自民部会で示した行為は一種の独裁政権だから。

私は保守でありリベラルでありネトウヨでありパヨクでもある。
その場の状況に応じて揺れるコウモリ野郎だ。

コウモリでも譲れない一線はある
自民部会の対応が自分にとって譲れない一線を越えた瞬間だった。

LGBT理解増進法成立前にあった部会悶着が、保守離れの要因と確信している。
(ついでに有本百田両氏による日本保守党立ち上げの動機でもある)

なお理解増進法は国民民主や維新からの意見を取り入れ、
法律をたてにいかがわしいビジネスを始めようとした連中にとって、
都合の悪い条件が盛り込まれ、反対を唱えている。

が、裁判所などでLGBT理解増進法の影響が見て取れる判決がいくつかあり、法律の怖さを物語る。

参照:LGBT法案一任 自民保守系から不満噴出

参照:“トランスジェンダー職員の女性トイレ利用制限”最高裁判決へ

参照:性別変更の『要件』 最高裁大法廷の判断は

 

支持者による「余計な」発言

LGBT関係で一つ。
ツイッターにて岸田支持者とみられる方が述べてて驚愕した。

「外交や政治経済のほうが大切で、LGBT案件は小言でしかない」

岸田総理の支持率を落とす理由の一つは、支持者による余計な発言もあると考えている。

安倍政権時での支持者と似てはいるんだろうけど、大きく違う。

上から目線で見下ろしているというべきか。
岸田政権になってからマウンティング(優位性)を強く感じているよ。

特定の共同体(コミュニティ)に少しでも属さない人を魔女扱いするというか。

参照:そもそも「マウンティング」の意味とは?詳しく解説します!

 

どちらが記憶に深く残っているか

私は岸田政権の功績について書いた。
自分で書いてて「これだな」気づいた。

岸田政権の功績はいろいろあるが「記憶に残ってる」功績は何か?
記憶に残るを別の言葉に変えると「衝撃をもった功績」は何か?

私たちの脳みそが「これは記憶として保っていないと!」いけない功績は何か。

功績は私たちから見て正負がある。岸田総理から見れば功績は正しかない
負の状況は功績でなく課題や失敗でしかない。

あくまでも岸田政権以外の第三者がそれぞれどう捉えるかだ。
理解増進法もあなたにとっては正の功績かもしれない。私にとっては負の功績だ。

外交においては正の功績だが、
「安倍政権のお膳立て(岸田の理念や想いがない)」負と捉える人もいる。

彼の実績や功績は人それぞれが評価するわけだ。

私にとって「理解増進法はマイナス」捉えた場合、
「いや、理解増進はプラスやろ」から見ると、気に食わない(反対もしかり)。

だから争いが起きるわけだ。

何とかして「思考を変える」ために別の解釈を提供しあっている。
負と捉える人に「こう見ると正だよ」と情報を述べていくと。

 

岸田総理の功績・実績において「記憶に焼き付く功績」は何か。

現時点で支持率が2割半ばな理由は、有権者から見て「正より負」の功績が多いとわかる。
正より負のほうに衝撃が大きく、記憶にも残っている状態だ。

 

自分は「正の功績」を出しても

記憶に焼き付く功績は他人事でない
自分は「正の功績」でも、他人から見れば負の功績となる場合がある。

例えば理解増進法。私は負と捉えており、すでに理由も語っている。

LGBT活動家と公金チューチュー野郎がますますのさばるからでも、
一般女性のトイレや風呂といった場所が脅かされるからでもない。

部会で見せた「議論や多数決の意味が全くなくなる強引決定」に、
岸田総理やチーム、経団連の会長から見れば「正の功績」だろう。

一方「私」から見れば岸田政権と安倍政権の違いを確実に物語る「負の功績」だ。

仮に安倍政権時でも部会が強引に切り上げていたら、
安倍政権の支持率も3割以下になっていたと考えている。

正負の功績を身近な状況に置いてみよう。

例えば私が出した作品だ。記事含む情報でもいい。
私から見れば「面白い」思っても、読者は違う。

「面白い」捉える読者もいれば「つまらない」捉える人もいる。

「つまらない」部分もいろいろ状況や理由がある。

物語として心揺れ動く展開が起きてない。
バグが多くてやってられない、進めない。

本当は「つまらない」状況に当てはまらなくても、
適切な表現がないから「つまらない」言葉を置いている。

 

作り手・発信者側にとって「例外な展開」

作り手・発信者は基本当事者だから「面白い」が来る
どれだけ他人から「つまらん」言われようと、創った・書いた・表現した自分は「面白い」のだ。

だからこそわからない。

「え、どうして面白くないの? どこがつまらないの?」
「え、なんでこの発言でテメェに突っ込まれなきゃならんの? 炎上してんの?」

「面白くない・つまらない」側が作り手に理由を述べても、
「え? は?」意外過ぎて思考停止に陥りやすい

もちろん「あ、それは仕方ねえ。これは自分が悪いわ」
つまらない部分に理解・納得できる場合もあるが、たいていは理解不能だ。

冒頭で経団連会長が「なぜ岸田は成果を上げているのに支持率が上がらないのか」書いた。

私たちが会長に支持率低下の理由を述べても、
「何を言っているんだ、この連中は」状態で、納得も理解も示さないだろう。

人間、自分の生き方や考え方に対して「あまりにも例外」が入ってきたとき、
納得できない理解もできない思考停止状態に陥る。

これ以上の余計な情報が入ってくると、自分の生き方が変わる。これまでの生き方を否定する、大変危険な思想だ。未来も変わる。この状況を変えてはならない。自分の物語を否定されてはならない

思考停止は上記の状態で起きる。

 

自分にとっての例外をどう扱うか?

自分にとって評価に同調しない意見は例外発生だ。

自分から常に例外を求めている人でない限り、
人は基本「自分の意見に同調してくれる人(例内)」に心地よさを、
「自分の意見にかみついてくる輩(例外)」を敵視する。

常識は関係ない。自分が思ったこと・感情が大事だ。

自分の感情や思ったことが優先なので、常識で見たら「犯罪者に賞賛を送る」内容も書き込める。

だから他人が常識で殴り込み「例外」が入ってくる。
例外に対して「これ以上は自分の考え・生き方が変わるからストップ」かけるか。

※ブロック処理、アカウント削除、無視など。

「そういう考えもあるのか。自分もなかなか変なことを考える人間だな」
「確かにこう見たら、突っ込まれるのも当たり前やな」

当事者及び第三者の立場を自分において、例外を観察するか。

どちらでもいいが、例外を受け入れた瞬間、今までの信念が崩れる

自分の中で「絶対に崩してはならない信念」と「崩してもいい信念」を分けないと、
周りが信用できなくなり人間不信に陥る。

 

例外を受け入れると考えが変わる

自分にとっての例外を受け入れると、人生が変わる。

まず物事の捉え方が変わる。次に意識が変わり、考え方も変わる
結果、今までなら見えてこなかった・気づかなかった現象や盲点に気づいてしまう

例えばゲームを世に生み出したとき
「こんなの、誰がやるんだろう」気持ちを持っていた。

自分で創っておきながら「自分以外、誰もやらんよな」思っていた。
ふたを開けたら自分以外の人がやってくれた。

また自分作成のゲームを販売した時「誰が買うんだ」思った。
買う理由が見当たらないし、わからない。

ふたを開けたら買ってくれた。びっくりした。
自分にとっての例外が生まれた瞬間だった。

「作ったはいいが、誰も買わないだろ」が今までの情報で、
「創ったら、買ってくれる人が実際に現れた」が新しい情報だ。

新しい情報は当時の私にとって「ない」情報だった。

同じく自分がツイッターで意見を述べたとき、
自分の中で異なる・反対側・あさっての方向から意見が届いたとき、

「な、なんなんだ、これは」異なる展開が入ってくる。

「それまでにない」情報が入ってきたとき、
「これもある」捉えると、新しい世界が見えてくる。

納得はいらないし理解もいらない
「そういう意見・現実がある」言葉を置けばいいだけ。

この状態を精神世界系では「受け入れる」言う。

ここらを詳しく知りたい人は、下記記事を読んでね。

 

例外を受け入れた結果「よかった」なら

話を岸田政権に戻す。岸田政権は功績があるし、私も認めている。

多くの人が岸田政権の功績よりも負の部分に注目してるから、支持率が落ちるのか。
多くの人が「例外」を受け入れず、思考停止状態にしているから落ちるのか。

LGBT案件他において当時は愚策でも、数年後
「この時法案を作っていたから、より厄介な禍を遠ざけた」なら支持率も変わるだろう。

例外を受け入れた当時は叩かれても、
あるとき「例外を受け入れて良かった状態が起きた」なら、
評価も実績も「これも戦略か、すげえ」国民の意識が変わるだろう。

もちろん全員が変わるわけでない。一部の有権者がだ。

一例として安倍政権時での日韓合意だ。
パクネ将軍時に日韓合意をし、自民党支持者や安倍支持者が落胆した。
もちろん安倍政権に対する批判も多かった(私もその一人)。

時がたち、日韓合意で10億円を先に韓国へ入金したおかげで、
慰安婦ビジネスに亀裂が入り、安倍政権が強気になれた。

岸田政権が決めた法案や外交において
「あの時は怒りだが、今見ればよかった」を
支持者でない人達が実感できれば、
支持率も上がるんじゃないか

岸田総理、任期ある限り頑張ってほしい。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。