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安倍晋三元総理暗殺事件「3秒の猶予」奈良県警の失態から危機管理を見直す

おはよう。

先日山上徹也容疑者の自作銃で暗殺された安倍晋三元総理大臣
犯人説についていろんなツイートが流れている。

※安倍ちゃん、ご冥福をお祈りいたします。

たくさんの情報が流れてきており、
犯人側によるミスリード狙いもあってか、
私たち国民がいいように振り回されているとわかる。

危機管理側面に注目した。
将来の私たちが生き残るために、奈良県警の失態から何を学ぶべきか。

 

安倍総理が撃たれた瞬間の動画を改めて抑える

安倍晋三元総理が撃たれた瞬間の動画を改めてみよう。

一発目の「花火に近い爆音」であたりがざわつき、安倍ちゃんもちょろっと後ろを向いた

ほとんどが「何が起きたの」違和感を抱き、ぼーっとしていた。

二発目によって安倍ちゃんが胸元を抑え、ゆっくり膝をついて倒れた。
SPは黒い鞄を持ち出し、盾にして安倍ちゃんを守ろうとした。

銃で撃たれる前の動画や画像も出回っている。

危機管理安倍総理

今日の虎ノ門ニュース解説も含めると、
犯人山上徹也容疑者は安倍ちゃんの演説に時折拍手していた

最初から敵対でなく、最初はそこらの演説を聞く大衆だった。

彼は黒い鞄を持っており、安倍ちゃんの後ろ側にいた。
すぐ近くではなく距離を置いて話を聞いていた。

いつの間にかするする近づいて、ドンと撃った。

画像元:警備体制身内も批判(産経新聞)

 

岡山をあきらめて奈良で決行した山上徹也容疑者

山上徹也容疑者の供述によると、岡山県で殺害しようとしたがあきらめた。
警備の手がきつすぎるからだ。

ちなみに岡山県は小野田議員。公明党と敵対にある議員だ。
もし公明党の協力を仰いでいたら、安倍ちゃんは岡山でなくなったかもしれない。

公明党と敵対にあったからこそ、公明支持者が何をしでかすかわからない
→警備も厳重だったと捉える。

安倍総理は本来長野県に行く予定だったがキャンセルとなり、
急遽奈良県に行くと分かった。

奈良県に行く情報は事前のインスタかツイッターなどで告知していた。

岡山では小野田議員のおかげで、厳重警備にせざるを得ず助かった。

全ては奈良県警の警備の緩さからきている。

奈良県警にしたら「まさかここでテロが起きるわけない」思っていたと考える。

私をはじめ「自分の地元にテロが起きる」考えるの、
常日頃からテロが起きているならともかく、
10年以上テロも起きずのほほんとした場所なら、

「警備は緩いけど、何事もなく終わるだろう」
捉えるのが筋だと思っている。

「まさかこんなところで総理を襲うバカはいない。警備もしてるし」

私も田舎にいて物騒な事件が起きていないため、
テロが起きると「あまり思わない」よ。

個別の人々はわからない。

日本は地震大国で「いつどこで、今起きてもおかしくない」
捉えているため、常に逃げ道と周囲には気を配っているよ。

個別の警戒感はともかく、全体で捉えたら「ない」のが普通でないか。

 

第三者による奈良県警とSPのミス指摘

https://twitter.com/Raphael_kage/status/1545611595703001089

第三者が今回の事件を振り返っている。

動画を改めてみると、一発目の銃声で安倍ちゃんはまだ生きていた。
一発目と二発目の間は3秒ほど空いていた

二発目において鞄を使って安倍ちゃんを守ろうとしたSPについて、
私は「きちんと任務を果たした」と見ている。

2発目において安倍ちゃんが胸のあたりを抑え、
ゆっくり台座から降りて膝をついて倒れた。

周りにいる選挙協力者は安倍ちゃんへすぐ近づかず、
まずは自分がすぐ逃げられるように距離を置いた

人間、自分が一番大切だ。彼らを責める気はない
私があの場にいたら、同じ行動をとっていただろう。

3秒の間に奈良県警及びSPは何ができたか。誰も総理に近づかなかった。

SPにとって「自分が盾」となるを選択したものの、
総理に覆いかぶさるのでなく、ただの盾を作った。

銃弾は盾をするりと抜けて、総理に直接あたった。

一発目の爆音でみんなの思考に混乱を生じ、動きを止めた。

山上容疑者は「とっさの時ほど人は固まりやすい」を利用し、
やすやすと次の行動を打って出た

NHKニュースにて警視庁に話を聞いたところ、

今回のように銃声などが聞こえた場合、まず、要人に低い姿勢をとらせたうえで周囲を取り囲み、すぐに車などの安全な場所に誘導するよう定められている

※参照動画

 

引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220711/k10013711371000.html

警視庁による一般マニュアルをいざという時にできていなかった。
少なくとも「背後を警戒」ができていれば防げる率が高かった。

みんな安倍ちゃんと同じ向きを向いてしまった
奈良県に安倍ちゃんが来て、珍しい意味も込めて見ていたのだろう。

私たちにとっても痛い教訓につながる。

 

海外要人のダメ出し

米国警備のプロも述べている。

1発目と2発目の間「3秒」にて誰も総理の間に入らなかった。

この時、何かしらの対応(例:総理の間に割って入る)ができれば、
少なくとも総理は死ななかっただろう。

また上記動画では「救急車なども常に配備していない」
想定外を事前に捉えた対策を、日本はとっていない。

平和ボケと言われれば、それまでだ。

 

予想外をどれだけ先回りして抑えられるか?

今回総理の死はいろいろ教訓をもたらした。

始めに日本は銃社会でないからこそ
「まさか銃撃するやつ」が出てくるとは、という想定。

銃撃でも「自作銃」であり、私たちが見るピストルではない。

次に3秒をどう対応するかだ。

現時点で日本には爆撃や銃乱射が起きていないけど、
起きたということにして、普段から体にどう訓練させるか

地震の防災訓練と同じ要領で、政治家はもちろん企業家、
そして私たちも備えておかねばならぬ

もし安倍総理も一発目の銃声で後ろを向くだけでなく、
「爆弾かもしれない」思って、
その場で頭を伏せてまんじゅう型にしていれば助かっただろう

総理にも落ち度があるなら、SPや周りを頼りすぎたところだ。
どれだけ強固な守りがあっても、自分の身を自分で守らないといけない

基本中の基本をおざなりにしていたところだ。

そして奈良県警。奈良県警には二つの展開がある。

  1. 全員共犯者でない
  2. 数人共犯者がいる

数人共犯者がいるのなら、彼らの仕事はSPなどに怪しまれないよう、
あるいはSPの死角を狙って犯人を狙撃位置まで誘導していく。

共犯者は奈良県警の誰かもいれば、一般客の誰かにもある。
彼らの行動はその他大勢に不審がられないような行動をとる。

一方で共犯者がいない場合、警備に対して気が緩んでいた。
みんなと同じ「お祭り意識・お客様意識」で総理の声を聴いていた

また警備として「目と体による威嚇」もしていなかった。
威嚇していたら目で厳しく相手を睨んだり、あたりを振り向いたら
周りの視線に気を配り「自分ならここを向く」など連携をとれていただろう。

今回褒められる警備は二発目でカバンを持って盾になろうとしたSPのみだ。

みんな予想外に対応できなかった。起きるべくして起きてしまった。

 

場所の設置も問題ありか

警備場所

NHKニュースで簡易アニメーションを行っていた。
360度四方八方から狙える位置であり、いつでも襲える。

仕方ないか。演説だから。
四方八方にいる人へ聞いてもらわなければならないから。

演説において安倍総理の真後ろに人を一人置くだけでも、
今回の事件を防げる確率は高くなったかもしれない。

画像元:安倍元首相銃撃 現場の警察官 対応要領に沿った行動とらずか

 

私たちの危機管理術

今回の出来事はSPや警備の教科書として、一生載せるべきだ。
安倍ちゃんには悪いけど、警護失敗の良き事例として載せるべきだ。

後はSP奈良県警最悪が起きて意気消沈している警察官もいるだろう
大きなミスとはいえ、さらなるミスを招いてはならない

忘れろと言っても忘れられないだろうけど、
今回の事件を教訓に、防げる失態をしないよう気を付けてほしい。

そして私たち第三者。
失敗からいかに現実を思い知り、私たちの行動を変えていくか

事件は大なり小なり影響を与える。
例えば東日本大震災が生じ、津波が生じ、多数の犠牲者を生み出した。
東日本大震災による最悪を通し、一つの避難訓練にもつながった。

次に私自身の例だと、間違ってSQLサーバーを消してしまい、
仕事用の記事がぶっ飛んでしまい、頭が真っ白になった。

最悪が起きても、何とか最小限のカバーを行い、今こうして生きている。

避難訓練の基本は「今この時の意識」にある。

例えば今地震がおきたとしよう。

「大地震が起きるわけないだろ」は失格だ。
奈良県警と同じような失態を犯してしまう。

「起きる」という展開にして、
逃げ場の確保、電気や水道、建物の確認、隠れる場所……

時々でいいから事前想定しなければならない。
会社だと時々避難訓練を行うけど、自宅での避難訓練を基本やらない。

訓練において、最初は考える時間を設ける。
だんだん考える時間を省き、とっさの行動で対応できるようにする。

ここまで説教じみた書き方をしているが、
いざ私がやれと言われたら、やはり考える時間を作ってしまうだろう。

即対応すべき時に考えてしまうと、
相手(自然災害含む)に自由行動を許す時間を与えてしまう

私たちは意識して身を守る訓練だけでなく、
1日あるいは1週間に数分だけでも避難訓練をしなければならないだろう。

岸田総理が言う「注視する」だけでも十分防げる。
注視しないから油断し、気が緩み、いざという時思考が混乱し、何もできない。

安倍総理の死は警備や防衛、私たちの生活に教訓を残してくれた

無駄死にを防ぐためにも、教訓として残していかなければならない。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。