おはよう。
先日山上徹也容疑者の自作銃で暗殺された安倍晋三元総理大臣。
犯人説についていろんなツイートが流れている。
※安倍ちゃん、ご冥福をお祈りいたします。
たくさんの情報が流れてきており、
犯人側によるミスリード狙いもあってか、
私たち国民がいいように振り回されているとわかる。
危機管理側面に注目した。
将来の私たちが生き残るために、奈良県警の失態から何を学ぶべきか。
安倍総理が撃たれた瞬間の動画を改めて抑える
安倍元総理が撃たれる瞬間の映像
もうちょっとSPが早く動けてれば守れたかもしれないな…
#安倍晋三 #安倍元首相銃撃 pic.twitter.com/37VmllrwgX— デカビタ (@jj7oUWRQPO7oBl5) July 8, 2022
安倍晋三元総理が撃たれた瞬間の動画を改めてみよう。
一発目の「花火に近い爆音」であたりがざわつき、安倍ちゃんもちょろっと後ろを向いた。
ほとんどが「何が起きたの」違和感を抱き、ぼーっとしていた。
二発目によって安倍ちゃんが胸元を抑え、ゆっくり膝をついて倒れた。
SPは黒い鞄を持ち出し、盾にして安倍ちゃんを守ろうとした。
銃で撃たれる前の動画や画像も出回っている。

今日の虎ノ門ニュース解説も含めると、
犯人山上徹也容疑者は安倍ちゃんの演説に時折拍手していた。
最初から敵対でなく、最初はそこらの演説を聞く大衆だった。
彼は黒い鞄を持っており、安倍ちゃんの後ろ側にいた。
すぐ近くではなく距離を置いて話を聞いていた。
いつの間にかするする近づいて、ドンと撃った。
画像元:警備体制身内も批判(産経新聞)
岡山をあきらめて奈良で決行した山上徹也容疑者
安倍元首相を襲撃して逮捕された山上徹也容疑者(41)が今日9時頃奈良地検に殺人容疑で送検。事件1時間以上前に現場の近鉄大和西大寺駅に到着して下見してたみたい。岡山での演説では「入場手続きを見て難しいと思った」という趣旨の供述やで。岡山で襲撃も考えてたやろな。 pic.twitter.com/hxE6dSsoj0
— おぐちゃん (@masaogu1215) July 10, 2022
山上徹也容疑者の供述によると、岡山県で殺害しようとしたがあきらめた。
警備の手がきつすぎるからだ。
ちなみに岡山県は小野田議員。公明党と敵対にある議員だ。
もし公明党の協力を仰いでいたら、安倍ちゃんは岡山でなくなったかもしれない。
公明党と敵対にあったからこそ、公明支持者が何をしでかすかわからない
→警備も厳重だったと捉える。
安倍総理は本来長野県に行く予定だったがキャンセルとなり、
急遽奈良県に行くと分かった。
奈良県に行く情報は事前のインスタかツイッターなどで告知していた。
安倍元総理が応援にいらして下さった時の動画。ご来岡の次の日にupしようと思い作成して貰っていたものです。この度の悲報に接し公開をやめようか悩みましたが…upさせて頂きます。
日本を取り戻す戦いは、まだ終わっていません。日本を守り抜くために、これからも全力を尽くします。 pic.twitter.com/1gZ2BFRjlV— 小野田紀美【参議院議員_岡山選挙区】 (@onoda_kimi) July 9, 2022
岡山では小野田議員のおかげで、厳重警備にせざるを得ず助かった。
全ては奈良県警の警備の緩さからきている。
奈良県警にしたら「まさかここでテロが起きるわけない」思っていたと考える。
私をはじめ「自分の地元にテロが起きる」考えるの、
常日頃からテロが起きているならともかく、
10年以上テロも起きずのほほんとした場所なら、
「警備は緩いけど、何事もなく終わるだろう」
捉えるのが筋だと思っている。
「まさかこんなところで総理を襲うバカはいない。警備もしてるし」
私も田舎にいて物騒な事件が起きていないため、
テロが起きると「あまり思わない」よ。
個別の人々はわからない。
日本は地震大国で「いつどこで、今起きてもおかしくない」
捉えているため、常に逃げ道と周囲には気を配っているよ。
個別の警戒感はともかく、全体で捉えたら「ない」のが普通でないか。
第三者による奈良県警とSPのミス指摘
安倍晋三元首相が撃たれる瞬間🥺胸元に注目🥺
#安倍晋三 #安倍晋三元首相 #銃撃瞬間映像 #悲しい pic.twitter.com/1QnQYa2Sf2— ハッギー (@Raphael_kage) July 9, 2022
第三者が今回の事件を振り返っている。
動画を改めてみると、一発目の銃声で安倍ちゃんはまだ生きていた。
一発目と二発目の間は3秒ほど空いていた。
二発目において鞄を使って安倍ちゃんを守ろうとしたSPについて、
私は「きちんと任務を果たした」と見ている。
2発目において安倍ちゃんが胸のあたりを抑え、
ゆっくり台座から降りて膝をついて倒れた。
周りにいる選挙協力者は安倍ちゃんへすぐ近づかず、
まずは自分がすぐ逃げられるように距離を置いた。
人間、自分が一番大切だ。彼らを責める気はない。
私があの場にいたら、同じ行動をとっていただろう。
3秒の間に奈良県警及びSPは何ができたか。誰も総理に近づかなかった。
SPにとって「自分が盾」となるを選択したものの、
総理に覆いかぶさるのでなく、ただの盾を作った。
銃弾は盾をするりと抜けて、総理に直接あたった。
一発目の爆音でみんなの思考に混乱を生じ、動きを止めた。
山上容疑者は「とっさの時ほど人は固まりやすい」を利用し、
やすやすと次の行動を打って出た。
NHKニュースにて警視庁に話を聞いたところ、
今回のように銃声などが聞こえた場合、まず、要人に低い姿勢をとらせたうえで周囲を取り囲み、すぐに車などの安全な場所に誘導するよう定められている
※参照動画
警視庁、去年6月の要人の警護訓練
秒で要人に覆いかぶさってる。
奈良県警は訓練してなかったのかな… pic.twitter.com/nahUqjVS1T— JapanPoliticsChannel (@JpPoliticsChl) July 11, 2022
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220711/k10013711371000.html
警視庁による一般マニュアルをいざという時にできていなかった。
少なくとも「背後を警戒」ができていれば防げる率が高かった。
みんな安倍ちゃんと同じ向きを向いてしまった。
奈良県に安倍ちゃんが来て、珍しい意味も込めて見ていたのだろう。
私たちにとっても痛い教訓につながる。
海外要人のダメ出し
米国警備のプロも述べている。
1発目と2発目の間「3秒」にて誰も総理の間に入らなかった。
この時、何かしらの対応(例:総理の間に割って入る)ができれば、
少なくとも総理は死ななかっただろう。
また上記動画では「救急車なども常に配備していない」
想定外を事前に捉えた対策を、日本はとっていない。
平和ボケと言われれば、それまでだ。
予想外をどれだけ先回りして抑えられるか?
この報道を見ると #統一教会 の反社会性が結局日本の元首相への殺害事件と言う形で暴発してしまったということがよくわかる。安倍元首相がせめて統一教会問題に目を向け距離をとってもらえばこの事件はおきなかった。とても残念>【独自続報】山上徹也と「統一教会」の関係https://t.co/xanuvNrAXD
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) July 11, 2022
今回総理の死はいろいろ教訓をもたらした。
始めに日本は銃社会でないからこそ
「まさか銃撃するやつ」が出てくるとは、という想定。
銃撃でも「自作銃」であり、私たちが見るピストルではない。
次に3秒をどう対応するかだ。
現時点で日本には爆撃や銃乱射が起きていないけど、
起きたということにして、普段から体にどう訓練させるか。
地震の防災訓練と同じ要領で、政治家はもちろん企業家、
そして私たちも備えておかねばならぬ。
もし安倍総理も一発目の銃声で後ろを向くだけでなく、
「爆弾かもしれない」思って、
その場で頭を伏せてまんじゅう型にしていれば助かっただろう。
総理にも落ち度があるなら、SPや周りを頼りすぎたところだ。
どれだけ強固な守りがあっても、自分の身を自分で守らないといけない。
基本中の基本をおざなりにしていたところだ。
奈良県警SP1人が2発目直前で鞄を盾に命かけ守ってた
安倍さんが一段上から振り向いたことで首を貫通し致命傷になったとも
1発目の銃声でかがめば助かっただろうが同じような花火や交通事故の音で毎回かがむとアベガーからのひ弱一斉攻撃が予想されるだけに気丈に平静を装ってたのだろう
本当に無念 pic.twitter.com/iG9qWeHQjS
— エッジ(EdgeEdo) (@EdgeTokyoJ) July 8, 2022
そして奈良県警。奈良県警には二つの展開がある。
- 全員共犯者でない
- 数人共犯者がいる
数人共犯者がいるのなら、彼らの仕事はSPなどに怪しまれないよう、
あるいはSPの死角を狙って犯人を狙撃位置まで誘導していく。
共犯者は奈良県警の誰かもいれば、一般客の誰かにもある。
彼らの行動はその他大勢に不審がられないような行動をとる。
一方で共犯者がいない場合、警備に対して気が緩んでいた。
みんなと同じ「お祭り意識・お客様意識」で総理の声を聴いていた。
昨晩は奈良県立医科大学附属病院を訪れ、昭恵夫人に衷心からの弔意をお伝えしてまいりました。この悲しみを乗り越え、怯むことなく前進します。この選挙戦、必ず勝ち抜きます。皆様のお力をお貸しください。
— 佐藤 啓 (さとうけい)| 参議院議員 (奈良県選挙区) (@sato_kei_nara) July 8, 2022
また警備として「目と体による威嚇」もしていなかった。
威嚇していたら目で厳しく相手を睨んだり、あたりを振り向いたら、
周りの視線に気を配り「自分ならここを向く」など連携をとれていただろう。
今回褒められる警備は二発目でカバンを持って盾になろうとしたSPのみだ。
みんな予想外に対応できなかった。起きるべくして起きてしまった。
場所の設置も問題ありか

NHKニュースで簡易アニメーションを行っていた。
360度四方八方から狙える位置であり、いつでも襲える。
仕方ないか。演説だから。
四方八方にいる人へ聞いてもらわなければならないから。
演説において安倍総理の真後ろに人を一人置くだけでも、
今回の事件を防げる確率は高くなったかもしれない。
私たちの危機管理術
「宗教団体施設で試射した」 容疑者の車から穴開いた板―安倍元首相銃撃・奈良県警 https://t.co/EBRYHrcv5e
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 10, 2022
今回の出来事はSPや警備の教科書として、一生載せるべきだ。
安倍ちゃんには悪いけど、警護失敗の良き事例として載せるべきだ。
後はSPに奈良県警。最悪が起きて意気消沈している警察官もいるだろう。
大きなミスとはいえ、さらなるミスを招いてはならない。
忘れろと言っても忘れられないだろうけど、
今回の事件を教訓に、防げる失態をしないよう気を付けてほしい。
NHKの報道によると、安倍さん警護のうち警視庁のSPは1名だけで、残りは奈良県警の方々だったのですね。奈良県警の人たちはSPとしてのトレーニングはどの程度受けてるのだろうか?
組織としての分析と反省は進めつつ、個々の警察官たちのメンタルケアをちゃんとやって欲しい。— 國本依伸 (@yorinobu2) July 10, 2022
そして私たち第三者。
失敗からいかに現実を思い知り、私たちの行動を変えていくか。
事件は大なり小なり影響を与える。
例えば東日本大震災が生じ、津波が生じ、多数の犠牲者を生み出した。
東日本大震災による最悪を通し、一つの避難訓練にもつながった。
次に私自身の例だと、間違ってSQLサーバーを消してしまい、
仕事用の記事がぶっ飛んでしまい、頭が真っ白になった。
最悪が起きても、何とか最小限のカバーを行い、今こうして生きている。
奈良県警のお粗末さは横に置きます。その上で、裁判所が警備を萎縮させる判決を出し、マスコミが煽りまくり、社会に同調圧力をかけ、テロリストに有利な状況を作り出してきた闇に光を当てることが必要です。世論戦、法律戦と呼ばれる中国による超限戦と見ます。我々が感じる違和感はこれです。
— Koji Hirai 平井宏治 (@KojiHirai6) July 11, 2022
避難訓練の基本は「今この時の意識」にある。
例えば今地震がおきたとしよう。
「大地震が起きるわけないだろ」は失格だ。
奈良県警と同じような失態を犯してしまう。
「起きる」という展開にして、
逃げ場の確保、電気や水道、建物の確認、隠れる場所……
時々でいいから事前想定しなければならない。
会社だと時々避難訓練を行うけど、自宅での避難訓練を基本やらない。
訓練において、最初は考える時間を設ける。
だんだん考える時間を省き、とっさの行動で対応できるようにする。
ここまで説教じみた書き方をしているが、
いざ私がやれと言われたら、やはり考える時間を作ってしまうだろう。
即対応すべき時に考えてしまうと、
相手(自然災害含む)に自由行動を許す時間を与えてしまう。
私たちは意識して身を守る訓練だけでなく、
1日あるいは1週間に数分だけでも避難訓練をしなければならないだろう。
残念なのは致命傷が2発目だったということ。1発目でSPが安倍さんを押し倒して後から覆い被さっていれば凶行は防げたと思いますし、そもそも安倍さんに近付いてきた容疑者を素通しさせた奈良県警も何をしていたのか?警護の訓練は訓練のための訓練じゃないのですよ。まさに日本の平和ボケの典型。 pic.twitter.com/ZgTdT2ADMU
— take5 (@akasayiigaremus) July 11, 2022
岸田総理が言う「注視する」だけでも十分防げる。
注視しないから油断し、気が緩み、いざという時思考が混乱し、何もできない。
安倍総理の死は警備や防衛、私たちの生活に教訓を残してくれた。
無駄死にを防ぐためにも、教訓として残していかなければならない。
