
おはよう、しゃしゃ。
人間は「わずか」でも「これって自分にも当てはまる」
気づけば、途端に不安が遅い、詐欺師の手のひらに乗っかり、
大切な財産が悪人の手に渡ってしまう。
気づけば避けられる出来事として、
あるツイッターで「著作権侵害訴訟最終通知書」が届き、
焦ったけれど、疑問を浮かべた結果、解決した件がある。
しゃしゃにも伝えた方がいいと思い、記事を書いたよ。
焦らしテクニックを学ぶ
【当財団の名称に似た財団名を称した通知にご注意ください】
このたび、「一般社団法人 知的財産教育協会財団」という当財団に類似した架空の団体名を使って、「著作権侵害訴訟最終通知書」と記載したはがきを送付する事案が発生していることを確認いたしました。 pic.twitter.com/NNUa1Vpd1F
— 知的財産管理技能士会 (@ip_ginoushikai) November 28, 2017
はがきの内容を見ると、
あなた(私やしゃしゃ)のインターネット利用による、
著作権侵害の訴訟準備期間に入ったと伝える。
ここで疑問を浮かべねばならぬ。
「何の侵害」をしたのだろうかと。
異議申し立てがある場合、日付が書いてあるけれど……
はがきが来た当日までにお問い合わせしないと、
訴えた側の主張が認められるんだとさ。
しかも勝手に裁判が始まり、財産を差し押さえするんだと。
著作権侵害訴訟最終通知書という第一報から最終という最高にロックなハガキ届いた。
消印が25日で最終期日が今日ってとこでだいぶ怪しいしちょっと検索したらあっさり架空請求電話番号だったのでみんなも絶対に騙されないでくれよな!!
二次創作とかやってる人はヒヤッとしちゃいそう pic.twitter.com/rIz5DGg7Dp— ゆきんこ (@tntnlemon) November 28, 2017
はがきが当日に届いたうえ、
相手へ異議申し立てを行わないと、勝手に裁判が始まる。
告知もなしの裁判って聞いたことがない。
当日までに問い合わせしろと書く理由は考えさせないためだ。
受け取った人が疑問を抱かず、
「やばい、このままじゃどうしよう」
焦り、架空請求先に電話をかけてしまう。
考えさせないための工夫をもう一つ上げると、
「国の力」を利用しているところだ。
税務署から手紙が届いたら必ず読む。
もし税を申告していなければ、余計に出費を重ねるからだ。
国から来るはがきは「焦らせる」だけの力がある。
詐欺メールやはがきは「読み手の感情をすぐ動かす」
テクニックにあふれている。使うかどうかはしゃしゃしだい。
脱線:朝日新聞VS小川栄太郎氏
朝日新聞社は、小川栄太郎氏の著書「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」について本社の報道を根拠なく「虚報」「捏造」などと決めつけ、本社の名誉や信用を著しく傷つけたとして小川氏と出版元に抗議し、謝罪や訂正を求める申入書を送りました。https://t.co/50AKZ3hAxH
— 朝日新聞社 広報 (@asahi_koho) November 21, 2017
細かく観ると違うかもしれないけれど、
朝日新聞社がもりかけ騒動に関する本を執筆した、
小川栄太郎さんに抗議の申し入れ書を送った。
16か所の抗議内容について、2週間以内に回答してくれと。
朝日新聞が送った申し入れ書も「二週間」と、
回答と推敲に必要な時間を用意したうえで出している。
今回の知的財産教育協会財団ははがきがターゲットの家に届いてから、
24時間以内で行動(主に電話)しろと即決を迫らせている。
すぐ即決させるものは基本、
しゃしゃが「あ、これほしいな、いいな」思わぬ限り、
やめたほうがいい。
斎藤一人さんもある本でおっしゃっていた。
落ち着かせるのが神様、焦らせるのが悪魔の仕事だと。
社団と財団の違い
【拡散してね】
個人で作家活動されている方への注意喚起最近「一般社団法人 知的財産教育協会財団」という架空の団体名で「著作権侵害訴訟最終通知書」と記載したはがきを送付する事案が発生しているそうなのでご注意下さい!
正規に存在するのは「一般財団法人 知的財産研究教育財団」です
— くれいんえいと(すごろく作家) (@craneeight) November 28, 2017
社団法人と財団法人ってそもそも何だろう。
財団と社団の違いって何だろう?
財団も社団も「普通の会社と違う、営利を目的としない」
ところが特徴である。
社団は誰でも設立でき、活動の自由度が高い。
財団は企業や個人の財産を運用していくのが仕事だ。
知的財産研究教育財団は財団であり社団ではない。
参照:社団法人と財団法人の違い
即決テクニックはいつ使う?
二次創作してる人は「著作権侵害の警告が公式から来た!?」と慌てる前に「その通告は本当に公式から来たものか?別の第三者が悪意を持ってなりすましていないか?」という事に注意してよく確認しようね。
— でっどぴーぷる (@minabetetumi) November 28, 2017
セールスには相手に即決を促すテクニックがある。
特に買おうかどうか最後の最後まで悩むお客様に対し、
「悩むなら一度購入した後、決めた方がいい」
相手の心理によって、テクニックを使うのはアリだ。
お客様は買おうと決めているのだけど、
「買った後、後悔するかもしれない」不安がよぎると、
なかなか決断できないんだ。時間を要するんだ。
そんなときに「今買わないほうが、本当に後悔する」
理由をきちんと伝えると、相手は踏ん切り(覚悟)がつく。
それ以外で使うと「なんやこいつ、押し売り腹立つわあ」
嫌われる要素でしかない。
特に販売側の成績が不振である場合、
今すぐ商品を買ってもらわないと……焦ると、
相手が逃げるテクニックを使ってしまう。
焦ったら、焦る気持ちを捨てて、
「これって面白いじゃん、楽しそうじゃん、すごいじゃん」
感動を心に取り戻していくといい。
焦ると目先しか考えられなくなる。
だからこそ「面白い、楽しい、すごい」を前において、
焦りをいったん脇に置くと、うまくいきやすいよ。
これからの時代も今後も焦りは攻撃する側にとって、
有利な条件を呼ぶ手段でしかない。
焦らずにまずは疑問を浮かべ、落ち着いて調べていこう。
