おはよう、しゃしゃ。
私のブログではいろんなことを騙っている。
今日は今作っている作品に関わる話だ。
ひとつでは話が短くなるから、二つに分ける。
私は男を描くのが苦手だ。
インスタグラムで人物を模写しつつ、
自分なりに考えて絵を描いているが……
今一つ、自分の中で「これいいな」思ったものができぬ。
そこで発想を変えてみた。
イケメンでなく女の子

「女の子を描くつもりでイケメンを描いたらどうだろう?」
思ったきっかけが少女漫画の男子どもだ。
彼らを見ていると、男の子なのだけど……
「あれ、女の子にも見えてしまう」ふと考えた。
どうしてそう考えたのかはわからない。
ただ「細身の男の子」を描いているうち、
「女の子と大差ないのでは?」考えた。
そこでイケメンの男の子を描くとき、
「男でなく美少女を描くのだ」思い込ませ、
イケメンを描いてみたら、思った以上の出来だった。
得意分野に引きずり込む

イラストでも私は男の子を描くのが苦手だ。
特にかっこいい男性を思ったように描けない。
美少女を描くのは得意だ。
「得意分野を描く」意識で、「苦手分野」を描いてみると、
頭を固めずにすらすら描けると気づいたよ。
苦手な科目があって困るんだよ、どうしたらいいか……
考えているなら「苦手」をやるのでなく、
「得意科目」をやっているんだと意識して、
苦手なものに向き合ってみると、考え方が変わってくるよ。
文章が固い,どうすれば柔らかくなる?

作品に関連し、ビジネス書を書いているよ。
書いた原稿を印刷して音読すると、
「なんか文章が固いなあ~」気づく。
私が書いている文章の一部を抜き取りましょう。
人間は幸せな気分だと「やりたいこと」に対し、より深く追求できます。そこにあなたの「最高価値」が眠っているのです。反対に自分で「だめだな」と不幸な気分でいると「最低価値」を生み出してしまうのです。他人はあなたが出す「最高価値」を求めています。最高価値を出すために態度や言葉において「幸せな気分」を自分で作り上げる行為が大事です。
文章を読んでいて、表現が固いなあと思った原因を追究したところ、
1 熟語(漢語)を使いすぎている
2 接続表現を使って、論理を重視
例えば漢語の部分として、
「幸せな気分」を自分で作り上げる行為が大事です。
を取り上げたとき、
柔らかくするためのポイントは二つ。
1 熟語をなるべく使わない
2 より簡単な表現にできないか、検討
「幸せな気分」を自分で作り上げる行為が大事です。
→「幸せな気分」を自分で作り上げることです。
→「幸せな気分」を作り上げましょう。
→「幸せな気分」を作りましよう。
作り上げる:すっかり完成させる
作る:手を加えて何かへ変える
文章を柔らかく変えた後、辞書で単語を調べる癖をつけると、
語彙力が上がり、相手に納得してもらえるよ。
古文と漢文で柔さと固さを学ぶ

源氏物語や枕草子を声に出して読みますと、
漢語(熟語+する・させる 例:学習-する)でなく、
大和言葉(漢語+ひらがな 例:学-ぶ)で書かれている。
古文と漢文(書き下し文)を音読していなければ、
「なんか文章が固いなあ~」気づかなかった。
固い表現を好む人がいれば、柔らかい言葉を好む人もいる。
「誰」に読んでもらい、どうなってもらいたいのか?
考えたとき、固い表現より柔らかい方がいいよねと思った。
文章における私の基準は「絵本」だ。
絵本には熟語がほとんどない。
なるべく柔らかい大和言葉を使い、子供に伝えている。
読者を想定していないなら固い表現でもいいけれど、
私は自分に問いかけているよ。
「自分の人生が今書いている本一冊にあるとしたら、どうする?」
すると答えは決まってくる。
固い表現より柔らかい表現を使った方がいいか?
しゃしゃならどうする?
