注:当ブログでは広告を利用しています。

日本工業大学の学生建設:木製ジャングルジム炎上が他人事でない

おはよう、しゃしゃ。
昨日、新宿外苑で現代アートを展示するイベントがあり、
中の一つ「木製ジャングルジム」が炎上し、
中にいた少年がお亡くなりになった。

ご冥福をお祈りいたします。

事件は起きてしまった。
創造者(クリエイター)として、事件は他人事でない。

どんな教訓をつかみ、今後に生かすべき?

 

なぜ子供が犠牲になったのか?

参照サイトを元に見ると、

  • キャンプファイアー構造と同じ、空気が入り込みやすい
  • おかくずは燃えやすい
  • LEDは白熱電球よりも熱くないけれど、熱を持つ
  • タコ足コンセントをジム内部に入れていた
  • 投光器(白熱灯)もそばにあった

スマホをパソコンでなくコンセントから充電すると、
USBとコンセントをつなぐ直方物が熱を持ち、触れると熱い。

光は電磁波で、分子運動をおこして熱を持つ。
(熱は分子による自由運動の激しさを表す。温度が高いと激しく動く)
物理だと「原子」か「電磁気」分野で勉強するよ。

ネットの意見では
「常識で考えたらわかるだろ……」
ばかりだけど、彼らはわかっていなかった。

寒いし、電球をつけて「まさか」燃えるとは思わないし、
遊具だから、何も起こらないだろうと。

参照:学生団体新建築デザイン研究会が作った展示物が出火

 

学生らと主催者側の反応

事件を通して、木製ジャングルジムを作った学生側は、
すぐさまツイッターを非公開から削除した。

※ 今は別人がアカウントを使っている状態

主催者側は謝罪した。

  • 多摩美術大学
  • 東京デザインウィーク株式会社

多摩美術大学といえば、
オリンピックエンブレム問題の佐野さん。
「見えない糸」でつながっているものだねえ……

 

「まさか」の想定

彼らは「まさか」を考えていなかった。

ジャングルジムを作った日本工業大学の生徒たちは、
火事になるリスクを考えておらず、消火器を置かなかった。

「燃えるリスク」を考えていたら、
ライトを別な場所から照らしていただろう。

クリエイターだからこそ、「リスク」は考えねばならぬ。

どれだけ「まさか」を想定できるか?
今後、生き抜くうえでこの考えは必要だ。

日本だと地震をはじめとする災害はもちろん、
詐欺師による金銭の無駄な排出を食い止める。

他にも「まさか……」を事前に考えて想定しておくと、
万が一起きても、食い止められるだろう。

「注意深く観察する」だけでも効果がある。
注意していないから、いざ起きたとき慌てる。

「まさかだけど、嫌なことが起きるかもしれない」
想定しておくだけでも、危機は避けられる。

 

裁判で学生側は無罪を主張(2020)

2020年になって地裁による初公判があった。
学生側は「発火するとは考えられなかった」無罪を述べている。

もちろんツイッターでは厳しい意見が飛んでいるよ。

 

脱線:危機管理に最適な教材

「まさかを想定白なんて、無理だよ~」
思っているなら、良い方法がある。

国際的な視野に立って、日本を見る行為。
地政学の知恵を取り入れると良い。

地政学は「現在」置かれている状況を通し、
強みと弱みを分析し、強みを生かして弱みを防ぐ。

地政学において「まさか」は起きるから、
現在状況を見つめるうえで勉強になるよ。

「普段からまさかに備えなかった」ばかりに
危機意識を失い、起きてはならない事故が起きる。
そのとき後悔しても遅い、罪の意識も残るし。

※ 学生らは罪の意識にさいなまれているはず。
だからこそ逃れるためにますます周りを怒らせる行動をとる。

罪の意識をそのときに抱えたくないなら、
地政学のテキストを通し、普段から備える意識を持っておこう。

倉山さんの地政学は「ドラえもん」で語るからわかりやすいし、
日本史を別な視点から見るため、面白いよ。

本:世界一わかりやすい地政学の本 世界のリーダーの頭の中 (Knock-the-knowing)

 

わかっている分野の再勉強

日本工業大学の受験科目

※ 日本工業大学の受験科目より

おがくずと電球→炎

日本「工業」大学の工学部なのに、
物理の考えを抱いていなかったのか?

工業大学は基本、物理や化学を高校で学んで受験に挑む。
日本工業大学は「物理・化学」のどちらかを選ぶ。

「物理・化学常識は持って当たり前。耐火は学ぶはず」

思い込みを私は抱いていた。なのでショックを受けている。

しゃしゃにも言える内容として、

「これまで勉強したもの」について、
学んだ内容を8割がた忘れていないよね?

今まで勉強したものを手に取り、実際に解いてみると、
たいていは忘れているんだ。

「勝手に手が動くよ」でなく、
「わかっているつもり、すらすらと手が動かない」

この事件を通し、「専門」領域をもう一度勉強し直し、
「わかっているつもり」を減らさねばならぬ。

わかっているつもりを減らすからこそ
電球のあたりにおがくずをまぶす行為について、
「火事になるかもしれない」万が一の危機を抱くのだ。

作成した学生の何割かは「危険」と抱いていたかもしれない。
でもリーダーが「いや、これでいくんだ」決断した結果、
事故が起きてしまった。

リーダーだけの責任ではない。
「仮にわかっていた」としても食い止められなかったら、
スタッフ全体の責任になるよ。

 

アート業界にも必要なネガティブリスト

「自衛隊が置かれているポジティブリスト」じゃないか。
思ってしまった。

ポジティブリストは「できる・やれる」ことのみする。
やれる範囲外はすべて「違法」。

ネガティブリストは「やってはならない」ことをしない。
後はしてもよいという考え方だ。

自衛隊は「ポジティブ」に動き、他国は「ネガティブ」で動く。
芸術業界も「ネガティブ」意識を持っておくべきだなと。
(あるサービスを使う際の利用規約がまさにネガティブリスト)

ここにも日本の防衛問題と結びつくのかあ……
結局私たちの意識が大きな問題だなと気づかされたよ。

この問題も「他人事、自分には関係ない」思うのでなく、
きちんと「未来の自分もこうなるかも」考え、今できる対策をしておこう。

自ら招く不幸を食い止めるために。

 

書類送検(2019年3月18日)

警察は事故を起こした日本工業大学の学生や指導者らを書類送検すると決めた。

事件から3年の月日が経っている。

書類送検になぜ3年もかかったのだろう?

調べたところ弁護士ドットコムに回答があった。

検察で身柄を拘束している人を先に行い、
拘束していない人は後回しになりやすい。

だから今回の事件のように身柄を拘束しなくても逃げないと判断した場合、
後回しになりやすいと。

参照:検察の処分決定までの期間

 

おまけ:イラストや更新情報など
インスタグラム

インスタグラムにて、イラストを上げています
上記画像の真ん中にいる女の子は、
他人が書いた作品(タイに住む女性)に出る少女です。

インスタグラムを通し、英語でやり取りしています。
「まさか」インスタグラムをきっかけに英語を使うとは。
相手は私に配慮して、ローマ字で書いてくれている

(本当にありがとうございます、Mayrina・E)

インスタグラム

程度は日本工業大学の生徒と違えど、
私も想定していなかった意味において、他人事じゃありません。

英語は中学校で学ぶ文章を書ければ十分です。
他に英文で書かれた読み物(くまのぷーさんなど)も、
単語を辞書で調べれば、大体の意味は分かります。

お願い

めがびちゃんからお知らせ♪

お知らせ

megabe-0へ訪問した"本当"の理由

まさか記事の書き形一つでこうなるとは…

お願い1

Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。