
おはよう、しゃしゃ。
韓国の平昌オリンピックで公式PR動画が流れていた。
韓国ネットユーザーを中心に「批判殺到」していると。
参照元を見ると「しょぼい」からだけど、
私が見たら、しょぼいレベルじゃないんだよ。
だからこそ「褒める箇所」を反対に挙げていく。
歌手と雰囲気はいい
動画を見たかい?
女性の歌声はリズムがあって聞き取りやすかった。
優しい雰囲気が漂ってよかったよ。
ただ「女性歌手の告知動画(ミュージックビデオ)」であり、
オリンピックPRではないと、動画を見た後に思った。
強く感じた理由として、「女性歌手」をメインに映しているから。
「主題」はオリンピックのPRなのに、
「女性歌手」ばかり流れていると、勘違いする。
相手が何をしゃべっているかわからないため、
「あ、この女性歌手が五輪を利用したPVを作ったんだ」
映像だけを見ると、勘違いする人も多いと考えるよ。
ネットの反応:地方のローカルCMか
ネットの反応2:かつてデザイナー佐野を起用した日本もやばい
客観的に意見を言う人がいないの?

組織内で動画鑑賞会を開いたとき、
「女性を出しすぎ」意見はなかったのだろうか?
あるいは「韓国観光PR」と勘違いしていたのか?
文章だと「主題から外れる」行為だ。
私もやってしまう間違いの一つとして、
主題があるにもかかわらず、ずれた論点を書いてしまう。
韓国で平昌五輪の公式PR動画が公開されましたが、想像を越える出来の悪さに韓国国内が失望感一杯でした。試に見ましたが、何か勘違いをしているのではないかと思える様な出来栄えです。韓国は何処に行って仕舞うのでしょう。
— bellbelo99 (@bellbelo99) 2016年10月17日
どうして間違えてしまうのか?
本筋(メインテーマ)を整理できていないからだ。
動画はテーマに対して、
バラバラなアイディアを整理せずにくっつけた印象を持っている。
アイディアをためたら、テーマに関係するものか?
しないものだったらそぎ落とさねばならぬ。
歌手を削り、五輪種目をもっと出していくべき。
五輪組織内に「アイディアを整理する人」がいたら、
もっと質の良いPR動画に代わっていただろう。
平昌五輪PRビデオに「活版印刷、古琴、水墨山水画」・・中国人「韓国がまた文化を盗んだ」「キムチを出さなきゃどこだか分からんだろ」★ http://t.co/7Ev2VtjAf7
まだ富士山は使われていない…。 #韓国 #五輪— toko (@oyata) 2014年2月24日
テーマがわかれば「ストーリー(論理)」も分かる。
要は「どういう流れで五輪を見てね!」となるか?
PR動画を見ていると、車で平昌に来たカップルが、
五輪ごっこをやっている人たちを見学しながら、
女性の歌を広めているようにしか見えない。
組織委員会は「物語」も検討していないのかな。
同じ創作者である私として身震いしたよ。
「ああ、自分もこういうところがあるな」って意味で。
親韓派の思惑じゃろ、東京五輪の共同開催と平昌五輪の共同開催を目論むというのがどっちに転んでも得をするように密約があったやも知れん、金に群がるもの達は、どんなことをしてでも金を手にしたいものじゃよ、IOCも金まみれぼいしなぁ、でも東京五輪という事を忘れると足元を掬われかねないなぁ https://t.co/OORngnwcoo
— 埼玉の爺さん (@saitamakunikazu) 2016年10月18日
※ 今、しゃしゃが呼んでいる記事に対し「関係ない」事柄を出した一つの例。
IOCが本気でそうするとは思わないけれど、万が一があるからねえ……
後もう一つ感じたことが、意識のなさ。
「この動画で韓国人はもちろん外国人(特に日本人)を、
『なんだと、悔しい!』気分にさせてやる」
作成者たちのやる気が見られないんだよね。
日韓合意を反故にして、たかる気はあるのに、
創作で世界を少しでもあっと言わせる気持ちがない。
そこに「職人魂のなさ」が見られるんだよね。
食品を粗末に扱うシーンに不快感

韓国なりに頑張っているのは理解できる。
ただ、日本人の「美意識」から見て「汚い」思ったシーンがあった。
例えばどんぶりを持った男性がそばをぐるぐる回すところ。
あれは何を意図しているのか、よくわからなかった。
(もしかして回る→フィギュアスケーターの回転?)
そばをぐるぐる回す行為を見ると、
子供が食物を使って遊んでいる動きと同じ。
品性がないなと感じたよ。
あのシーンを「外国人」の一つである日本人が見ると、
「食べ物を粗末に扱うなんて、罰が当たるぞ」

食べ物関係だと、スキージャンプにおいて選手役の男性に対し、
軽トラックから粉チーズらしきものを振りかけるシーン。
「近代設備が整っていない国」として見られる。
五輪PRというよりは「韓国の現代社会」を示すPV動画としてみれば、
かなり勉強になるんじゃないだろうか?
冬季なのに夏か?

冬季なのに雪が一つも見られないところに違和感を抱いた。
ガソリン給与のために、カーリングを使うところ。
この発想は面白かった。
けれど「服装」がTシャツなところに残念さを感じる。
夏季じゃなくて冬季五輪なのに、
雪や寒さを感じさせる演出がほとんど見られない。
監督は「上からの命令で仕方なく」作ったなと思ってしまった。
「自分かなんとしてでも作りたい」意思が働く場合、
シン・ゴジラを作った庵野秀明監督のごとく、
手を抜かないと確信を抱くんだよね。
手を抜く行為は作品や視聴者だけでなく、
自分自身が成長しないので、時間の無駄でしかない。
たぶん、私が言っていることを向こうの人が見ても、
「お前は何を言っているんだ。何を真剣に語っている。
適当に作っとけばいいんだよ」考えるだろう。
動画PRより私たちが学ぶ課題
・テーマを間違えて解釈
・物語(論理)を考えていない
・創作者魂を感じず適当さがみられる
創作者として、大変勉強になる事例だわ。
PR動画を通し、女性歌手の声はよかった。
歌手のPV動画としてなら、のどかでいいなあと思う。
ただ女性歌手を強調させたばかりに、
本来の趣旨とは違った印象を私たちが受け取る。
映像一つにも「論理(物語)」が働くと考えさせられ、
「テーマ」の大切さを教えてくれる内容だった。
PRや広告を作る人は事例として動画を見ておこう。
何をすべきで何をしたらいけないのかがわかるよ。
