
イタリア地震の動画から
おはよう、しゃしゃ。
24日、イタリア中部ノルチャ近郊地方で大地震が起きた。
死者40人以上いる。ご冥福をお祈りします。
ところで、24日ミャンマーでも大地震が起きた。
しかし大きく報じられていないように感じた。
メディアにおける「イタリア」と「ミャンマー」の差は、
いったいどこからくるのだろう?
イタリア大地震

イタリアは地理上でいう「アルプスヒマラヤ造山帯」
に属しており、地震も日本なみに起きやすい。
イタリアの気候はケッペン区分だと地中海性気候に属し、
夏は暑く乾燥し、冬は雨が多く降る。
建物は石で作られ、地震によって崩れた家が多い。
下敷きでおなくなりになった人が多い。
陸地が震源地なので津波の心配はない。
熊本地震のようなものだ。
記事:イタリアの大地震で死者250人以上
ミャンマー大地震

ミャンマー大地震も24日に発生した。
イタリアと同じくアルプスヒマラヤ造山帯に属し、
ケッペン気候だと亜熱帯性で降雨量が多い。
ニュースによると、仏像が倒壊したそうだ。
中でもバガンという地方では世界遺産に登録予定の仏塔が壊れた。
色々対応に迫られているそうだ。
死者も出ている、ご冥福をお祈りします。
ミャンマー地震が情報に出てこない?
ニュースでイタリアの地震しか報道してない気がする。
ミャンマーの地震の報道見たことない— haya⊿ (@G1Haya4846) 2016年8月26日
イタリア地震はすぐさまツイッター上でトレンドに上がった。
けれど、ミャンマー地震はトレンドに上がっていない。
また情報も日本にそれほど入ってきていない。
もしかすると私が知らないだけで、入っているのかもしれぬ。
同日起きた大地震なのに、日本における扱いの違いは何?
中国への配慮?
#虎8 そういえば、イタリアの地震のニュースはまだ流れてきてるけど、同じ頃におきたミャンマーの地震については、ほとんど流れてこない
中国が情報を押さえて、日本が救援隊を送ってこないようにしてるんだろうか?— ひらぎ (@hiragi1123) 2016年8月26日
記事を書くきっかけが、フォロワーであるひらぎさんの疑問だった。
確かに他のサイトを見ても、イタリア地震は目立つけれど、
ミャンマー地震はそれほど目立っていない。
そのとき、上記ツイートが私の目に入った。
中国とミャンマーといえば、習近平国家主席とスーチー代表が会談した。
「日本などになるべく不利な情報を教えない」
仮に密約を交わしていたら、地震を通して「重大な隙」が生まれる。
日本だから、大きな支援も行うだろう。
8月25~31日にM9の地震発生か!?24日のイタリア、ミャンマー地震的中した「フッガービーツの予言」: 24日に大規模な地震がイタリアとミャンマーで立て続けに発生した。地理的に距離があるため、一見した… https://t.co/2cTsQpRADT #TOCANA
— 自然力研究所@Daily News (@NPLaboratory) 2016年8月25日
支援は単に「ボランティア」だけでなく、
「ビジネスチャンス」でもあるわけだ。
地震が起きて倒壊すると、様々な意味で混乱が生じる。
日本で起きた日本大震災や熊本地震だってそうだ。
混乱が生じると平穏を一刻も早く取り戻すため、
「平穏をもたらす何か」を人々が欲す。
そこにビジネスチャンスが生まれる。
[日経]中国、スーチー氏を異例の厚遇 政権トップ2が会談 https://t.co/H2YzuhJ8Ex 【北京=山田周平、ヤンゴン=松井基一】中国の習近平国家主席は19日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談し、経済協力を軸に関係を強化することを確認した。…
— 5newspaper (@_5newspaper) 2016年8月19日
中国にとって、日本はライバルだ。
ボランティアでミャンマーに行く人もいれば、
ビジネスに活路を見出し、訪れる人もいる。
日本人になるべく商売をさせたくない。
そこでミャンマーで起きている情報を多く流さない。
ミャンマーに関心を持たせないのだ。
その間に中国があちこちで商圏を獲得するから。
商圏はやがて土地他へとつながっていく。
中国とミャンマーの間でもっとも大きな問題は,先日も出たが,ミッソンダムの工事再開である,スーチーさんが簡単に中国の要請を受け入れると,国民が彼女に期待していたものが,裏切られるかも知れない,スーチーさんにとっては,誠に難しい交渉になる,今日にも彼女は習近平主席と会う予定だ,
— 足立隼夫 (@adachihayao) 2016年8月19日
ひとつの考えだけど、日本マスコミや共同通信は中国に対し、
批判や敵対心がほとんどないので、彼らの意に従う。
それでも現地に足を運ぶ人はいる。
そこから大きな機会を見出す人はいるだろうね。
イタリアはG7、ミャンマーは?
NHKニュース7で、イタリアからの中継が、警察官らに制止されたようです。この程度の報道に対する行政などの規制は、G7でもいくらでもあると思います。
— 宮崎信行 (@UKParliamentWat) 2016年8月25日
日本にとってイタリアとミャンマーはどちらが、
「緊密」度合いが大きいのだろう?
イタリアはG7の1か国だ。
経済的な規模でもミャンマーに比べると大きい。
なので、メディアも密接度合いが高いイタリアを取り上げる。
仮にミャンマーが台湾のように、日本大好きコールを送っていたら、
トレンド他でもミャンマーを大きく取り上げただろう。
募金なら日本赤十字
イタリア地震募金でてくるだろうけど、駅前とかでやってる変なとこには募金するなよ!いいな!
— ちくさ (@fram_29) 2016年8月24日
2011年に起きた東日本大震災にて、
イタリアはパスタを、ミャンマーは寄付金を支援していた。
イタリアやミャンマーに募金をしたいな~
考えているなら赤十字がいいよ。
赤十字では現在、イタリアやミャンマーへの寄付金を募っていない。
一応確認しておくといいよ。赤十字は全国にある。
後、ミャンマーは私の力だと調べられなかった。
ビルマ語わからんわ……。
参照:外務省による外交青書
現地でお金を落とす「観光旅行」

※ イタリア旅行についての料金
観光も一つの「募金」だ。
現地に観光し、お土産などを購入する。

※ ミャンマーへの観光
航空チケットサイトによると、
羽田→イタリア、ミャンマーは上記のようだ。
「寄付の一つとして、観光旅行で楽しみたいなあ~」
考えているなら下記サイトから日数やホテルなどを調べてみてね。
旅行に行くなら計画を立て、日数を開け、楽しんできてね。
行くなら今すぐよりは1か月、2か月おいてからいったほうがいいな。
イタリア旅行前の予習:A09 地球の歩き方 イタリア 2016~2017
ミャンマー旅行前の予習:D24 地球の歩き方 ミャンマー 2016~2017
旅行に不安を抱くなら、上記本を行く前に読んでおくのもいいよ。
