
おはよう、しゃしゃ。
ラジオを聞いていたら、明日が公立高校の入試らしい。
受験生は頑張ってほしい。
入試の季節が終わると、3年生は受験期間に入る。
中学生や高校生のみならず、社会人の中にも受験勉強をする人、
資格をはじめ、何かしらの目的で学ぶ時期になりやすい。
私のように教養目的で受験勉強をする人もいる。
(大学合格が目的でないけれど、
教材に参考書と練習問題集を使うところは受験生と変わりない)
勉強する際、必須道具がペンだ。
ペン一つで勉強にも影響を与えると強く考えるよ。
- 来年の受験に合格したい
- 日々の学習で手を疲れさせたくない
なら、ぜひ読んでおこう。
万年筆のデメリット

万年筆を購入する際、避けられない事実がある。
インク代がそこらのペンと違って高い。
ボールペンなら100円程度でインク詰め替えができるが、
万年筆は10本インクで420円もかかる。
※ お店によって300円ほどで入る。文具屋は基本420円。
普通のペンに比べて料金はかかる。
費用に焦点を当てるなら、購入すべきではない。
プレゼントとしてもらうのはどう?

プレゼントでもらう行為はお勧めしない。
自分で買って「社会的地位と自信」を感じさせるためだ。
僕は父親が万年筆を使わないからという理由で、
試しに使ってみたら「書きやすくて」びっくりした。
広い意味でとらえると、父からプレゼントとしてもらった。
だけと父からもらった万年筆はインク漏れで壊れた。
だから新しく自分で買い替えた。
その時「ああ、俺はペンを使った仕事をするんだ!」
得体のしれない自信と将来の生き方を感じたよ。
高い万年筆を「自分で」買う事実に意味がある。
自分で万年筆を買うと、一つの社会的地位に変わる。
万年筆=自分のステータス
置き換えた場合、人生に対して妙な自信がわいてくるよ。
親に万年筆を買ってもらう場合

しゃしゃが高校生や中学生なら自分で買えないかもしれぬ。
値段に見合う対価を、買ってくれる人に差し出そう。
例えば受験勉強なら「志望校に絶対合格」という形で、
「僕が万年筆を使うメリット」をきちんと伝えるわけ。
「万年筆を買って」じゃダメ。
「私は●●大学(●●高校といった志望校)に合格する。
合格のためには常にノートを使って勉強しなきゃいけない。
勉強していると手が疲れる。疲れを一切感じない万年筆が欲しい。
大学に行っても、社会人になっても大切に使う。
お父さん(あるいはお母さん)からもらう宝物として、
一生使うから、買ってくれ」
自分の覚悟(決意)を示したうえで買ってもらうよう、
きちんと説得しないとだめよ。
何より将来の自分に対する決意と自信につながるのだから。
安価な万年筆を使うな

万年筆は安価なものから高価なものと種類がある。
安価なものは基本、細字しかない。
細字でも満足できるならいいけれど、
細字はたいてい、インクが出にくくてかすれてしまい、
不満を抱くので、太字のほうがいいと考えている。
太字は最低でも7000円以上かかるよ。
ただ、高価なものは紛失せぬ限り一生使うので、
減価償却の考えを借りると、値段は関係ない。
減価償却で考える費用計算
大学時代に僕がパイロットカスタム74を購入したが、
5年後に紛失して、新しく買いなおした。
お店によって7000円ほどで入手できる。
5年で紛失したから7000円/5年=1400円/1年
1年間あたり、1400円を支払って使うのと同じだ。
見方を変えれば、カスタム74も1年間のレンタル料金と捉えたら、
1400円を払えばいいという計算になる。
パソコンや時計、服をはじめとして高価な商品を買う際、
「何年間、自分は使う予定でいるのか?」を考えたうえで、
値段/年数 で1年間あたりのレンタル料と考えればいい。
たいていの商品は「あ、こんなものか」考えるよ。
商品を買う際に「値段」で購入を迷うなら、
「1年間あたりのレンタル料→ 値段/年数」で計算してみて。
万年筆を使った受験勉強法

しゃしゃが万年筆を買ったという前提に立って、
「どうやれば、効率的な勉強ができるのか?」
受験生としてなるべく無駄な時間を使いたくない。
少しでも楽をして合格したい!
考えた場合、どうすればいいのだろう?
一つ言える事実として、効率を求めたやり方はかえって非効率で、
非効率なやり方が結果として効率化していくよ。
効率的なやり方は非効率が積み重なった結果、
「こうしたほうがいいんじゃないか?」と視野が広がる。
はじめのうちは非効率を心掛けないと、勉強に必要な知識を入手できないよ。
何が非効率なやり方かといったら、とにかく書きなぐる。
万年筆を使って、徹底してノートへ書き込む行為だ。
過去問を購入して志望校の傾向を知る

はじめは敵(志望校の試験)を知らねばならぬ。
ビジネスで言う調査(リサーチ)を求められる。
過去問を購入して、志望校の出題方法をはじめ、どんな問題が出やすいか?
実際に過去問を解いて、どの程度の難しさか?
合格した人々はどこに気を付けて勉強していたか?
また、普段はどんな生活を送っているか?
資格試験をはじめ、調査で今後の自分が決まる。
調査内容を目で追いかけるのでなく、
必ずノートと万年筆を使用し、ガンガン書き込んでいこう。
リサーチは社会人になってビジネスをやるうえでは、
絶対に欠かせないし、利益にも差を出していくよ。
※ 今、しゃしゃが読んでいる記事もリサーチの結果だ。
しゃしゃはどうやってこのサイトへやってきたか?
例えば検索でやってきたら、たくさんのサイトの中から、
なぜうちを選んだのか。自分を調査してみよう。
教科書と練習問題を3度以上往復する

私のやり方はいたって簡単で、初めに参考書を目で読む。
次に練習問題を回答や解説を含めてすべて読む。黙読のみでまずは1周。
次に参考書に書いてある項目を簡単に書きとる。
最初から最後のページまで主要部分だけを書き込み、
終わってから練習問題に手を出す。
1日目:大半の問題が解けないので、問題と答えを声に出して読む。
問題に該当する箇所を参考書から調べ、書いていく。
2日目:1日目の問題を解いてみる。解ける/解けぬにかかわらず、
答えと解説をノートに書きこんでいく。
参考書の該当箇所を改めて読みながら、次の問題へ行く
1日目、2日目ともに時間は30分ほどしか費やさない。
往復する際、必ず万年筆を使ってノートにびっしり書き込む。
ビジネスの勉強

ビジネス関係は練習問題がない。練習問題=実践だ。
だから実践し終えたらすぐに反省する。
反省として「何をやったか、なぜやったか、結果どうなったか?」
気になった事柄をどんどん自分に尋ね、メモを取っていく。
反省した後、仮説を立てて翌日の課題として持ち込む。
リサーチやライバルチェック、セールスレターやトーク、
技術向上のための勉強あれこれと、とにかくノートへ書き込む。
紙面を気にせず、徹底してメモを取る。
私はコピー用紙に書き込んでいるよ。
500枚入りA3用紙が大きいうえに使いやすくてお勧めだ。
ディスカウントストアで手に入れよう。
とにかく勉強のコツは「ひたすらメモを取る」だけ。
インクもかなり消費するけれど、気にしなくていい。
勉強用万年筆のおすすめは?

勉強用の万年筆を使うなら、なるべく5年以上使えるものがいい。
私は新しい万年筆を購入して7年がたつ(はず)。
少し緩くなった部分もあるけれど、基本的に満足している。
時々、インクが変な風に出るときもあるので、
保存方法として太陽に当てず、横に置いている。
机の引き出しに入れて、ペンを落とさなければ、
万年筆から余計なインクが出てこないよ。
私はカスタム74を購入した。初めてなら74で十分だと思うよ。
万年筆の良さを肌で感じてから、
質の高い万年筆を購入し、使えばいいと思う。
購入したらインク選びとして、
文具屋やディスカウントストアでインクを購入しよう。
購入したらもったいぶるのでなく、ほぼ毎日使おう。
学校に持っていけば盗まれるか、
床に落としてインクを無駄にしやすい。
学校では使わないほうがいい。あくまでも家の中で使い切ろう。
万年筆の最大価値は何?

金額で見ると、万年筆を買うのはバカらしい。
インク代もボールペンに比べると高いし、ペン本体もかかる。
私は二つの意味で今も使っている
- ペンに込める安心感(自分の立ち位置)
- 一番力を使わずに済む
イラストを描くとき、基本は万年筆でなくボールペンを使っているが、
力を使うから、少々手がいたくなるよ。
万年筆だとすらすらすいすいと、水を流すがごとく、
力を入れずにどんどん書き込めるわけ。
※ 人によってはサインペンや筆ペンで対応できるかも。
文字を書けば書くほど、自分の思考や感情を吐き出せるし、
新しい知識をどんどん手に入れられるようになる。
何よりそこらのペンと違って高値で購入したものは、
「安物と同じ扱い」をできない。
手にしたら何かが確実に変わる。自信を持って言えるよ。
