こんばんわ、しゃしゃ。
インドと日本が新幹線の契約を結んだらしいね。
インドネシアで苦渋を味わった日本。インドもそうならないように祈るばかりだ。
土壇場で裏切られないように、日本政府は官僚や企業含めて、
最後まで気を抜かないでほしいね。
ところで、フィリピンの漁民が南シナ海問題において、
漁場を奪われ、国連に嘆願したとのことだ。
沖縄石垣島でも同じ状態が起きている。
これに危機感を持っておくべきだということで、しゃしゃとお話をしていこう。
南シナ海をほぼ制圧した中国
南シナ海に対し、勝手に人工島を建設した中国。
ここを足掛かりに東シナ海、果ては太平洋やインド洋など、
中国は実に長い年月をかけて覇権を取ろうと画策している。
私にとって中国は「様々な課題」を教えてくれる国だ。
昔から中国で起きたことを日本で知り、いち早く対応できた。
中国が今行っていることはまさに、
今の日本や私たちの生活にとって、欠かせない課題を提供してくれる。
今回はその一つ、フィリピン漁民が仕事を奪われたという現実。
元々フィリピンが漁場としていた場所に対し、
中国船がやってきて、放水や船沈没を通し、追い出した。
結果、漁業で生計を立てていた人たちの収入が激減し、職を無理やり追い出された。
この事実からあることがわかる。
引用:立ち上がるフィリピン漁民
領土や領海がもたらす本質
領土や領海を一方的に奪われることは、職場を追われること。
すなわち生活が激変するという事実を意味する。
しゃしゃの生活は今、どんな風になっているだろう?
私は家族に囲まれて、子供たちに笑わせてもらいながら生活をしている。
ある日、大きな地震がやってきて一家のうち誰かが死んでしまった。
そうなると今までの生活ができるかといわれたら無理だ。
今までの生活はできなくなり、新しい生活を余儀なくされる。
当然、考え方からルールに至るまで変えないといけない。
領土や領海を取られることで、生活のみあらず、
思考や規則といった、様々な現実を変更させられるということだ。
煽ってしまうんだけど、日本が仮に他国に取られたとする。
そうすると、他国のルールに従って生きる必要がある。
日本国憲法に基づいて、私たちは様々な自由の元で生きている。
しかし、仮に日本国憲法の中に自由がなければ……
私たちは今頃、どんな生活をしているのだろう?
日本国憲法も初めは松本案といって、
大日本帝国憲法を一部修正した内容だった。
しかしGHQ(米国連合総司令部)が却下して、
様々な海外法律の「良い」部分をつなぎ合わせて、日本国憲法が生まれた。
後に米国軍人は驚いた。
「まだ日本国憲法を使っているの? 変えてもいいんだよ」
(ソース元:虎の門ニュースより)
私は時代の流れに合わせて、憲法を含めたルールは変えていくべきと考えている。
ほら、子供から大人になっていけば、固まった考えじゃ生きていけない。
生きるには自分の考えをぶっ壊すときも必要じゃない。
私は身をもって固定観念を壊していったことがあるから、
憲法も同じものとして私は扱っている。
しゃしゃはどう?
尖閣諸島侵入ニュースの扱いが軽い
尖閣諸島に中国漁船が相変わらず侵入している。
海上保安船は警告しているが、彼らは無視している。
で、共同通信はこのニュースに関して扱いが軽い。
「ああ、またいつものように侵入しやがった」
「いつものように」という形で、私たちが慣れてしまうと……
そこに対する危機感が薄れてしまう。
これが中国にとって大喜びなんだと。
何しろ日本国民に危機感を持ってほしくない。平和ボケしてほしい。
平和ボケしていると、危機感をなくして防犯意識も薄れる。
結果として侵入しやすくなる。
おうちの周りに泥棒はいないと思い、カギをかけない状態にする。
泥棒からしたら、その家に入り放題だね。
本当は重たいテーマなのに、扱いが軽いニュースを読むとき、
私たちがいかに平和ボケしているかを気づかせてくれる。
十分気を付けてくださいね。
インドと中国の領土争い
※ 画像元 :中国とインドの争いを解説する
インドと中国は現在、領土争いを行っている。
画像元の記事によると、中国側から何度か侵入して、
争いを起こしているようだ。
そういえば2010年、中国漁船が日本の海上保安船にぶつけた後、
インドが中国側にミサイルを向けていたっけ。
なぜ中国はちょくちょく侵入するのか。狙いは交渉を有利に進めるためだ。
武力やプロパガンダによって、精神的に相手国を追いつめる。
そこに中国トップが笑顔でやってきて、交渉を有利に進める。
「砲艦外交」と呼ばれているんだって。
初めにこのやり方を行った国は西欧列強国。
中国は過去、列強が行った戦略を研究し、試行錯誤で試している。
実際、今でも効果はあるみたい。
なお、争うきっかけは1949年に中国とインド、
共にチベット侵攻した際、国境の解釈を巡って争っている。
日本とインドと中国の地政学
日印記者会見にて、モディ首相は述べました。
「日印以上に重要な戦略的関係を築ける仲間はいない」
この言葉の意味をちょっと考えてみたよ。
インドで起きている現実として、中国と領土争いを繰り広げている。
中国は陸地だけでなく、インド洋も虎視眈々と狙っている。
真珠の首飾り戦略を行っているんだ。
地図を見てほしい。日本とインドが関係を結ぶことにより、
中国を挟み撃ちにすることができる。
挟み撃ちにしておけば、ある程度脅威を封じることはできる。
(ただし、尖閣諸島沖など、日本も内側からジワリと攻められている)
また、インドと日本は歴史認識も一致しているそうだ。
そういえば日本にいるせいだろうか。インドの親中派ってあまり聞かないね。
調べると、モディ首相が「親中派」と呼ばれるそうなんだけど、
彼は「それはそれ、これはこれ」と中国との関係において、一定の線引きを行っている。
日本との関係もそうであってほしいね。依存ほど危ないものはないからさ。
参照:自衛隊による中国インド洋進出レポート
インドのモディ首相とはどんな人なの?
インドの地理と歴史
最後にインドの地理と歴史を見ていきたい。
インドは南アジアに分類され、北に行けば冷たく、南に下ればものすごく暑い。
カシミール地方をめぐってパキスタンと対立し、
ガンジス川流域ではサトウキビや茶、稲作が盛んだ。
デカン高原を利用した綿花栽培もおこない、近年はハイテク産業が進んでいる。
ゴルゴ13ではよく車に関するネタが上がっているよ。
世界史を見ると、これがまた長い歴史でねえ……
インダス文明から語ると、えらい長くなるので、
イギリスがインドを支配したあたりから、ざっくり話をしよう。
1858年、江戸時代でいうところ日米修好通商条約を結んだ。
井伊直弼が勝手に結び、関税自主権や治外法権をもたらした不平等条約だ。
同時に当時インドでは「ムガル帝国」があったんだけど、
イギリスによって帝国は滅亡し、直接支配に乗り出した。
イギリスは様々な対立(仏教VSヒンズー教など)を利用し、
土地と支配権を強めていった。
※ チャンドラ=ボース
その後1947年にインドはイギリスから独立した。
チャンドラ=ボースは武力、ガンディーは知力と和でイギリスに立ち向かった結果、
イギリスは独立を許したんだけど、英国事情もあったのだろう。
植民地は割に合わない、経済的に家計をひっ迫する。
インドで独立運動が活発になると、制圧に膨大な費用を出す。
かねてから続いていた独立運動もあった。
逆に見ると、支配にかける費用が制圧より低い場合は、
インドは独立できなかったと考えている。
他にトップがどんな考えを持っているかにもよりますし。
(中国は覇権主義かつ米国を掌握する気で動いているから、
絶対に独立を認めないし、費用が莫大にかかって国内経済が荒れても、
やめないだろうね。覇権を第一に考えているから)
インドの信用と核実験の恐れは?
@megabi0 戦前政治亡命で日本が支援したインドの志士がいた 東南アジアは華僑経済圏で日本より国益になれば中国とつながる可能性は高いからですね インドと中国は経済でも対立してる部分が多いから中国に寝返る可能性が少ない インドは中国と違い国民に投票権があり民主主義ですからね
— 加藤繁幸 (@ogaki1959) 2015, 12月 13
インドという国はインドネシアや中国のように、土壇場で日本を裏切るのでは?
別に裏切ったところでショックを受ける必要はないと思っている。
人間、国を含めて時と環境と立場の違いによって、
裏切ったり仲良くなったりが普通にあるからさ。
国際関係を現実に見ていると、仲良しだけではやっていけませんし。
でも、インドが日本を裏切る確率は少ないと思う。
すなわち、新幹線における日本との取引は普通に行われると。
日本はインドに金を貸した。倍になって帰ってくることを期待するよ。
後、新幹線だけでなく原発輸入も協定で結んだそうだ。
ただし、インドが核実験を行った際は協力を停止するとのこと。
1998年、インドとパキスタンがともに核実験を行った。
インドは核に関する条約(核不拡散禁止、包括的核実験禁止)を結んでいなかった。
これだけでなく、インドの核実験はその当時から大頭していた中国に向けても、
威嚇の意味でやっていたんだと。
そういえば中国が核実験を行ったという情報は入っていないね。
これから米中関係の悪化を通し、もしかしたら入ってくるかもしれないよ。
結びに:セキュリティ意識を持とう
領土や領海についての本質を書きながら、
最後におまけとしてインドの地理歴史についても触れた。
領土や領空、領海という言葉がいかに重たいか?
軽いという認識だと、他人が勝手に乗り込み、
結果として家を制圧されてしまうことと同じ。
ネットだってそうだ。ウイルスの侵入を許したら……
パソコンが他人にすべて操作されてしまう。
もちろん、パソコンだけでなく身の回りの防衛も考えておこう。
じゃあまた後で。
追記:中国の願望を語るパンダ・ハガー
覇権願望を持つ中国がどんなことを考えているか?
また、米国は中国にどんな幻想を持っていたか?
西欧諸国は米国含めて日本に厳しく、中国や韓国にものすごく甘い印象を持つ。
中国には米国としての「夢」を押し付けようとしている。
しかし「夢」の通りに中国がなかなか動いてくれない(そりゃそうだ)
また、米国は中国に精神まで傾倒している人たちが多いそうで、
日本は同盟を結んでも「怖い敵国」として考えているそうだ。
(国務省に多く、パンダ・ハガーと呼ばれている)
好意を持つのは結構なことだけどさ、つい気持ちが緩むんだよね。
そこに隙ができてしまい、気づけば自国に不利な政策をとってしまう。
夢から覚めた米国人がどんな分析を行っているか。ぜひ読んでみてほしい。