
アイドルアニメを見ていると、恋愛要素をほとんど見かけません。
彼氏(彼女)がいても別に構わないんだけど、
いないほうがアイドルだけに焦点を絞れるぶん、いろんな想像が働きます。
それに……アイドルが異性と恋愛交流を図っていたら、
事務所からアイドルと異性に対し、損害賠償が発生します。
アイドルアニメに彼氏や彼女がいない(恋愛禁止)理由は、
実在するアイドルに対し、警告をしているのではないか?
私は思ったのです。
アイドルに違約金発生

「とあるアイドルが一般男性との恋愛していたことが、
事務所側にばれて、即解雇かつ損害賠償請求を受けた。
支払われた衣装代やレッスンの一部として65万円」
記事元:17歳アイドルに65万賠償命令
事務所側がやりすぎる狙い
※ デレマス。卯月よりリーダーの顔が一番面白い
ただ、必ずしも悪い事ではない。
「アイドルとしての仕事と責任を自覚しろ」
アイドルと付き合って××しようと考える人たちに対し、
警告をしているのだと考えています。
私はプロとして責任と役割を自覚させるなら、
65万円(まだ東京地裁だからひっくり返る可能性あり)
で済んでよかったねと思っています。
ほら、18歳未満向けの小説だと、
意地汚い欲望だらけのおっさんどもに奉仕していますよね。
アイドルアニメに恋愛がない理由って?
※ ラブライブは男性によるガヤがない新鮮なアニメ。
私の場合、実際のアイドルよりも二次元アイドルを見る機会が多い。
2015年だとデレマス、プリパラ、アイカツ……
アイドルアニメを見ている(実況を中心に)時に気づくこと。
「彼氏・彼女の関係になっているアイドルがいない」
アニメの展開を考えるスタッフが視聴者に配慮し、
異性による恋愛を入れていないのですね。
何しろ入れて良好な関係になった途端、
「裏切られた」「なんで男なんか入れるんだよ」
騒ぐ声がでかいから。
特に女性がアイドルのアニメだと、
男の声が入っただけで「汚さ」を感じてしまう人もいます。
(かといって汚さを入れておかないと違和感を覚えます。
ラブライブでガヤが女性しかいないとき思うのです。
それに比べてプリティーリズム・レインボーライブというアニメのガヤ。
これは男性より女性ガヤが面白く、
「アイドルなんてみんなそんなもんだよ」は名言)
追記:キンプリは面白いぞ
【ニュース】劇場アニメ『キンプリ』シン&ルヰの誕生日、2月29日(うるう年)に隠された意味とは https://t.co/oRhrXjG2TY pic.twitter.com/YCSmIXZLd5
— アニメイトTV公式 (@animate_tv) 2016年2月29日
女性によるアイドルアニメなら「女同士の友情・百合」を、
男性によるアイドルなら「BL」を妄想しやすい。
下手に男あるいは女がいると目障りでたまらん。
別にアイドルと恋愛しているわけではないんだけど、
「赤の他人にお気に入りの子がとられた」
気分になると考えています。
彼氏ができることに意味がある
※ きらりんレボリーションというアニメ。
最終的に彼氏と彼女の関係になったんだっけ?
一方で作者としてアイドルアニメや小説、漫画を作るとき、
交際は意味を持たせないといけません。
アイドルが異性と付き合うことで発覚したとき、様々なドラマが生まれます。
現実に起きた事件、17歳アイドルについては「65万円支払え」
というドラマが生まれました。
物語にはテーマがあります。テーマに沿わないものは省いても構わない。
「アイドルとして頑張る」姿を映すなら、彼氏はいなくてもよいでしょう。
「アイドルとしての心理を見せる」「アイドルも普通の人間」を見せるなら、
彼氏がいると盛り上がると思います。
テーマを通してどこを楽しんでもらうか?
「禁断の恋愛」を楽しむなら彼氏彼女の関係は必須。
「アイドルとしての仕事」を描くなら、別にいなくてもよい。
「二次元アイドルと声優」両方を売り込むなら、
彼氏はなるべくいないほうが良い。
どんなテーマを設けるか?
どんな人に作品を味わってもらいたいか?
ここらを決めると、アイドルに彼氏・彼女は必要か?
答えが出てくると考えています。
