
虎ノ門ニュース8時入りを見ていました。
すると、武田教授が恐ろしいことを述べていたのです。
#虎8 武田氏「マスコミがダイオキシン」というと、ダイオキシンに関する患者が出てくる。 「ダイオキシン」を報じなくなると、患者もゼロへ。 病気も病院や薬関係で働く人に「需要」を与えているのか。 そういえば私の師匠に当たる方が述べていた。 「アトピーなんてものは存在しない」と。
— 千賢光太郎 (@megabi0) 2015, 9月 14
ダイオキシンはマスコミと利権がくっついて、
「創られた」病気だと述べたのです。
マスコミがダイオキシンを報じなくなると、
症状に悩む患者も一気にいなくなったとのこと。
私はマスコミに関心してしまいました。
テレビやラジオ、インターネットを通して、人は何かしらの情報に当たります。
情報はただ読むだけじゃ面白くありません。
一つのポイントを考えることで、面白さが増すのです。
ダイオキシンは極悪物?
※ ダイオキシンの構造式、画像元はこちら
武田氏の話を簡単にまとめます。
1997年に大阪府豊能地域で高濃度の汚染物質が検出されました。
このときダイオキシンをマスコミが報じたら、
ダイオキシンにかかわる病気が一気に出回った。
しかし、マスコミが報じなくなったら、
ダイオキシンに苦しむ患者がゼロになったとのことです。
当時は政府側がダイオキシン対策を行ったためだと思いました。
しかし、真相は違っていた。
ダイオキシンは毒物じゃなかったけれど、
マスコミの誤った報道によってダイオキシンは劇薬物となった。
そこに薬や研究といった利権も絡んでしまい、
ダイオキシンは毒がない成分だとは言えない雰囲気になった。
すなわち、情報によって無害が有害な生き物となってしまうのです。
2015年なら様々な切り口によって、ダイオキシンの見方が変わったでしょう。
しかし、1997年はインターネットも一部の人しか触れていない時代です。
メディアから出される情報がすべて事実と認識していたのですね。
マスコミは私たちに変わって情報を調べてくれます。
だから「嘘」を混ぜても一部の人以外は気づかないのです。
彼らはあくまでも調べたうえで正しい情報を載せている。
と、私たちが思っているから。
ダイオキシンを化学式で見ると、
塩素(Cl)とベンゼン(C6H6)となっており、
人間にはあまり毒がないとのこと。
一部の生物は毒になってしまうのです
「思い込みと誤解」が利権を創る

この仕掛けを見ていきますと、
初めに供給側が存在し、情報を流してくれる人(メディア)を利用し、
第三者に「知識」を植え付ける。
植え付けられた知識を基に、
ごく一部の人が初めに行動することで需要が生まれる。
一部の人が口コミやブログなど媒体メディアを使うことで拡散。
結果、多くの人の潜在意識に「言葉」が刻み込まれます。
そこから商品の売買や何かしらの権利を得て利益を獲得する行動、
利権が発生するのですね。
しかも恐怖が住み着くと、なかなか人の心から出ていきません。
この場合だと、「ダイオキシンは危険、毒物」
ダイオキシンは人間にとって無毒だとわかっても、
言葉の奥底に「ダイオキシンは毒物」と認識されているため、
自分を否定された気分になり、反抗してしまう。
武田氏がある学会でダイオキシンについて述べたところ、
「何を言っている? ダイオキシンが問題ないだと」
袋叩きに合ってしまい、
武田氏は2年ほど家族と別離した状態で暮らしたそうです。
メディアによる「定義」が通用した時代、
メディアが解説する言葉こそ絶対神の存在だった。
今はネットの発達によってメディアの情報にも嘘がある。
何でもかんでも疑う時代になっていくからこそ、
正しい情報を自分なりにつかんでいく時代になりました。
無理に物事をつなげる脳みそ
※ 脳みそにも見えるおはぎ
なぜ私たちはマスコミの仕掛けが仮にわかっていても、
のっかってしまうのか? 私たちの脳に理由があります。
脳は非論理的なことを結びつける機能があります。
例えば「安保(安全保障)」⇒「日本は戦争できる国になる」
矢印の間を本来は埋めないと、
「何を言っているんだ?」
理解不能となってしまうのですが、脳はそういかない。
安保法案⇒戦争法案⇒国会議事堂による乱闘⇒日本が戦争を起こす
マスコミや野党が作り上げた言葉によって、
勝手に書き換えられてしまい、「危険」となってしまいます。
脳は論理よりも感情が優先されます。
だから「危険だぞ」マスコミが報じると、
いったん考えることもなく、すぐさま「危険」と認識するのです。
事実の裏には利得アリ
※ 中国は利権がわかりやすいようで実はわかりにくい
新聞含め、情報伝達は全て裏に「利得」があります。
私のブログですらそう。
なぜ私はこの記事を通して「情報に接する際は気を付けろ」
と述べているのか? 私に何かしらの利得があるからです。
利得はきちんと考えて発信するとよい。
きちんと考えないと、何が利得なのかわからなくなるからです。
新聞に出る情報は「速報」と「特集」があります。
「速報」は文字通り、多くの人に今すぐ関心を持ってほしいことで、
「特集」は読者に自分たちの思想を主張するところです。
メディアが主張する場合もあれば、
引用を通して「自分たちもこういう意見ですよ」ほのめかす。
結果として自分の意見に賛同するものを集めて、
自分たちが望む世界へ向かい、そこでビジネスが生まれるのですね。
記事(情報)を流すことで、
・誰が得をするのか?
・読み手はどんな印象を受けるのか?
読み手は自分含めて抑えておく。
すると、「裏で動く」狙いをつかめると確信しています。
もし安保法案が廃案になったら?

もし安保法案が廃案になったとしたら、マスコミは喜ぶでしょう。
他には「日本は戦争しない平和な国だ」と考える人たちも喜ぶ。
でも喜ぶのは日本にいる人たちだけではありません。
一部の国はより日本人の危機意識が下がったことにより、
大喜びで侵入してくるでしょう。
侵入してきた後、マスコミは騒ぎます。
「政府よ、なぜこうなることをわかっていながら放置した?」
そこに危機感が生まれます。
危機感は人を操りやすい情報となっています。
人が右往左往しやすい状況で救世主が現れると、そこに人はなだれ込みやすい。
すると、そこに向かってお金などが動くわけですね。
終わりに
裏がわかると新聞もニュースも面白くなります。
広告は企業だけでなく、世界も含まれる。
世界が行う場合はプロパガンダになります。
色々見えてくると面白いものがありますね。
