
面白かったことや感じたことを140字以内にして流すツイッター。
わからない言葉があったので調べました。
ツイッターでわからなかった単語
赤丸部分を押すと、これらの言葉が出てきます。
・インプレッション
・エンゲージメント
わからない単語はきちんと調べて、意味を理解する。
結果、次に何をしたら良いかがわかります。
なお、意味はこちらを参照します。
・インプレッション:自分のツイートが他人(ユーザー)に見られた回数
・エンゲージメント:自分のツイートに対し、発生したイベントの回数

上記画像におけるインプレッション、
すなわち自分のツイートした文章を見た人が20人。
(当時630人フォロワーのうち、20人なので、見た人は3.1%)
わからないことをきちんと調べることで、はじめて意味がわかります。
すると、何を行えば良いか対策が浮かんでくるのです。
この場合、より共感するツイートを流すか、
もっと多くのフォロワーに対してリツイートするか。
頭に浮かんだことを実験してデータを取るのです。
アナリティクスやアクセス解析を使い、データを得たら検証する。
検証して対策を立てていく。この繰り返しですよね。
定義を知って流れをつかむ

言葉を正しく知り、理解することによって、考え方が生まれます。
でも、「自分は何をしたいのか、なぜしたいのか」
を理解できないと、定義を掴んでも何かしらの戦略に生かせません。
そこで、知ってほしいことが2つ
・捨てたい価値観、考え
・求めている価値観
この2つを導き出すために、自分や世の中などを分析します。
気をつけるべきことは3つ。
1 身の回りで起きた事件を通し「なぜ事件なのか」をつかむ
2 事件に至る流れを知り、そこから見える気持ちを分析
3 分析を通し、捨てる考えと求める価値を知る
順番に説明していきます。

1 なぜそれが事件なの?
はじめになぜそれが「自分に取って重大な事件」か?
きちんと自分の言葉で説明できなければなりません。
でないと、「腹が減ったから飯を食べた」
と同じ程度の事件になります。
2 事件に至る流れは?
続いて、事件に至った流れ。
過去を分析しつつ、その時の気持ちを観察します。
例えば、コップを床に落としてしまった。
落とす前に自分はどんな気持ちでいたのか。
「気持ち、感情」を知ることによって、
次もコップを落とさないように防ぐことが出来ます。
3 求めている価値観は?
事件を通し、気持ちを分析した上で
「果たして自分はこうなりたいの? もっと別な存在になりたいの?
なるとしたら、どんな存在なのか」を知ること。
3つのことを事例を元に説明します。
(全て、私の勝手な判断)
実例1:昔、某ブログを消された私

私があるブログを運営していた時、
規約違反を行ってしまい、見事にブログ強制削除されました。
1年以上やっていたブログだったので、ショックも大きかった。
でも自覚はしていました。強制削除される3ヶ月前から、
「近いうちにこのブログはやめるだろうなあ……」
自覚できた理由は「やりたいことが見つかり、そこに熱中したいから」
削除されるブログをやりながら、やりたいことをやる。
初めは良かったのですが、だんだん熱を入れて追求したくなったのです。
すると、ブログ更新が億劫になっていくのです。
ただ、ブログはきちんと利益を出ていました。
生活の足しになるほどの金額だったので、
なかなか捨てきれなかったのです。
悩みました。で、削除される3日前、
急に自分は関連ファイルを全て消しました。
ブログの規約が変わったことが1つあり、良い機会と捉えたのです。
3日後、急にブログが停止しました。
もちろんショックは受けていますが、再びやろうと思っていません。

気持ちが楽になり、
自分が打ち込むべきものに対して必死になれたからです。
不思議なもので、「収入もなんとかなる」
考えるようになりました。本当にそうなっていくんですよ^^
(アクシデントって突然くるイメージがあるんだけど、
実は前から伏線がはられていて、気づいていないだけかな?
ブログ削除事件を通し、私は考えました)
3つの分析

・「なぜ重大な事件なのか」
ブログを消されたことにより、収入の1つが消えたこと。
・事件の流れや気持ちを分析
ブログに対し、やる気がなくなってきたこと
停止数日前に関連ファイルを削除した
⇒辞めたいという気持ちと、辞めたら生活費などが……
心の葛藤を味わい尽くしたと思っている
・捨てる考えと求める価値を知る
捨 運営停止したブログを行う
求 全身全霊込めるものに打ち込む
分析濃度が深くなれば、より適切な言葉が見つかるでしょう。
たった1度の分析で満足せず、
より深く掘り下げていけば、求める価値観もはっきりします。
求める価値観New:自分の価値を肯定する社会を作ること
価値観は常に変化します。
一度の分析で満足せず、絶えず観察しましょう。
実例2 ギリシャのデフォルト危機
※ ギリシャ暴動時
続いては社会ニュース。
ギリシャがEUなどから借りたお金を返せず、デフォルト寸前です。
・何が重大な事件なのか?
1国のデフォルトにより、世界の動きが把握できること。
「1つの国」が「解体」する様を観察できること
・事件に至る経緯
ギリシャは以前からデフォルト騒ぎがあった
2008年のリーマン・ショック以降、財政赤字が悪化。
しかも国民の大多数が公務員で、年金も日本より数倍高い
(支出多く収入が少ない状態)
ギリシャ国民は勤勉な働き者が多かった。
しかし、EU加盟と社会主義政権の誕生により、堕落していく。
⇒1981年、EU加盟することで金利が低い状態で資金を調達、
社会主義政党の全ギリシャ社会主義運動政権(PASOK)の代表が述べました。
※ チプラス首相
「他国から資金をもらったんだ。一生懸命競争して働かないでさ、
みんなで平等にお金を配り、共に豊かになっていこうよ」
PASOKは自分らの支持者を増やすために公務員の大量採用、
後に政権交代を果たした野党も公務員を大量に採用した。
公務員を大量に採用するということは、国が全て面倒を見ること。
日本は自由主義社会なので、国は最低限の面倒を見るだけで、
後はルールに則って自由奔放にやらせている。
大きく稼ぐ人もいれば、損をこく人もいる。
大きく稼ぐために、絶えずサービスやシステムを考え、
過労死やブラック企業、新しい文化や仕組みが生まれる
ギリシャ社会主義はみんな平等なので、
必死にサービスしなくても、平等にお金が振り込まれる。
褒められることもないため、仕事に熱中しなくなる。
※参照はこちら ギリシャ人はいつから「怠け者」になったのか
・「捨てる、求める」価値観
捨:怠けた気持ち、堕落した生活
求:昔の勤勉さを取り戻すこと
1950年台のギリシャ国民は勤勉だったとのこと。
内戦終了後、復興を遂げて「ギリシャの奇跡」を呼び起こしたのです。
1949年、ギリシャで内戦がおこり、
生活や社会関連資本に打撃を与えたのです。
そこから国民が一致団結し、社会と向きあった結果、経済が回復。
(1974年にギリシャ軍事政権が崩壊して終了)
ギリシャ国民に求められる価値観は、
一致団結して必死に頑張る姿でしょう。
反対に「なんで俺らを助けてくれない」といった、
他力本願だけな状態だと、まだまだ危機は続いていくでしょう。
事例3 鬼龍院翔さんの「賭け」

ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが、
「エアーバンドでもいける」と確信を持った出来事について、
お話をしました。
参照はこちら
鬼龍院翔、エアーバンドの成功を確信した日
2004年に結成。ギターを弾く人がいたのですが、下手くそだった。
でも彼はギタリストを解雇せず、むしろ利用。
また、複数のバンドが出演するライブで、
「普通にやっていても印象に残らない」と考えていた彼。
さらにライブを終えた後のお客様が発した言葉、
「○○さんと目が合った! 本当にライブ最高だった!」
音楽以外の話題しか書かれていなかったのです。
彼は考えたのです。
「意外とみんな音楽聴いてない。
絶対にエアーバンドでもなんとかなる。
面白いことをやるバンドは少ない」
結果、大成功に結びついたわけです。
ここで価値観の分析をしていきましょう。
・何が事件なのか?
バンド=音楽を聞いてもらうという価値観が崩れたこと
・事件に至る経緯
バンドを組んだものの、ギタリストは下手くそ。
あるバンド演奏会で音楽を聞いた女の子たちが
音楽以外の話題を中心に書いていたこと
・「捨てる、求める」価値観
捨:バンドは演奏してなんぼ
求:音楽よりパフォーマンスに力を入れる
鬼龍院さんはお客様の反応に対し、
他とは違う視点に気がついたのです。
なぜ気づくことが出来たのか?
彼が「新しい価値観」を求めていたからですね。
伏線の一つとして、ギタリストが下手くそだったこと。
「曲でなく別のもので勝負しなければ、有名になれない」
彼がそう判断した結果(気持ちは不安だったに違いない)、
判断材料に確信をもたらしてくれる情報を手に入れたのです。
今ある良い所や悪い部分は、
視点1つで「ピンチからチャンス」に化けます。
すなわち、自分の境遇がピンチで使い物にならない状態は
世間の価値観や常識をひっくり返す、良い機会に恵まれているのです。
だから悲観することはないのです。
むしろ現状の不満や「ないもの」を認識しつつ、
「こんな未来があっても良いよね」と、考えるが大切です。
それを裏付ける証言やデータが見つかれば、
確信持って突っ込んでいくと良いでしょう。
終わりに
言葉ので意義をしつつ、
1 身の回りで起きた事件を通し「なぜ事件なのか」をつかむ
2 事件に至る流れを知り、そこから見える気持ちを分析
3 分析を通し、捨てる考えと求める価値を知る
目の前にあるものを1つずつ抑えて、
自分の目指すものに向かっていってくださいね。

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