地元でバトントワリングとHIPHOPによるダンスセッションが、
本日開催されていました。
両者を見ると、大きな違いがあります。
バトントワリング

バトンを持ってくるくる回しながら踊るパフォーマンス。
これをバトントワリングといいます。
バトンを持って踊る女の子たちを見て、
バトンを上空に投げることで、くるくるバトンが回転します。
空高く飛んだバトンはやがて地面に落下し、キャッチ。
キャッチする間が緊張します。
成功したら拍手、失敗しても「あー」という声。
その後拍手(でも音が小さい)。
バトントワリングは「間」を楽しむ競技だ。
私は感じました。
HIPHOP

こっちはバトントワリングのような緊張はありません。
ただ、踊っている時に曲が大きく変わったり、
だんだんじらす方向に向かったり、
曲調がバトントワリングと違って変化します。
また、踊りも「生きている」状態と「死んでいるような」状態に分かれます。
ゾンビが人になるのか、人がゾンビになるのか。
この違いを表現しているのがHIPHOPと感じました。
両者を見比べて

ダンス自体はもちろん、違いがあります。
表現から見ると、バトントワリングは緊張を楽しむダンスで、
HIPHOPは生と死を楽しむダンスだなあと私は思いました。
ダンサーが踊っている間、
私は頭でリズムを取りながら、
私が書いている記事のリズムを意識しました。
文章リズム
(師匠のシネマハスラーが面白い)
HIPHOPの特徴として、
曲を聴いていると、少しずつ工夫をしています。
YOUTUBEで音楽を流すのもいいかなと思ったのですが、
文章で書いたほうが簡単だと思いました。
たん たん たん たん
たたん たん たたん たん
たん どん たん どん
たたん どん たたたん どどどん
このように、すべてが「たん」で出来ているわけではありません。
「たんたん」と続いた後は「たんたん」でなく、
「たんたたん」と、「た」を一つ余計にいれています。
これが入ることによって、曲が早いと感じるようになるのです。
すなわち、文章に使う時は文末を工夫します。
今日はあるお店でダンスを見ました。
色々なダンサーが踊って感動しました。
「来てよかったなあ」と思いました。
私もいつか踊りたいなあと思いました。
文末をすべて「ました」でつけました。
さて、HIPHOPの曲を通してリズムをつけていくと
今日はあるお店でダンスを見ました。
色々なダンサーが踊って感動し、
「来てよかったな」と思ったんですよ。
私もいつか踊ろうっと。
「ました」「ですよ」「と」で変えています。
読む側もリズムを取りながら音読できるのではないか。
そう思っています。
終わりに
踊りの話から文章の話に入りました。
いつ、どんな時もこういう思考をつけるといいでしょう。
「これが自分の仕事に役立つとしたら、
どこで役に立たせるだろう」
ポイントは「強引に役に立てないか」を前提に、
自問自答することです。
すると、文体リズムのような、
あなたにとって必要なことが気づくでしょう。

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