おはよう。
東京五輪もうあと少しで終わる。
今回五輪の中継を見て、
金メダルと銀メダルを分けるものがわかった気がする。
まだ「気がする」レベルではっきりと言語へ落とせない状態だが、
記事を書いているうちに言語化できるのではないか?
分けるものがわかれば、私たちの生活に応用できるのではないか?
少なくとも私の仕事ほかに応用が利かないか?
以下、述べる内容は頑張ってる選手に対して失礼な発言をする。
金メダルをとる人は大胆+挑戦
【#東京オリンピック】速報#空手 男子形 決勝#金メダル #喜友名諒
堂々たる演武を披露し悲願の金メダルを獲得した喜友名諒選手が、武道館のマットで感動的な礼。真の王者たる振る舞いを見せました。#Tokyo2020 #gorinjphttps://t.co/oOdJnrK5cR pic.twitter.com/gHnoPc8104— gorin.jp (@gorinjp) August 6, 2021
まずメダルを獲る人の大まかな特徴として、とても大胆で美しく、
かつ新しい技に挑み、失敗もほとんどない。
例えば体操で金メダルを取った米国人女子はすごく背が高く、
回転も垂直で美しいうえによく跳ねていた。
また水泳飛び込みでチャイナの選手は何から何まできれいで、
着水時の水はねも少なく、本当に驚いた。
最初、あまりにも精巧につくられた機械、
一つの仕事をこなすヒットマンとすら思ったよ。
金メダル選手は素人が見てもわかる美しさを持っている。
金メダル以降の女子は日本人選手だろうと、
金メダル選手に比べたら、美しさが今ひとつ足りなかった。
美しいには美しいんだけど、金メダル選手に比べると、
「余計な展開」を若干入れていたというべきか。
余計な展開というのは、例えば体操なら3開店した後の着地にて、
若干バランスを崩して倒れそうになったとかだ。
美しさというよりは大胆さというべきか。
少し別の観方をしてみよう。
リミッターをかける
【#東京オリンピック】ハイライト#スポーツクライミング 女子複合決勝#銀メダル #野中生萌
得意のスピードで3位に入った野中生萌選手は、ボルダリングも3位とすると故障の影響が懸念されたリードも最低限の結果を残し、見事銀メダルを獲得しました。#Tokyo2020 #gorinjphttps://t.co/oOdJnrK5cR pic.twitter.com/QrWB10mDiN— gorin.jp (@gorinjp) August 6, 2021
金メダルを取る選手は基本、リミッターを全くかけていない。
リミッターをかけるとは安全装置であり、
失敗すれば大怪我はもちろん、下手したら死に至る状態だ。
金メダルをとる人は本当にリミッターを感じさせない一方、
銀メダル以降はどことなくリミッターを自分にかけている気がする。
「これ以上やったら、自分がけがをするかもしれない」
リミッターは「無意識」にかけてしまう状態だ。
自分で意識してリミッターをかけるのではない。
むしろ意識の上ではリミッターなど外している。
無意識状態で体はびくびくしている部分があり、
自分でも気づかない間にリミッターをかけてしまっている。
リミッターを少しでも自分にかけたところを、
金メダル選手に追い抜かれてしまう。
練習を通していかに潜在意識内の安全装置を外すか。
すると予想以上の成果が出るんじゃないかと、中継を見て思ったよ。
新しい技に挑むプレゼンテーション
【#東京オリンピック】ハイライト#レスリング 女子53㎏級決勝
第1ピリオド、相手に4点のリードを許した #向田真優 選手でしたが、第2ピリオドで逆転。
見事、金メダルを獲得しました。#Tokyo2020 #gorinjphttps://t.co/bAXQIwbQdD pic.twitter.com/g3hglIc0K1— gorin.jp (@gorinjp) August 6, 2021
オリンピックは夏だろうが冬だろうが、
新しい技を見せるプレゼンテーションの場だとわかった。
新しい技を見せると、第三者はもちろん評価者にとって、
「おお、ついにこの技をやるようになったか!」
びっくりし、さらにその分野に磨きをかけていく。
世界新記録もプレゼンテーションの場だね。
ただ早ければ、ただ勝てばいいのでなく、
新しい技や既存の技をより磨いて独自の技を創り上げる。
既存の技ほど、少し条件を変えただけで、新しい技が出てくる。
もちろん新しい技が出たからといって勝てるわけではない。
ある程度新しい技を見せられると、対策もできてしまうからだ。
疲れた顔や行動をしたほうが負け
#フェンシング 日本代表、初のオリンピック金メダル獲得の瞬間🤩#Tokyo2020 #オリンピック pic.twitter.com/verFND29DH
— オリンピック (@gorin) July 30, 2021
柔道やレスリングなど見ていた時、勝負の境界線がわかった。
勝つ方はイケイケ・攻め攻めな雰囲気を出しているのに対し、
負けるほうは顔や体に疲れが生じ、逃げの姿勢をとっている。
戦略上の逃げというより、早く終わってほしいという逃げの状態だ。
疲れは顔、体、動きに現れる。
かつて斎藤一人さんの本を読んでいた時
勝敗の差について述べていたのを思い出した。
負けるほうはだんだん悲しい、辛い顔になっていくと。
だから顔を見れば、どっちが負けそうかわかると。
勝つ側は逃げの姿勢を逃さず、ぐいぐい攻めていく。
逃げの姿勢も潜在意識の「逃げ」が形となって表れたと考えている。
……そうとらえると、勝敗は相手と戦う前からすでに決まっているのでは?
ふっと思ってしまった。
日常への応用
日本卓球史上初の #オリンピック 金メダル獲得の瞬間😆#Tokyo2020 pic.twitter.com/mEzgEccb3o
— オリンピック (@gorin) July 26, 2021
潜在意識が少しでも「逃げ」の姿勢を作る、
あるいは「安全装置=リミッター」を働かせてしまう。
裏を返せば潜在意識のリミッターを外す訓練をしていけば、
暴走という意味では危険でも、イケイケオーラを出して勝てるのでは?
今回の五輪中継を見ていて、二つを感じたよ。
早速一つやった実験がある。
ビックマウス大作戦だ。
例えば「俺の作品はすごい人気がある」
実際は人気があるかどうかはわからない。人気がないかもしれない。
そんな「現実」なんぞ、どーでもいい。
とにかく口で言う。
「自分の作品は今、めちゃくちゃ人気で多くの人が得している」
言葉だけでなくイメージも浮かべる。
現実がどうだろうと、言葉とイメージを「現実」と見たうえでいう。
すると心がいい気分になった。
自分の心も「そのビックマウスをもっと言ってくれ」と、
叫んでいるかのような感覚だったよ。
ビッグマウスにおいて重要な気持ちは現実だ。
現実がどうだろうと、正反対だろうと無視をする。
周りから批判やツッコミが来ようと無視する。
実績なんて後からついてくる、というより後回しでいい。
イケイケオーラで仕事に取り組むためだ。
また戦う前から逃げの姿勢を少しでも作らせないためだ。
イケイケオーラでとことん取り組む。
何かいいことが起きる前提で見ているよ。