ども、しゃしゃ。
現在簿記を学んでいる。
簿記をやっていると最初は簡単だなあと思ったら、
途中からどんどん難しくなり、投げ出したくなってきた。
3級だろうが2級だろうが変わらぬ。
余りにも難しくて投げ出したくなる場合、
どうすれば「難しい」と感じなくなるのだろう。
はじめは難しくて投げ出したくて当たり前
私が難しいと感じるところは手形だと思う。
会社にいれば手形に触れ合う機会は多くなる。
昔読んでいた漫画、ナニワ金融道でも手形一つで様々な人生を描いていた。
受取手形と支払手形、そして預金……
私は自分の会社で手形を扱っていないからこそ
「大変難しい」と感じて、一度投げ出してしまった。
手形以外でも人によって「難しい」あまり、
勉強をしなくなってしまうときがある。
勉強において投げ出す行為は間違っているのだけど、
「やりたくねえ!」と心が叫ぶとやらなくなる。
知っておいてほしい。
投げ出す行為は誰にでもあると。
どの分野であれ初心者なら必ず躓くと。
そして得意分野ですら勉強をし直すと
「こんなに難しい内容だったのか!!」絶望し、
得意かつ既知分野でも投げ出したくなると!
難しさのあまり投げ出す行為は不自然でも堕落でも、
頭が悪いからでもない。本能の一つだ。
どうすれば簿記の勉強を投げ出さなくなるのか?
私が投げ出さなくなった対策は二つある
- その分野を後回しにする
- 後で1か月以上かけて同じ分野をやる
どの分野にも言えるが、初めから丁寧にやらなくていい。
はじめは大雑把に言葉を覚えて簡単な練習問題をこなせばいい。
ただし素早く全体像を知らねばならぬ。
私は頑固な人間なので、どうしても初めから全部覚えねばならぬ!
間違った固定観念(勉強法)をもっていた。
だから苦手な分野があるとすぐ投げ出した。
社会に出て簿記など色々必要性を感じ学びなおした際、
やっぱり同じ個所で躓いたのだが、今度はやり通せた。
簿記の必要性を実感しているからでもあるのだけど、
「最初から細かく丁寧にやらなくていいよ」と、
ずぼらで不真面目な勉強法を受け入れたからだ。
ノウハウでなく心の問題でしかない。
初心者として簿記はもちろんほかの勉強でも、
投げ出したくなったら、難しい分野は後回しにする。
大雑把でいいから全体像を学び、どんどん繰り返していけばいいだけだ。
言葉の意味を知っていないと話にならない
簿記はもちろんほかの勉強にも言えるが、簿記の基本は数字の計算ではない。
現金、売掛金、買掛金、手形、有価証券、貸借対照表と損益計算表など、
簿記用語では「当たり前の基本語句」が何を示しているか。
例:「租税公課」とは何?
問われたらすぐ答えられるだろうか。
昔簿記三級の試験を受けたとき、私はわからなかった。
(結果不合格となってしまった……)
租税という単語から税金はわかっている。
公課という漢字から「公に課すもの」と分かるけれど、
「公」って国を示すの、何?
答えは国や地方税となる「税金」と、
国や地方公共団体の会費といった公的な課金だ。参照:租税公課とは何か?
簿記の勘定科目をろくに理解しないまま、
「数字いじりがメインだ」思っても合格に結びつかない。
仮に合格しても「あれ、租税公課って何だっけ?」
現場であたふたし、周りと自分の足を引っ張ってしまう。
だからこそまずは基本用語をきっちり抑えた後に、
数字をいじっていけばいいと私は考えている。
もちろん同じ問題を繰り返しとく必要はあるのだけど、
何度も解くうち「先生」になったつもりで解説するとよい。
現金を払って商品を仕入れた場合、現金という資産が減って、仕入れという費用が増えた。
現金を相手に渡して、仕入れコト商品を手に入れた。よって現金を貸に、仕入れを借に仕分けする
先生になったつもりで問題を解説していけば、合格できる確率がぐんと上がるよ。
前回の簿記に関する記事はこちら。
簿記は辛いところもあるけれど会社の財務諸表を見た際、
「ああ、これは面白いなあ」思うわけ。
まずは面白さを見ていってほしい。