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カズオ・イシグロ氏に日本批判を誘導する毎日新聞の記事より

モンスト

モンストアーサーより

 

おはよう、しゃしゃ。
ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏が受賞したよ。
おめでとうございます。

NHKニュースによると、世界的ベストセラーらしいが、
日本ではテレビが取り上げるほど流行った印象がほとんどないよ。

本当に世界的ベストセラー作家だろうか?
それとも、大手出版社・メディアも彼の存在を見抜けなかったのか。

それは置いとき、毎日新聞、鶴谷真記者の記事によれば、
2015年10月に来日した際、インタビューをしたよ。

その際「今の日本(毎日新聞から見る)」について語った内容が、
一部で騒ぎとなっているよ。

 

日本でも記憶を奪おうとする動き

毎日新聞が載せた記事でいくつか違和感を抱いた。

「日本では東日本大震災後、負の歴史をなかったことにし、例えばヘイトスピーチを容認するかのような排外的空気が強まっている。どう思うか」

負の歴史がなかったことになっているなら、
今頃政権は安倍政権でなく、民主党など「どこでもいい」状態になっているよ。

その上、加計学園騒動では加戸前知事の発言を載せないなど、
複数の発言を「なかった扱い」にしているのは誰なんだと。

後、ヘイトスピーチは許されない部分もあるが、
「ヘイトスピーチ反対」大声で騒ぐ人ほど、
別な人に対しては平気で侮蔑言葉を発している
よ。

ヘイトスピーチも人や団体によって定義があいまいだ。
間違いを指摘しただけで「お前はヘイトスピーチを述べた」言う人もいる。

その上、他人への侮蔑を込めた罵倒は「ヘイトスピーチじゃない」
勝手に決めているんだよね。

日本では近年、第二次世界大戦で犯した加害の歴史を封印したがる勢力が伸長し、内心の自由を抑圧したり集団的自衛権を一部容認したりする動きが続いている。

加害の歴史を封印したがる勢力とは、どんな団体だろう?
毎日新聞の論調から見るに、私のような歴史を見直す人だろうね。

ただ見直すだけじゃない。

「あの時の日本をいろんな側面から見ようよ。
加害ばかりでなく被害の側面、地政学に沿った側面などからさ」

今の時代は昔に比べて「ただ一つの視点」でなく、
もっと別な立場、状況から見る動きがあるよ。

第二次大戦は加害ばかりではない、双方に被害や影響などを及ぼしたよ。
影響や他国の戦略などをきちんと見て、これからの時代へ生かす。
集団的自衛権も歴史と現状を踏まえた反省だと、私は思っている。

集団的自衛権がなければ、私たちは今頃徴兵され、
スイスみたいに必ず自衛隊へ入らねばならぬ状況
なんだけどね。

加害の歴史を封印する→日本は加害しかやっていない。
それ以外の視点を許さないとでも言いたいのかね。

(カズオ氏)「確かに大津波と原発事故の後の日本には、強いリーダーシップは必要でしょうね。ただ、その成否は運に左右されます。南アフリカのマンデラ氏は成功しましたが、9・11後の米国は憎悪を多く生む結果になりました。日本の現状については知識がないからコメントできません」と残念そうだった。

成否は運に左右される。
今から過去を振り返ると、運だけではないのかもしれぬ。
事前に幸運が来るよう、色々とした準備を行ったから、
来るべき運が来たと思っているよ。

「残念そうだった」とはどちらが何に対して残念と感じたのか。
書き手のニュアンスと私自身の解釈から見ると、

カズオさんが今の日本に対する知識がないから答えられないところより、
鶴谷真記者が「欲する言質をとれなかった」ところに残念を感じるよ。

「でも、英国でも米国でも、この小説を自分たちに今起こっていることとして読んでくれる人は多いですよ」と語った。その語り口からは日本でも記憶を奪おうとする動きがあるのでは、という懸念がうかがえた。

読んでいて最も意味が分からなかったのがここ。
「英国でも米国でも、自分の書いた小説を当事者意識で読む人が多い」
語り口から、なんで「日本でも記憶を奪おうとする動きがある」考えたのか。

しゃしゃはわかる?

記者は書いていておかしいと思っても、自分じゃ気づかない。
編集委員こと第三者だよ、おかしいのは。

第三者は彼が書いた記事を読んで、
「ちょっとここの意味が分からないんだけど」思わなかったのか
私は読んでいてさっぱりわからない。

それとも毎日新聞の読者はカズオさんの本を、
みんな読んでいる前提で許可したのか。

人々の記憶を奪っている存在が浮かび上がってくる。イシグロさんは「1990年代のユーゴやルワンダでの内戦と大虐殺のショックが執筆のきっかけ」と説明した。過ちを繰り返さないために、記憶をどう扱えばいいのか。記憶は、この作家のデビュー以来の一貫したテーマだ。

記憶に関してヘ作家のテーマであり、補足がついている。
読んでいても因果関係をつかめないのよ。

インタビューの中に記者の「陰謀論」を交えている。
疑問を挟めながら読むと「どういうこと? 意味が分からない」
突っ込んでしまうよ。

引用:日本はもう一つの古里」イシグロさん

 

補足:忘れられた巨人

鶴谷記者が「日本でも記憶を奪おうとする動きがある
背後関係を理解していないから、意味不明だと思った。

そこで「忘れられた巨人」を調べてみよう。
中身は飛行機や車といった交通手段がない昔。
6世紀ごろ、アーサー王伝説の後が舞台らしい。

老夫婦が遠い地にいる息子へ会う。
途中、様々な「問題」を抱えた人々と会いながら、
「記憶」や「家族」の在り方、人としての生き方を問いかける。

旅の途中に出会う人たちは「そこらにいる人間」でなく、
世界で起きている「事件」を象徴した人物だ。

例えばテロの原因となる「考え・背景」思想を人間として表す。

記憶に関してい調べると、
雌竜が吐く息から霧が現れ、記憶が留められない場所があるんだと。

竜を倒した後、記憶を取り戻すのだけど……
竜は現代でいうと何を象徴した存在か。
そこに記者が「日本でも記憶を奪う何かが起きている」思ったのだろうか。

参照:忘れられた巨人レビュー

参照:忘れられた巨人-アマゾン

 

作家の神回避と権威(引用)責任

カズオさんは本当に日本の現状を知らないのか。
知っていても、毎日新聞のインタビューから何かを感じたのか。

「よくわからないから答えようがない」

大きな批判を呼ばぬための良い回答だと思う。
毎日記者は強引に捻じ曲げて「残念そうだった」書いている。

書き手の感想が強く表れているね。

反対に毎日新聞記者の行為は権威の利用だ。
「カズオさんもこういっている、だから日本はだめだ」

読者で「はあ、ふざけんな」思った際、
批判の矛先は毎日新聞記者よりもカズオさんだ

毎日新聞はほとんど被害を受けない。
「いや、私は彼の発言を載せただけです」
→文句は彼につぶやいてください。

責任逃れとして有効な文章テクニックだ。
カズオさんが「今の日本はよく知らない(から批判しようもない)」
答えて、権威の利用ができなかったわけだ。

インタビュー一つにも「見えない戦い」があるね。
しゃしゃが将来、新聞社から取材を受けたら気を付けよう。

取材の時点で「世論・思想に対する戦い」は起きているのだと。

 

文章の最終目的

毎日新聞、鶴谷記者が書いて編集者が確認した文章は勉強になる。
読んでいて「違和感のある」文章として、
筆者のはっきりしない主張+陰謀論をほのめかし、
読み手に何かしらの危機感を抱かせる演出として。

学校だと国語の授業で文章の書き方を大まかに習う。
社会に出ると、多くの人は文章の書き方をもう一度習うだろう。

誰に何を伝え、どう動いてもらうのか。
学生時代は誰にどう読んでもらうかだけで十分だった。

社会人になると、読んでもらった後、どう動いてほしいのか。
動いてもらうという部分が大きなポイントで、
新聞記事に「読み手の感情を動かす」役目を持っているのではないか。

はっきりと断定せず「疑念を、懸念を抱いた」書くと、
読み手の何割かは「そうだ、そうに違いない」疑わずに解釈してくれる。

記者にとって「理想の読者」だ。

今の時代、ネットで意見を共有できる。
くわえて私のように「疑って読む」人もいるから、
記者にとってどちらかといえば好ましくない読者が増えている。

 

相手に動いてもらう文章を書きたいなら

自分の文章を書き直し、わかりやすいうえ、動いてもらいたい。
でもどうしたらいいのだろう……わからないや。

相手にきちんと情報を伝え、
感情でもなんでも動いてもらいたいなあ~

想っているならセールス文章を学ぶのが一番だ。
セールスの最終目的は購入=動いてもらう

ただ、セールスは疲れるんだよね。
無理やり相手の心をこじ開ける印象が強いから。

営業も「相手の心を無理やりこじ開ける行為」思ったら、
本当に気持ちが辛くなっていくのよ。

だから反対に考える。こじ開ける必要なんてない。
むしろ相手は何か一歩を出したいのだけど、
自分の心に引っかかり、怯えがあって出せないのよ。

引っ掛かりや怯えを言葉を通して取り除いてあげられたら、
相手の心が揺れるよ。

本:書くスキルUP すぐできる! 伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく! 7つのステップ

本:禁断のセールスコピーライティング

相手を助けるために、相手に動いてもらうなら、
きちんとした順序を通し、本を通して伝えるといいよ。

 

恥をかかない文章を書くコツ

文章で恥をかかない……難しい注文だ。
時折、家内に文章を添削してもらっているが、
いまでもぼろくそに言われて直されるよ。

ある日、うまい文章を書くのはやめようとあきらめたw
ところで「なるべく恥をかきたくないなあ」思ったら、
どんな文章を書くと恥をかくか、知らねばならぬ。

本:悪文 伝わる文章の作法 (角川ソフィア文庫)

1970年代の本なので、今の時代に合わぬところもある。
悪文のいくつかは今でも通じるよ。

平安時代以降も「文章の本質」は変わらないからね。
(平安や江戸など、古文はその当時の実用文。
多くの人は感性が鋭かった。読む人も限られていた。
だから主語を省略しても、敬語の関係他で大体わかったと思う)

後は気に入った文章を声に出して読み、リズムを付ける。
古文や漢文を学ぶと、文章をうまく省略するテクニックが付くよ。

セールス文章を音読、写経したら「売るためのポイント」も分かる。
色々な文章を身に着け、少しずつやっていくのがいいと思うよ。

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Writer軽い自己紹介

ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。