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琴奨菊関の優勝から神様の演出(八百長?)を考えてみた

琴奨菊

ども、しゃしゃ。
今年の大相撲は日本人力士、琴奨菊が優勝した。おめでたい。

試合の運びと彼の勝ち方、展開をみると「八百長」疑う人もいる。
八百長ができる背後にギャンブルが一つ。
後は私たちが「感動できる物語」を欲していることだ。

そこで彼の優勝に関し「神様の演出」を抜き出してみたよ。

 

八百長とスポーツ作品

八百長:真剣に勝負を争うように見せかけて、脚本通りに試合運びをするさま

漫画やアニメ原作のスポーツ作品なんて、ある意味八百長だ。
何しろ作者の考えに従って試合が決まるのだから。

漫画やアニメは「エンターテイメント」であり、
相撲やプロ野球、サッカーなども観客に楽しんでもらうこと。
すなわち「エンターテイメント」だね。

エンターテイメントで求めている気持ちは「感動」だ。
どんな試合にもっていけば、観客が最も感動するか?

今回の琴奨菊関による優勝までの道のりは、
日本人視聴者として感動できる要素があった。

 

琴奨菊優勝時の出来事

奄美大島で大雪

彼が優勝した日、鹿児島でも雪が積もる異常事態が発生した。
奄美大島では115年ぶりに雪が積もった。

亜熱帯に近い地域で雪が積もってしまう現象が一つ。
普段、雪なんか降らない場所で積もった。
私たちは気象と未来の出来事をつなげようとする癖がある。

特に小説だと何かを暗示する伏線で用意されるよ。
例:星が落ちる⇒誰かが死ぬ

 

横綱に勝利を収める

琴奨菊の優勝を多くの人が確信に至った背後に、横綱らに勝利したことだ。
私も二人の横綱に勝利を収めた際、
「ああ、こりゃ優勝琴奨菊できまりだなあ」思ったよ。

相撲の中で最も強いとされる「横綱」に勝利すること。
優勝できる確率は高いよね。

 

大親友+ライバル豊ノ島

初め、琴奨菊は全勝するかと思われた。
しかし、豊ノ島(琴奨菊のライバルであり、大親友)
が彼を破ったところで、すんなり優勝できなくなった。

ここに「ドラマ」としての面白さがある。
すんなり勝つより一敗でもして、千秋楽まで気持ちの乱れを生じたほうが、
千秋楽の勝利を見たとき、大喜びするだろう。

しかもライバルは同期であり、破ったところにドラマもある。
ただ一人、琴奨菊に負けを作らせたのも彼だからね。

 

脇役の大活躍

「琴奨菊及び、彼を優勝してほしいと願う人たち」にとって、
琴奨菊関以外はみんな脇役、ライバル役だ。

脇役の活躍によって、優勝候補を叩き落とす。
白鵬横綱を破る恐怖の関取、稀勢の里はここぞというときに仕事をする。

本当は琴奨菊から見ると稀勢の里はライバルなんだけど、
稀勢の里以上に脅威を振るうライバル、白鵬から勝利を取って、
琴奨菊の優勝を間接的に支えてくれた。

「間接的な支持」も相撲の面白さであり、ドラマでもあるね。

 

誰かがうまく考えた小説?

今回の琴奨菊関の物語、相撲の視点だけで見ると「おめでとう」
でも、別の視点こと作家の目で見ると、「なんてすごいドラマなんだ」
見ているほうもハラハラさせられた。

横綱らに勝利をおさめ、「優勝する確率高くなったなあ」期待し、
ライバルに敗れたとき「ここで他の力士が勝利しちゃうの?」不安になり、
千秋楽は白鵬が逆転優勝をするのかなと思いながら、
きちんと勝利をおさめ、横綱同士の試合がただの消化試合となった。

すんなり全勝して終わるのでなく、
ちょっと予想外の展開を入れて「はらはら」させる物語。

しかも大雪という異常気象もあって、
「相撲の歴史に新しい何かが起きても不思議じゃない」
天気とスポーツの異なる物同士を結びつける特徴。

作品を書く場合、参考になるんじゃないだろうか?

 

結びに:おめでとう

琴奨菊関、おめでとうございます。
優勝インタビューを見ていたとき、私の父が述べていた。

「大きな口を叩かない、こいつはすごい」

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雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。