作品を作るうえで最悪の想定はいくつかあります。
その中で、ついさっき出た最悪の想定が、労力をかけたのに全く反応がない。
誰も見向きもしないというものです。
特に思い入れが多ければ多いほど、実際に出して何も反応がなかった。
その時ほど絶望するものはありません。
あなたならここでどうしたらいいと思うでしょうか?
実際、私の場合はこういった悲観的観測をつけながらやっています。
そういう方向に向かうこともあるだろうと。
ただし、それは確率です。実際に作品を出していないので、
そっちに向かうかもしれないし、向かわないかもしれない。
で、あなた自身がいろいろ考えて産みだした作品。それは絵でも音楽でもなんでもいい。
それに対して、見合う労力、成果が全く得られない場合はどうしたらいいのか。
一番の対策はそれを作品にしてしまうことです。そして作品内で解決してしまうこと。
すなわち、自分の不安な気持ちと真正面から向き合うことです。
作品は人それぞれ事情があります。その中で、信念を持つとしたらやることは一つ。
自分のために作品をだし、自分と同じことで悩んでいる他人のためにも出す。
お互いそれらを解決することにより、そろって得体のしれない道を歩むことができる。
私の場合、労力をたくさんかけたのに見合った成果が出なかった。
という内容で一つ作品を書き上げました。ただいま編集中です。
こうして自分の作品、作品じゃなかったら自分が今、している仕事。
仕事を通して自分の課題と真正面から向き合い、乗り越えていく。
すなわち仕事をする際はただ仕事の内容だけでなく、自分は今どんな問題と対峙しているか。
自分の気持ち、つい最近感じている心理的問題は何か。
そういった方向からも検討していくと、仕事はただ相手の苦労を取り除いてあげる作業だけでなく、
自分自身がトラウマ、問題と感じているものを乗り越える手段でもあります。
ということで、お互い頑張って今ある問題を乗り越えていきましょう。
コメントを残す