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ばびろんまつこ「ハイパーエリートニート」に違和感。無職じゃないのに

ハイパーエリートニート

ニュースで松永かなえ容疑者が偽ブランドを販売していたとして、
警察に逮捕されておりました。
メディアの解説によると、「ばびろんまつこ」として、
年収1500万円ほど、目指す職業はハイパーエリートニートと書いていた。
なんじゃそりゃと思う反面、仕事について改めて考えてしまいました。

 

ばびろんまつこについて

ばびろんまつこ

ハイパーエリートニートを目指しているばびろんまつこさん。
彼女について述べているサイトがいくつかあったので、参照します。

彼女はDMMの広報だったそうで、
ばびろんまつこ逮捕があった後、すぐさまDMMはウェブ経歴を消した。

ツイッターでは彼女がニートでありながら、豪遊生活を述べております。
さらけ出すことで「私もばびろんさんのようになりたいわあ」

彼女に対する興味がわきます。

あるいは「へ、この女何様だよ」嫉妬や劣等感といった情がわきます。
感情がわく時点で、ばびろんまつこが仕掛けたマーケティングにはまります。

参照:ばびろんまつこについて解説

実は無職? ばびろんまつこに対する反応

 

需要なき分野に需要を作る

風が当たる
※ かくいう私はTMRオールナイトにはまっていた

収益が発生する一つの特徴として、
「考えをその人でいっぱいにする」ということがあります。
需要がない部分に対し、強引に作るやり方です。

アニメは良い例です。アニメは基本、暇つぶし感覚で見ます。
キャラクターや演出などにより、いつの間にかはまっていく。
すると「アニメの考察なし」ではいられない状況となる。

結果、アニメにお金を払うようになるのです。
(割合は払わない人が多い)

はまるきっかけの一つに人物の特徴があります。
ばびろんまつこがツイッターなどで行ったイメージ操作。
これらはアニメでストーリーを作るのと変わりありません。
ファンとアンチ両方が増えて、結果としてはまっていきます。

結果、ばびろんさんが自称「ハイパーエリートニート」として、
生計を立てることができるのです。
ただ、彼女は別なやり方で収益を得ていましたが…。

 

ハイパーエリートニートの意味って?

ハイパー(hyper)とは「ものすごい、とてつもない、超越者」
エリートは「選ばれし者、優秀の中の特に優秀な人」

そしてニート。一般的な印象だと「働かない」という意味が強い。
きっちり働いているにもかかわらず、「ニート」と自称する人も多い。
ばびろんまつこさんもブランドをオークションで販売していた。
すなわち「自営業」に当たるわけです。

本来のニートという言葉はnot in education, employment or trainingこと、
家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない若者を意味します。

ニートという言葉は厄介だと考えています。
何しろ「働きたくても働けない」人たちまでニート扱いされるから。
例えば病気が長引いて、働いて社会に貢献したいんだけど、体が動かない。

この人を「ニート」扱いすると、ショックを受けるでしょう。
「私は働きたいのに、ニート扱いして私をさげすむのか」と。

個人だけでなく周りも「外で働かないやつは何をしていようが無職」
という思い込みを持つ限り、いくら言ってもだめなのです。

ハムスターの仕事

私も自営業で日々原稿用紙と向き合っておりますが、
いまだに母親には「働け」と言われますよ。
働いているといっても、私のような働き方を認めていない

そういう人もニート扱いされるわけです。
後、ニートは自分に対する嘲笑を含めております。
一応働いてはいるんだけど、生活を養えるほど給与をもらっていない。

能力はあるのに見合う給与がない。
ここに対し、「俺はきっちり働いていないんだ」思い込みが生まれ、
自分はニートなんだと、本来の言葉を間違って使っている。

ニートにおける問題をまとめると、
・周りや自分が持つ「仕事」への思い込みが強い
・本来の言葉を間違えて使っている

 

仕事、働くって何だろう?

今一度、働く・仕事の定義をしたほうが良いなと思いました。
目的は仕事に対する思い込みを省くためです。

まずオークション売買で生計を立てている人は、
働くという考えをあまり持ちません。
なぜなら自分のいらないものを他人に渡しているだけだから。

仕事といえば「社会に貢献し、お給料をもらうもの」
が一般的だと思われます。

ただお金を得ているだけなら仕事には入らない。
でもお金が入る以上、税金を納める必要があります。
税金を仮に納められなくても、申告する必要はあります。

この時点でお金のやり取りがあることは仕事に含まれます。
それに、ちょっと違った視点から見ると、
実は「他人の未来を手助けする大きな仕事」になります。

参照:働くって何だろう?

 

面として見るニートと仕事

世の中は点で見ると限界がやってきます。
また、つながりも見えないため、人生に対して面白みもなくなります。
だからこそ、世の中は「面」で見なくてはなりません。

すなわち、すべてのことは自分や他人の人生に関わっている。
自分や他人の生き方に違った選択肢を与えるという考えです。

現在、自分はニートで仕事をする気がないと考えている人。
仕事は「社会貢献」と「給与・収入を得る」があります。
たいてい満足する収入を得ていないか、
自分の行為が社会貢献に通じているとは考えられない。

だから働いている感覚がしない。ニートだと思い込んでいる。
でもこう考えてみてください。

例えばツイッターは気軽に自分の思った情報を外に出せます。
外に出して読んだ人がRTなど何かしらの行動を起こします。
これ自体がすでに「社会貢献」です。

RTなど何かしらの行動を起こした人にとって、
他人の情報は「面白い、役に立つ、なるほどこんな意見あるのか」
新鮮味があるわけです。

起こした人からすると、自分の知的領域を増やしたのです。
増やした知識はその場では役にたたなくても、
後で色々と整理や新しい考えを促す際、縁の下の力持ちとして活躍します。

言い換えると、役に立つことしか勉強しないじゃ、
役に立たないものが抱える「別の視点」を得られません。
「別の視点」は役に立たないことの中にあります。

何しろ「みんな同じところ向いている」のに対し、
「自分は全く違った視点から見る」ことにより、
それまで同じ視点しか向いていなかった人が、
「あれ、こんな見方もあったのか」びっくりするわけです。

ツイッターで意見を述べることで、確かに収益は発生していないんだけど、
情報が拡散されたことによって、ある読み手の知的領域を拡大する。

拡大した分野によって新しい興味が増え、何かが生まれる可能性もある。

「その場」だけで見たらだめです。
必ず「別な可能性」「強引な関連」を予想してみること。
ここ、私の母親に述べても「詭弁、お前の言っていることは思い込み」
一言で片づけられてしまうのですね。

その思い込みがまさに「点と線」でしか見えていない証拠。
「面」は必ず何かしらの形で、人類の未来に貢献しているのです。
良い事悪い事含めてね。

 

日本が植民地にならなかった理由

今日の虎ノ門ニュースにおいて、
日本がなぜアジアの中で他国から植民地扱いされなかったのか?
回答の一つに「日本は情報を拡散し、共有する国。
一方他のアジア諸国は情報を独り占めする国」
と述べていました。

日本は外国から届いた書物をすぐさま翻訳し、
みんなが読めるような姿勢でした。
また、良い本は貸し出しや口コミで拡散していった。

一方海外は外国から届いた書物を翻訳せず、
向こうの言語が理解できる人だけ読んでいた。
「自分はお前らと違うんだ」選民意識が働いていた。

確かに選民思想を持つと気持ちよいのですよ。
俺は深い情報を知っている。お前らバカだから何も知らない。
お前らみたいなバカを俺が裏で操る、これほど面白いことがあるか?
選民思想は自分がゲームプレイヤーになる快感があります。

でも多くの人が事実を知らないから、
簡単な情報一つに集団で引っかかってしまい、
間違った方向に動いてしまいがちです。

支配者が望む方向はもちろんのこと、
支配者にとって良くない方向にも簡単になびきやすい。
日本はあれこれプロパガンダを他国から仕掛けられています。
それでもすぐなびかない事情は情報をすぐ拡散する文化だからです。

情報をみんなで拡散し、共有するからこそ、違った考えや見方を持っている。
だからアニメも日本が流行るわけです。
漫画なんて違う思想が星の数ほどあるでしょう。

結果として、違う思想を形にするということが仕事になっているのです。
ニートは社会が作り出した幻想だと私は考えています。

ニートと蔑まれた生活を送っている人。
あるいは自分はニートと自虐になっている場合、
今すぐ蔑む自分を手放してください。

 

職業は「創られる」

感謝

働くということほど、盲点だと思うものはありません。
仕事は「需要」があれば存在します。

需要とは悩みや願望です。
「自分はこれが面倒だから、代わりにやってほしい」
「自分はこういう妄想をしているから、誰か形にしてほしい」

「~してほしい」がある以上、それを形にすること。
結果、仕事になっていくわけです。後は金銭取引をするかしないか。
してもよいし、しなくてもよい。

金銭取引をすることによって、結果として収入が入るわけです。
仕事は「人の想いによって創られる」がわかると、
今すぐやるべきことは「人の想い」を探ること。

「自分の代わりにやってほしいなあ」
を見つけたら、すでに「働く人」となっています。

 

結び:ハイパーエリートニートは存在しない

デレマスニート
※ デレマスではかなり働いていた自称ニート

ニートといえば働かない人、
それも周りが思い描くような職業をしていない人を連想します。
松永かなえ容疑者は偽ブランドとはいえ、販売していました。
この時点ですでに小売業者と一緒です。

ニートと自分で述べている人は働いていないのではありません。
情報を出すということが仕事であるということに気づいていないだけ。
ちょっと、認識を改めたほうが良いと私は考えています。

後、ニートで後ろめたい感情を持っているならすぐ手放しましょう。
情報を人に教えることがすでに仕事であり、
「~してほしいなあ」という思いをくみ取ることも立派な職業です。

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ティラノスクリプトや小説家になろう、ピクシブ他で物語を書きながら、 「私が気になった事件」の裏側を作家の視点で書いているおっさん。

プロフィール画像は自画像でなく、Megabe-0ブログのマスコット、めがびちゃん。

 

雷が苦手で、光を見ると頭が固まる(元から固い)。 月初めは墓参りと神社参拝を行い、賽銭箱へ1万円を入れた際、とても気持ちがすっきりした。

 

■ 簡単な自分史 ■

0歳:釧路のある病院で生まれる。暇さえあれば母乳を吸って、ご飯を4膳食べても体重が落ちるほど、母のダイエットにものすごく貢献したらしい

 

3歳:行方不明になり、全裸で海を泳ごうとしたところ、いとこのお姉さんに発見され、この世へ留まる

 

8歳:自分のお金でおもちゃのカードを初めて買い、経済を知る。なぜか父親に怒られ、家出するがすぐに見つかる。

 

12歳:学校で給食委員長になる。委員長として初めて全校生徒の前にて演説する際、原稿用紙を忘れてアドリブで笑いを誘いながらも何とかやり過ごし、多くの生徒に名前と顔を覚えてもらう。また、運動会の騎馬戦では変なアドリブを行い、多くの笑いを誘った。

 

18歳:初めて好きな人ができたけれど、告白が恥ずかしくてついにできず、別れたことを今でも根に持っている(妻となる人にははっきり言えてよかった)

 

21歳:大学在学中、アルバイトを始める。人手不足かつとても忙しい日々を過ごしながら「どうせなら自分から楽しいことをしていきたいなあ⇒起業って選択肢があるのか」働き方の選択肢を見つける

 

27歳:自分で作った会社がうまくいかず、一度たたんで都落ち。実家でとことん自分を責める日が続く。「何をやっても駄目だな、お前は」など。自分を責めても自殺ができず、体中から毒素があふれ出て苦しい日々を送る。寝るのも怖かった日々。

 

28歳:「このままじゃいけない」決心を決め、小学校からの勉強をやり直す。高校の勉強で躓きながらも、学び直すうちに「自分は何もわかっていなかったんだなあ」大切な教えに気づかされる。 加えて、小説やイラストなど「今までの自分が手を出さなかった分野」に手を伸ばしてみた。

 

29歳:「定義」と「自己肯定」こそが生き方を決めると気づかされ、不安な日々が起きても、心が強くなったと感じる。でも子供の誘惑にはめっぽう弱くなる。

 

35歳:人生初の交通事故(物損)に出会う。冬道の運転で車を上下に大回転(スピンではない)を体型氏、何とか命を取り留め、なぜ生きているのかわからない状態に陥る。

自分の生き方はすべて自分が握っている。わずかな瞬間にしか現れない「自分の真実」を表に引きずり出し、ピンチからチャンスを生み出す発想や視点をブログやメルマガ他で提供中。