おはよう、しゃしゃ。
現在ウディタを使ってRPGゲームを作っている。
ゲームにおいて音楽はほぼフリー音源から借りている。
一番使っているところはdovaさんだ。
さてフリーBGMを借りているものの、
いくら探してもピンとこないから自分で作りたい!
思った音楽がある。戦闘BGMだ。
戦闘BGMに限っては自分で作ってみたい!
ただでさえ作業が多いのに、さらに作業を増やす愚策。
誰かにお金を払って頼むのもいいのに、
どうしても戦闘BGMだけは自分で作ってみたい!
気持ちが勝ってしまい(自制できず)、自分で作ってしまった。
私は音楽に関して本当に素人だ。
楽譜を全く読めない自分が今からやって大丈夫?
30超えたおっさんが今更作曲活動なんてできるの?
気持ちが生じ、ためらう時もあったが、
とにかくやってみようと思って取り組んでみた。
楽譜の読み方を入手!
![](https://i0.wp.com/images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51bhFnE39IL._SX350_BO1,204,203,200_.jpg?w=728&ssl=1)
まず音楽制作を始めるにあたり、私は書店で楽譜の読み方を買った。
作曲も受験勉強の一環と同じで、
英語や数学、プログラミングのようなものだ!
プログラミングやイラスト他で培った技術を
作曲に持ち込めばいいだろう。
捉えたとき、まず必要な作業は「言葉の定義」だ。
楽譜の読み方を手にとって四分音符八分音符を始め、
メジャーコードマイナーコード、長調や短調など、
とにかく言葉を頭に叩き込んだ。
完璧な暗記はしなくていい。わからなくてもいい。
まずは音楽用語へ触れる、頭に叩き込むのが大切だ。
参照:ヤマハ教室-楽譜の読み方
アマゾン:かんたん! よくわかる! 楽譜の読み方
楽譜付き童謡集を手に取った
![](https://i0.wp.com/images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51EKpg1YEWL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg?w=728&ssl=1)
次に手にした教材はわらべうたの楽譜が載った本だ。
アニソンj-popは難しい。
わらべ歌は単純な楽譜が多いので、片手でもひける。
YouTubeでわらべうたを調べると、
たいてい楽譜入りでピアノを弾く動画がある。
楽譜を見ながらどう引くべきかを観察しつつ、次の段階に入る。
実際にひいてみる
ちょうど私の家には電子ピアノがあったので、
電子ピアノを使いながらセブンスコード、メジャーコードなど弾いてみた。
電子ピアノがない場合はスマホアプリやPCソフトをあされば見つかるが、
なるべくなら実際に電子ピアノを使い、手で感覚でつかんでほしい。
始めて作曲、いや、音楽に感動できた。
実際に弾いたところで、長調や短調の違いなどわからぬ部分も多い。
今わからなくても、後からわかるさと考え、次の段階に行く。
作曲ソフトmusescoreを入れる
打ち込みで作曲ができるソフトミューズスコアを入れた。
自分のパソコンが32bitか64bitを確認した後、ダウンロード。
どんなソフトも最初は操作方法に戸惑う。
現在YouTubeにてミューズスコアの使い方について触れてる動画が多いので、
動画を見ながら一つずつ打ち込んでみた。
また四分音符や八分音符など実際にどういう役割を担っているか。
耳で聞きながらいろいろ弾いてみた。
和音も色々聞きながらやっていくと、だんだん脳内で道具が広がっていく。
ここまでが準備段階であり、およそ2週間かかった。
DL:ミューズスコア
素人が行う作曲大作戦
![プログラム](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/08/zbbhy85.jpg?resize=500%2C279&ssl=1)
私は作曲に関して本当に素人だ。
どういう手段で自分の口ずさむメロディを形にしていくか。
またテーマは決まってもどういう流れを連想しているか?
まだまだ「言葉で説明できない」箇所が多い。
「言葉で説明できないところをできるようにする」のがプロだ。
素人がいきなり作れといわれても、絶対に無理だ。
そもそも楽譜の読み方でCやD、セブンスコードなど色々あるが、
実際に耳で聞いてみないとわからない。
何よりハ長調、イ短調など変更したからどうなるの?
4/4と2/4じゃどんな違いがあるの?
耳で確かめなければわからん音楽が多い。そこでまず取るべき項目はこちら。
音楽基本楽譜を作れ!
![音楽を作る](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2021/06/zfetegg8.jpg?resize=500%2C253&ssl=1)
musescoreにて音楽基本楽譜ファイルを一つも受けた。
そこにC、D他、2/4にしたり6/8にしたり、
長調や短調を変えたりといろいろやる。
私は曲を作る前に必ず基本楽譜を作り、
音符と曲の対応を聞き比べながら、作曲に手を出した。
楽譜を借りれ!入れれ!少し変えれ!
一から音楽を作るのはどえらい時間を要する。
そこで私はプロの作家の楽譜を「引用する」作戦に出た。
すでにできあがっている楽譜を見ながら、
そのままmusescoreに打ち込んでいく。
打ち込んだ後、少しずつ自分なりにアレンジし、
メロディの流れに乗ってるかずれてるか微調整を行う。
英作文やプログラミング、ビジネスモデルではよくやる方法だ。
今回作った曲は桃太郎電鉄に出てくる貧乏神のテーマを借りて、
自分なりに改変していった。
楽譜とストーリーの関係
私の場合ドラゴンクエスト5が物語の土台にある。
戦闘BGMもドラクエ5の戦闘曲(戦火を交えて)を土台に作った。
土台がなければ一から音楽を作るのは難しいと考えている。
ビジネスモデルやイラスト、プログラミング作成と一緒だからね。
ドラクエ5のBGMとにらめっこしながら近づけたり、
むしろ遠ざけたり、ほかのフリーBGMに少し近づけたり……
そのままやると戦火を交えてになってしまう。
どこから分岐させるか? 鍵は物語だ。
ブログ記事と同じ感覚で楽曲を作る
![世界地図](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2021/06/dsw.jpg?resize=301%2C300&ssl=1)
ドラクエ5の戦闘曲は序盤、A、B、C、終盤と自分で大まかに分けた。
同じように自分が作る音楽もABCDE……とパートを分けて、
Aパートは「敵との遭遇」、Bは「敵と戦う」、
Cは「作戦会議」と一つずつ小見出しを設ければ、
適した音楽表現ができると考えた。
今あなたが読んでるブログ記事において、
私は小見出しを設けて記事を書いている。
同じように曲を一つずつ区切って激しいところは戦い、
少し落ち着いているときは戦う人たちの気持ち、そして乱戦からの勝者と敗者……
一つずつ軽い物語を考えたうえで曲を作っている。
プロの楽譜から盗むコツ?
![戦火を交えて楽譜](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2021/06/zfetegg6.jpg?resize=500%2C281&ssl=1)
私にとって土台はドラクエ5だ。
といっても耳コピや他人様の楽譜を見ながら研究した。
例えば埋め込んだ動画「戦火を交えて」では高いラから始まり、
一段階低いラで次のメロディ(ストーリー)に向かっている。
音符の並び方をはじめ、メゾピアノ、フォルテほかを見ながら、
「これがあるとどんな役割を果たすのか?
ないとどんなデメリットを生じるのか?」
セールスのごとく考えながら打ち込んでいくと、
なかなかいい曲を作れるんじゃないだろうか?
実際に作った音楽はこちら
実際に音楽を作ってみた。
およそ10日ほど費やして曲が生まれた。
大楽譜を使った理由は単純で、
ト音(ギター)とヘ音(ベース)で重厚な表現を出したかったからだ。
私が最も参考にした楽譜動画、戦火を交えてでも大楽譜を使っている。
まだ編曲はできてないんだけど、できたらまた載せたい。
楽譜PDF:戦闘曲1
OGGファイルはティラノスクリプトでもウディタほかでも使うよ。
実際に再生したらうまく表示されなかったので、youtubeで聞いてちょうだい。
実際に編曲してみた
作曲から今度は編曲をしてみた。
戦闘曲編曲PDFダウンロードはこちら
ミューズ素子はいろいろな楽器をそろえているが、
楽譜に制約があるため、いくつかを選びながらやった。
私はドラクエ5戦闘曲を元にしているから、
動画にあった楽譜を頼りに作ってみた。
いまだにわからない部分は多いけど、
- ギター
- バイオリン
- ベース
- ドラム
- クラリネット
- トロンボーン
- サックス
- ピアノ
などがあれば、いい音楽は作れると分かった。
作曲ができたら高い部分はピアノの高い部分をコピー、
低い部分はピアノの低い箇所をコピー、
後は微調整を行って完成へ持ち込むだけ。
今から+素人でも作曲+編曲活動はできる!
![ゆきの](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2020/08/2021-06-14-05.33.28.jpg?resize=286%2C300&ssl=1)
私は作曲について、限られた人しかできない難しい作業だと思った。
確かに難しい。
脳内のメロディーと実際のメロディーが合わないからだ。
脳内のメロディーに音を合わせるのに一番時間を費やした。
楽譜についてもいまだにわからない部分が多いし、
プロが私の楽譜を見ると、無駄が多くぐちゃぐちゃだろうと考える。
プロの意見などどうでもいい。
とにかくする/しないで迷っているのでなく、
すると決めて一心不乱にやる。それだけだ。
私は30半ば(むしろ後半)から音楽に手を出した。
今までやっていた勉強がおそらく役に立っている。
というより強引に役に立たせている。
例えば数学と物理、どういう並べ方をしたらキレイに見えるのか?
曲の激変がどんな物語を示すのか?
例えばプログラミング。
プログラミングの本質は「定義-分岐-代入→イベント発生」で、
ここに変な音符を入れたらどんな展開になるのか?
例えば現代文、和歌。和歌には57577の並べ方がある。
並べ方にそって楽曲を作ってみたら……
とにかく役に立たない勉強を役に立たせると考えたとき、
音楽もただ楽譜に音符を打ち込む作業というよりは、
作曲者の哲学や思想が反映されているんだな。
ただし聞き手は思想を受け取らない。
あくまでも書き手である自分自身だけが感じる。
今の自分は、あの時の自分はこんなことを考えていたんだなと。
![お願い](https://i0.wp.com/www.megabe-0.com/main/wp-content/uploads/2018/05/sheare2.jpg)