どうも、しゃしゃ(ここを読むあなた)
青山繁晴氏の本「ぼくらの真実」を読みました。
青山氏の文体
大和言葉と丁寧語を使い、品位ある文体で描かれています。
まるで青山繁晴氏がラジオでお話をしているような印象を味わいます。
彼の本はラジオを聴いているか聞いていないかで、
読み方が大きく変わると思っています。
初めて読もうかなあ……と考えている人は
必ずラジオで彼の声をじかに聞くこと。
お勧めはザ・ボイスです。
一人でしゃべるよりも飯田アナウンサーがそばにいたほうが、
青山氏をうまく引き立ててくれるので、
わかりやすいし、彼に対してはっきりと共感できます。
「ぼくらの真実」を読んだ
はじめに「ぼくらの真実」から触れていきます。
現代文の中に古文や漢文(もちろん、解説あり)があります。
中身は憲法の話から天皇の話、独立の話に写真集。
潜水艦の中や講演会、ラジオの一コマがわかる風景など、
青山ファンはにやりとできます。
憲法は「裏側」「米国が仕掛けた戦略」
がわかり、危機感と憤りが文章の中に詰まっています。
特に日本人として生まれたからには、
日本という国の不思議さや政府への怒りがこみ上げてくると、
私は思うのです。
だからこそ、青山氏の意見を鵜呑みにせず、
あくまでも日本を考える機会とすること。
彼の言葉は熱く、静かな怒りを文章中に読み取れるので、
読むうちに感情を持っていかれ、
いろんな方面に対して怒りを感じてしまうのです。
ぼくらの真実を読むときは、
怒りに震えても冷静になるよう心がけてください。
(といっても無理。熱意がすごいのだ)
ぼくらの真実」からもらう熱意
※ 天皇のお言葉も青山氏の解説でほっとするところがある
青山繁晴氏が語る言葉は熱い
ぜひ自分の生き方に利用すべきです。
例えば挫折しそうなとき、
親しい人から裏切られたと感じたとき、
心が寂しくなったとき……
何かにしがみつかないとやっていられなくなった場合、
「ぼくらの真実」を手に取って、最初から読むこと。
はじめは黙読ですべて読み、
二度目あたりからは声に出して読むこと。
青山さんは大和言葉を意識して使っており、品が良い。
品が良い本は黙読っより音読することで、
しゃしゃ自身に品性が身につくだけでなく、
青山氏が持つ熱意も己の魂に入ってきます。
問題が起きたときに青山さんの目線から物事を考え、
対処することができるようになるでしょう。
しかもただ対処するだけでなく、
自分が精神的な意味で一回り成長したと実感できると思います。
心に支えがなくてつらいとき、
一人じゃ目の前の問題に立ち向かうときが怖いとき、
ぜひ声に出して読んでみてください。
声に出す場合、購入して何度も読んでくださいね。