おはよう、しゃしゃ。
フランスのテロ事件に続き、トルコでは軍隊がクーデターを起こした。
どちらも日本時間の「朝」に起きている。あさが来たじゃないのに。
ところで、軍によるクーデターが起きる前まで、
エルドアン大統領がどんな評価を受けているか。
また、経済ではどんな影響が出たのか。見ていきたい。
ゴールド大上昇
※ 世界の株価より
ヤフーニュースによると、15日夜(日本時間16日午前6時ごろ)
軍隊がクーデターを起こしたよ。
日本時間午前6時は米国ニューヨークだと午後5時頃だ。
クーデターが起きた後、ゴールドが一気に上昇。
円も投資家が「安全・信用」として購入し、円高となった。
(円高:円ドル相場にて、グラフで減少に向かう様)
先日まで、円安は1円ずつゆっくり上がっていくのに、
事件があるとすぐさま円高になって、下がっていく。
上げるのは難しくても、下がるのは簡単なのが円なのかしら。
トルコ政変でリラ急落、1ドル104円後半=NY市場 https://t.co/NaYFzBShKq
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2016年7月15日
フランスに続いて中東ヨーロッパ方面でいさかいが起きるとは。
軍隊がクーデターを起こすとなると、考えられる原因は……
・大統領が軍隊を粗末に扱っている
・大統領の戦略が売国過ぎて泣ける
・他国や一部の大手投資家がそそのかした
他国やグローバル企業にそそのかされて動くほど、
軍隊はバカな組織ではない。
あくまでも「補助」としてみるべきであり、
本質はリーダーが軍隊にとって都合の悪い行動を起こしたからだ。
円高2円以上、ユーロ/英ポンドが
※ ヤフーファイナンスより
ところで上記画像にて、赤く囲っている部分がある。
減少傾向とは反対に「上がり傾向」にあると判断した。
@megabi0 今は、トルコ国民が選ぶのを邪魔しない事が肝要じゃないですかね?
大変だ!助けてあげる!って、よその国が口出ししたら、余計に拗れる元ですし
落ち着いたら、国の運営が上手く行くようにアシストする事が一番じゃないですかねぇ— ひらぎ (@hiragi1123) 2016年7月16日
特にユーロ/英ポンド。危機があると投資家たちは「信用できる円」を買う。
しかしユーロ/ポンドではユーロ売りが加速している。
反対に見ると「ユーロよりポンドが信用できる」とみられ、
ポンドを購入する投資家が多いとわかる。
@megabi0 これではEC加盟が遠のいたね
軍事支援も米国基地も提供したけどエルドアンはアタチュルクならず— 加藤繁幸 (@ogaki1959) 2016年7月16日
※ アタチュルク:トルコ共和国の元帥
後もう一つ、カナダドルも売られ、スイスフランを買う人が多い。
カナダの方でも政情不安定な出来事があったのか。
調べると、トルコとカナダが今後、自由貿易を結ぶ良い関係になろうとしていた。
そこでクーデターが起きて、契約が破たんしそうになっている。
エルドアン大統領は権力にとりつかれた魔物?
トルコでクーデターか 軍が声明「新しい憲法を準備」https://t.co/uwnGdpasCj トルコ国営メディアTRTのアナウンサーは、軍の声明を読み上げたうえで、「民主主義が現在の政権によってむしばまれていた」と動機を説明、「可能な限り早く新しい憲法を準備する」と述べた。
— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2016年7月15日
参照サイトをいくつか見て回った。
エルドアン大統領は権力にとりつかれ、
トルコの最高指導者かつ独裁者になろうとしていたそうだ。
別の参照記事によると、トルコの通貨「リラ」が暴落した。
(もちろん、今回も落ちている)
@megabi0 こと、トルコに関しては、ものすごい親日国ですからね。「海難民1890」。歴史を他人事だと感じ、「関わらない幸せ」を選ぶ人。「助け、助けられた過去に対して、何かできることはないか」と考える人。両方いていいでしょう。私は圧倒的に後者です。あなたはご自由に。
— 由岐 (@subarasikiyuki) 2016年7月16日
原因が汚職事件の発覚で、何人かの閣僚も引き込んで、
政治事件に発展したんだと。
反対派を糾弾し、中央銀行にまで圧力をかける。
あまり良い印象を抱いている人は少ないみたいだ。
トルコ絶対殺すマン一覧
・クルド諸派。トルコにボコられ倒された歴史があるゾ。
・アルメニア人一同。トルコに領土奪われるわ虐殺されるわ大変だったゾ。
・キプロス。北側半分はトルコの傀儡政権。
・ギリシア。長年の敵対国家。隙あらばトルコを滅ぼそうとするお茶目な子。— グルッペン・フューラー (@sovietunion1945) 2016年7月15日
経済で見ると、エルドアン氏が大統領になる前、
トルコはハイパーインフレが発生し、国の危機に陥った。
彼が大統領になると、積極的に外交して投資してくれと、呼びかけた。
一方でトルコ中央銀行に圧力をかけて、内政をおろそかにした。
選挙運動も重なり、経済改革も止まってしまった。
軍人としては危機感を抱いたのだね。
軍人が政権を掌握した後
イスラム主義を掲げるエルドアンが権力を掌握し、本来ならば権限の弱い大統領に権力を集中させ、権威主義的な体制を固めていることや、頻発するテロなどでトルコ軍が立ち上がった、という状況なのだと推察する。多分、相当な準備をしていると思うので政権が抵抗すれば社会的混乱は長引く気がする。
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) 2016年7月15日
軍人が政権を承諾した後、大きな問題として……
経済に優秀な人などを、大臣に雇わないと、
エルドアン在任中より、トルコ経済が大打撃を受けるだろう。
優秀な人を雇っても、軍隊の下で政策を行う。
軍人が経済担当を任せると、武器の使い方はプロでも、
経済勝負にかけてはど素人の集まりだ。
トルコで軍の一部がクーデター?クーデターが成功か否か含め情勢は流動的だ。ポイントはクーデターを起こそうとした軍の一部がどれほどの勢力で、どれほど軍を掌握しているかにより、成功、失敗含めて情勢が変わってくるだろう。佐藤も今日から出張予定で、イスタンブール空港も使用予定。情報を集める
— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2016年7月15日
素人は現場に接して初めて現実がわかる。
現実が休む暇もなく訪れたとき、
逃げたくても逃げられない状況が続いてしまう。
そういう時、国を乗っ取るチャンスが生じる。
いくら軍事方面が良くても、お金や女、名誉や地位など、
「人間の我欲」を最大限高めてくれる連中にそそのかされると、
結果としてトルコの治安は大きく乱れる。
トルコのクーデター軍は戒厳令を敷いてる中を大統領の要請で抗議に集まりだした市民に発砲したようです。まぁ酷い話ですけど、日本にまで戒厳令云々が伝わってる最中にデモを呼び掛ける大統領も言いなりに出てくる市民も能天気過ぎだろ。
— F.moera (@lbg0310) 2016年7月15日
乱れると内戦に陥る確率が高くなり、武器が売れる。
素人が実験を握って化ける人もいるけれど、
たいていは「押し寄せてくる現実」や、
「隙を狙って利得のために動く連中」にそそのかされ、
物事を正しく見れず、間違った方へ向かう。
結果、そこに住む国民を路頭に迷わせるだけだ。
トルコ軍 クーデター失敗 pic.twitter.com/QwyjxxTo5z
— トマト大好き (@tmato30kcal) 2016年7月16日
なお、軍事クーデターは失敗に終わった。
ただ、全員が白旗を上げたわけではないので、今後も起きるだろう。
脱線:プロと素人の違い
トルコのクーデター、米国には青天の霹靂だろうが、こっちから見れば当然。エルドアン大統領は三期目に入ってから完全に独裁化していたし、よく見れば民主主義からイスラム法へシフトしつつあったのがわかる。さらに欧米のIS勢力図の理解=「どこがISの味方で、どこが敵なのか」が間違ってるから
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2016年7月15日
ふと気づいた、素人とプロの違いは何かと。
世の中生きていれば「ありえない・嘘だろ」
焦る出来事、思い通りにならない現実が押し寄せて来る。
頭の中では「こうなるはずだ」完璧な計算をしたのに、
現実は完璧どころが、予想外の結果が出てしまい、
「期待と現実の差」に立ち会わねばならぬ。
このとき、冷静に涙を流しながらも、
現実を受け入れながら同時に期待をし、次につなげる人がプロだ。
現実を受け入れず、ただ期待だけをもって、
結果に向き合わない人は素人だ。
権威主義的な他のイスラム国家とは異なるのもトルコ。政教を密接にする事で文民政治が過度に宗教的・強権的になりうるのもトルコ。うーむ。
— ラビフライ@うさぎ (@kiruria281) 2016年7月16日
素人が大きい仕事を行ったらどうなるか。
初めのうちは良いんだけど、嫌な事実はどんどん押し寄せて来る。
しゃしゃはどうだろう。嫌な事実が起きても、
歯を食いしばって結果を受け入れているかい?
次はどこが来る?
トルコでクーデターか、首謀者は誰だろう?本当のバックも興味深いね、CIA?モサド?Is?色々と説があるよね〜っ
— @sayuri153言論弾圧twiter (@gDMNmbjXJNyn9n6) 2016年7月16日
今回の事件を通し、一部の軍人はこう思うかもしれない。
「トルコにできたのだ、俺らにだってできる」
飛び火して、どこかが紛争地帯になるかもしれぬ。
日本はどうなるのだろう……というより、
チャイナが南や東シナ海含め、争いが起きているから、
色々と備えておかないといけないね。
現実をきちんと観ない、受け入れない、振り向かない姿勢が、
大きな災いをもたらすのだ。気持ちだけでも備えておこうね。
旅行中にテロ・争いにあったら?
先週、仕事で話しあった…
相手:8月の連休どっか行くの?
私:多分どっかにも…来年のGWが行きたい国々あるから…
相手:どこ?
私:フランスの南部、モンテカルロ辺り、あとはトルコとモロッコ…そちらで試合見に行きたい、サポーター熱いから。モロッコの平和を祈っております!
— Junior – ジュニオル (@AJunior0825) 2016年7月16日
しゃしゃがどこかへ旅行した場所にて、
いつテロやクーデター他、命に係わる事件に遭遇されるかわからない。
コロンビアにいる私の知人はバスに乗車中、
クーデターに巻き込まれたよ。金品を渡して無事だったと。
二次元と違って、実際は敵を倒す能力はほぼないから、
一つの身を守る手段として、お金は余分に持っておいた方が良いね。
海外旅行前に:海外旅行保険のAIU
「もし海外で何かあったら不安だなあ。旅行で不安な出来事に巻き込まれたら……」
少しでも思っているなら、上記サイトにて海外旅行における注意や、
被害実例、旅行前に注意すべき内容があるので、ぜひ読んでみて。