※ 初登場から既に苦労人の男 | ヒーローマニア [pixiv]
おはよう、しゃしゃ。
今日、友人の付き添いである英語セミナーに参加した。
フィリピンで10年間以上、現地の人に日本語を教えていた先生が、
面白い英語学習について述べていたよ。
先生は川村さんという、おじいちゃんだ。
彼が述べた内容について、メモした部分を記述していくね。
日本人と外人の違い
※ 講習後、友人とタリーズコーヒーでアイスを注文
椅子に座るとする。日本人は姿勢正しく座る。
外人はくつろぎ過ぎて、椅子で眠ってしまう。
日本の良さは規律が良いと述べていた。
しかし英語で現地の人とお話をする際、規律の正しさが邪魔をする。
英語は「文法」や「単語」は正確に扱えないと、相手に通じないと思うでしょ?
実際に会話すると、文法が違い、単語を忘れていても、
「相手と話をしてみたい」という気持ちがあれば、
コミュニケーションは簡単にできる。
そりゃ文法や単語は覚えておいたほうがいいさ。
でも覚えていなくても話はできる。
日本人は形式にこだわりすぎて、
「文法や単語をきちんと覚えていないと扱えない」
思いがちなんだけど、もっとラフでいい。怠けた状態でいい。
相手と話をするときは「気持ち」こそ大切だ。
英語と日本語の順番
※ 講習中のメモ一部
a beautiful dress 美しいドレス
I eat a bread 私はパンを食べる
英語が大嫌いになる理由の一つに「順番の違い」がある。
英語は基本「主語 述語 目的語……」と続く。
日本語は「主語 目的語…… 述語」となる。
一言でいうと、動詞の順番がひっくり返る。
日本語と順番が違うため、まともに聞き取れず、嫌いとなってしまう。
しかも日本語は「変幻自在」に対し、英語は「即決断」だ。
私はパンを……の後に、どんな言葉が入るだろう。
「食べる」「ちぎる」「投げる」ね、行動が違うでしょ。
述語がなければ、様々な状況が浮かんでくる。それが変幻自在だ。
しかし英語は先に即決する。
私は「食べる」「投げ捨てる」行動が先に来る。
日本語と英語はそもそも言語でなく、手段が違うのだ。
主食が言語の違いをもたらした
※ 桜餅を初めて食べる、桜の葉っぱがしょっぱいのな
川村さんによると、西洋はいかにして食料を手に入れるか。
西洋における主食は「肉」だ。肉は狩猟でないと手に入らない。
そこで獲物をとるため、即決するために言葉が発達した。
日本語のように「あいつが槍を持って逃げたぞ」では遅い。
「あいつが逃げたぞ」目的を早く言わないと、
「あいつ」が何をしでかすかわからないのだ。
おかげで英語を話す人は即決力が付く。
また自己主張が先に来るため、とにかく譲る精神を持っていない。
一方日本語の主食は米だ。お米は肉と違って逃げない。
しかし天候に左右される。だから天候で凶作となる前に、農民が集まり、話し合う。
話し合ってから「収穫すべきか」を決める。
天気をよく観察せねばならないから、日本は観察力が優れている。
神様と主語
講演内容にはなかったが、後で質問を通して聞いた。
英語は「唯一神(キリスト教)」による絶対化が背後にある。
だから主語が必ず存在する(指示語、無生物主語など)
一方日本は八百万の神であり、すべてが神様だ。
すなわち「相対化」が基本であり、主語がなくても通じる。
スパイダーマンと1995年(冗談話)
川村さんが1996年にフィリピンに向かったところ、
当時スパイダーマンが人気だったそうだ。
なぜかを考えたところ、1995年はウインドウズ95が出た。
パソコンが初登場し、「ウェブ(web:蜘蛛の巣の意味)」が広まった。
ウェブはインターネット用語でも扱うよね。
スパイダーマン→蜘蛛の糸→Webより連想した結果、彼は有名になった。
ちなみにスパイダーマンの実写映画は暗いんだよなあ。
アニメのスパイダーマンは明るいヒーローなんだよね。
特にディスクウォーズアベンジャーズに出演していたスパイダーマン。
ロキ様(笑いの神)には負けるけれど、皮肉屋で面白かったなあ。
なお、スパイダーマンがフィリピンで流行った理由は、
川村さんによる「冗談話」だ、本気で受け取らないでね。
この話を通し、「ユーモア」と「好奇心」が新しい考えを生み出す。
述べていたから、スパイダーマンの話を書いた。
英会話はもっと気楽に
私も仕事で外国人と話をするときがある。
文法や単語を間違えても、話は弾んでいくよ。
というのも「人間同士」の会話だし、相手だって英語レベルは大差ない。
いくら英語をうまく扱える人でも、相手に合わせて話をしてくれる。
相手に委ねる気持ちで話をすると、英会話は面白いよ。
(ただし、相手が何を言おうとしているのか、こちらも全力で知らねばならぬ)
もちろん、ペラペラ話しができるに越したことはない。
ただ、日本語と英語は脳の使い方からして違いがある。
日本語→大切な行動は最後に伝える
英語→行動こそ最初に伝える
英会話で相手と話をするとき、日本語変換はしないほうがいい。
日本語がむしろ邪魔になるから、英語は英語で考えること。
triangle→三角形→△でなく、triangle→△と日本語を介さない。
弾む会話を分解
私が川村さんの話を聞いているとき、
「会話」ってどうやって弾んでいくのだろうと考えた。
私「今日、フィリピンで日本語教師をしていた川村さんから、英語上達に関する話を聞いたよ」
妻「仕事の役に立った?」
私「うん。英語と日本語の違いは文化から生じるんだって」
私と妻の会話において、妻は私の話を聞いて、
「英語上達が仕事とどう結びつくのか」を訪ねたね。
人と話をする際、「ツッコミどころ」を一つ用意して尋ねる。
そこから会話が弾んでいくよ。もう一つ例を出そう。
私「今日、フィリピンで日本語教師をしていた川村さんから、英語上達に関する話を聞いたよ」
妻「英語上達ってどうすればいいの?」
私「日本語は形式にこだわるから、自由な感じで英語を聞く。しゃべるときはまず気持ちから入る……」
妻は私の言葉の中から「英語上達」というキーワードをもとに、
彼女なりに想像を膨らませて尋ねたよ。
一つのキーワードから「何かを考察」して尋ねる。
会話ってこうやって弾んでいけばいいんだね。
会話は気楽でいい
英会話は基本、交渉やビジネスの場でない限りは気楽でいい。
交渉やビジネスは相手の狙いを考えながら話をしないと、
相手の思うがままにされてしまうよ。
英会話というより、交渉(勝負事)の世界だ。そうじゃない限り、会話は気楽でいい。
上記サイトは「単語は中学生レベルで構わない。
むしろ余計な言葉を覚えるから英会話ができなくなる」
発音を正確に覚え(英語は表音文字であり、発音が言葉を決めます。
一方日本語は表意文字で、見た目の文字が言葉を決めます)、
型を覚えながら実践形式を積んで英会話をやっていく方法だ。
気楽に学習して、英語をしゃべって旅行やナンパをしたいなあ……と浮かんだら、
申し込んでみっちり訓練を受けるといいよ。
ということで、今日からラフな気持ちで英語に向き合っていこう。
英語も所詮、話をするための手段なんだからさ。