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イスラム女性
※ arabian gulf style | sasucchi [pixiv] より

おはよう、しゃしゃ。イランが経済制裁解除を受けて、
日本の大手エンジニアリング会社「千代田化工建設が、
製油所改修工事の受注を受けたんだと。

イランは中東の中でサウジアラビアと国交断絶した国だ。
経済制裁解除とはいえ、きちんと受注できて元は取れるのか?
自分には関係ない会社だけど、不安を覚えるのだ。

そこでイランをちょっと振り返ってみよう。

 

イランの経済制裁と解除

千代田化工建設株価
※ 千代田化工建設の株価

イランが経済制裁をアメリカから食らった年月は2006年。
核開発関連が原因で制裁された。
でも経済制裁することで米国に利得があると考えてみよう。

参照サイトに書いてあるように、一つは基軸通貨ドルを守るため。
米国は双子の赤字と呼ばれるくらい、財政が破産寸前まで追い詰められている。
しかし、ドルで取引する国が多いため、何とか破産を免れている。

「ドルじゃいやだ、円じゃないとダメ」
という国はすなわちドルを使わないで取引を行う。
するとドルが使われなくなり、米国は破産まっしぐらだ。

そこでドルこと自国の未来を守るために、ニクソンショックや中東戦争を引き起こした。
他の理由は参照サイトを確認してほしい。
いずれも「米国にとって利益」をもたらすために行ったものばかりだ。

参照:イラン経済制裁の裏

 

イランの歴史と地政

イラン地図

イランは2016年1月に大使館爆撃を通し、
サウジアラビアを含む中東やアフリカ諸国のいくつかと国交断絶した。
(その後、イラン側からサウジ大使館の空爆犯人を捕まえた)

イスラエルもイランの行動を注意深く見守っているという。
ここでイランの歴史について少し触れてみよう。

1979年にイラン革命が起きた。
イラン革命が起きる前は1925年にパフレヴィー朝が起きた。
軍国主義体制かつ、イスラーム聖職者の影響力を排除、
男女同権を提唱して女性の社会活動を推奨した。

その後35年にイランに改めた。
第二次大戦はイギリスやソ連の影響(圧力)を受けるようになり、
1961年に極端な西欧化政策「白色革命」を起こした。
国際石油資本に依存したいわゆる西欧の奴隷化だね。

イラン国民の民族的・宗教的感情を無視し、言論弾圧を徹底的に行った。
おかげで反発が強まり、1979年にイラン革命が起きた。

ホメイニ
※ ホメイニ師

このときの指導者、ホメイニ師が指導者となって、
イラン=イスラーム共和国が誕生し、イスラム教に従って厳格な指導を行った。

当時は反米を掲げてアラブ諸国とも亀裂を深めたんだと。
現在サウジとは関係が危ないが、米国とは関係修復が行われているよ。

参照:世界史の窓(イラン誕生とイラン革命)
イラン(外務省HP)
イラン経済制裁解除、敵対国は警戒強める

 

イランの経済制裁解除

イラン地図2
※ イランの周辺地図を拡大、イスラエルは押さえておこう

2016年1月16日、イランは核開発を制限すると判断を下した。
おかげで欧州各国が経済制裁を解除し、今回の日本企業が受注を取った。
もちろん背後に日本政府も絡んでいる。

イランは産油国であり、日本以外もビジネスを組みたいと考えている。
他国とビジネスを結ぶメリットは外貨獲得だ。

一応イランは親日国といわれている。
だからイラン側から日本にひどいことはしないと思われる。
しかし、日本とライバル国が現地の兵士を雇い、襲う確率はある

何が起きるかわからないから、政府はきちんと防衛をしてほしい。

参照:イランと米国と経済制裁解除

 

イランと韓国

イランと韓国で「資金」に関するニュースがある。
韓国国内にあるウォン建て口座を解約すると、イランが発表した。
調べると、イランの経済制裁に韓国も加わった。
そこで金利に関する問題が韓国とイランの間で生じた。

韓国側は優位に立って、イランの要求を無視した。
他にイランから韓国に預けたお金を、韓国側が使い込んでしまったらしい。

イランとしては経済制裁解除したから、韓国から貯金を引き下ろして買い物をしたい
だが韓国がそれを断っているという状況だ。

イランから金を引き出されると、ウォン安になってしまう。
(ウォンは国際通貨じゃないので、ドルで取引できない)
銀行はドルを用意できずに困ってしまう。

ウォン安になると、海外からドル建て国債で借金をしているため、
借金返済時、大いに困るのだと。
韓国はデフォルトを起こす確率が高くなり、外資も逃げる。
その後、韓国経済というより国内はどうなるのだろう……

イランが困っているとき、韓国は高圧的な態度に出た。
イランが困らない状態になると、韓国が今まで自分らの行為に焦り、
イランに「仕返しをやめろ」と要求している。
日本にやったこととまんま同じだね……。

参照:イランから仕返しを受ける韓国(中央日報)と解説

 

イランを知るために

イランに対して私は期待より不安のほうが多い。
中東をもっと知っておかないと、何をされるかわからない。
中東の多くは日本に対して否定的な感情を持っていないそうだ。

だからこそプロパガンダ一つで、日本に悪感情を持たれる確率も考えねばならぬ。
イラクなど中東で仕事をする場合は必ず、歴史と地理、言語を学ぶ事は必須だね。

そこから国民の習慣が理解できるから。
相手を知らないで日本の気持ちだけで交渉することは傲慢だ。
相手にもいろんな事情や事情がある。

そこを理解したうえで交渉事をすることこそ、国際感覚を身に着けるものだと考えている。
もちろん、日本人は「日本」の歴史や地理なども見直さないと、
自分がわからずに恥をかいてしまうよ。

イランはペルシャ語だ。だからペルシャ語を学んで会話したいなあ。
思ったらこちらを徹底的に繰り返し聞くことをお勧めするよ。

本:まずはこれだけペルシア語 (CDブック)

次にイラン旅行を考えているならこちらでイラン事情を知っておこう。
外務省HPのイラン情報も役に立つかもしれないよ。

本:イランを知るための65章 エリア・スタディーズ

イランの観光名所

イランに旅行する際はこちらからホテルを探して止まるといい。

【Booking.com】世界のホテル割引予約

 

結びに:日本にはいいことか?

今回のイランとのビジネスは何事もなければ、良い結果で終わるだろう。
外貨獲得も日本にとって重大な仕事。

私たちは今後、どんな仕事をするかわからない。
少なくとも相手国を理解すると、防衛他もできるようになる。
知らなければそこに隙ができる。ぜひ知って、未来に備えておこう。

 

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